ミッドウェー夜戦2
本来ミッドウェー夜戦は一話構成だったため、今回は短めです
1942年5月4日
越後はレーダーに捉えたハルゼー艦隊の先頭を行く駆逐艦を頼りにハルゼー艦隊の中心に向けV1を発射した
【高速飛行物体が本艦に向かって来ます】
予想通りに夜間発進のために甲板を照らしていた為、V1の赤外線誘導装置はインディペンデンスを捉え向かって行った
【なんとしてでも撃ち落とすんだ】
しかし対空砲は虚空に光の線を描くだけでV1には全くと言って良いほど当たっていなかった
【トムキャット隊はどうした?】
【さっき帰還したばかりで第二波のトムキャットはこれから出撃するところです】
【仕方無い、シースパローを使用するぞ】
シースパロー発車機が向かって来るV1に向けて発射された
【全弾命中、流石未来のミサイルですね】
全弾撃墜した所に再びV1が飛んできた
【敵の第二波です】
【第二波のトムキャット隊の発進用意は出来たか?】
【準備完了しました】
【至急発進させろ、艦隊に向かって来るミサイルや爆撃機の迎撃がトムキャットの主任務だったはずだ】
カタパルトによりトムキャットが次から次へと発進していく、そして、トムキャットは優れたレーダーにより捉えたV1に向けてサイドワインダーを放ち撃墜していく
【トムキャットの前には日本のミサイルなど無力だ】
【司令、レーダーに日本軍の航空機が写りました。どうやらウェーク島の日本軍機のようです】
【もうそんな所まで来ていたのか、追撃中止し全艦に反転命令を出せハワイに帰るぞ】
【了解しました】
日本軍機の航続距離に収まったことを悟ったハルゼー艦隊はハワイに引き返していった
「司令、敵艦隊が引き返していきます」
「そうか、逃げ切れたか」
その時、越後の背後から日が登り始めた
「見ろ夜明けだ、長い夜だったな」
こうしてミッドウェーの飛行場は機能を失い日本軍の作戦は成功した。
その頃、囮である山口多聞率いる第三機動艦隊と小沢治三郎率いる第二機動艦隊は、サモア近海に居るとされるスプールアンス艦隊との海戦を行おうとしていた。
日米両軍の名将と呼ばれる将軍達によるこの海戦は後に南太平洋海戦と呼ばれ、ミッドウェー夜戦と並び太平洋戦争の行方を左右する戦いとなるのであった。
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