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水面下の戦い

戦闘シーンに迫力が出せません(涙)

1941年 12月下旬

太平洋艦隊司令官であるチェスター・ニミッツ提督は暫くの攻勢を止め無差別潜水攻撃を開始、日本の生命線である東南亜細亜での通商破壊作戦を開始した。

史実でも潜水艦乗りであったニミッツ提督は無差別潜水攻撃に力を入れ、日本をじわじわと追い詰めていったが、今の日本には第五護衛艦隊も存在しイギリスとの協力で対潜に力を入れてきたため熾烈な狼と狩人達の戦いが始まった。

12月下旬 ルソン海峡

フィリピンと台湾の間にあるルソン海峡は潜水艦に待ち伏せされやすいため対潜哨戒機“東海”と曳航式ソナーを装備した対潜用晴空が集中配備されていた。

対潜哨戒機“東海”

全長 13m

全幅 17m

航続距離 4000km

武装

500kg爆弾×2か250kg爆弾×4、20mm×4、MAD、ソノブイ×6

史実の東海をベースにエンジン出力と航続距離、武装を増やした。ソノブイとMADを胴体に格納し潜水艦を発見ししだい急降下爆撃を行う。東海三機が編隊を組みながらルソン海峡を哨戒していた

「こちら東海1、各機状況知らせ」

「こちら東海2異常無し」

「こちら東海3異常無し」

開戦直後フィリピンを落として日本軍が制空権を握ってからずっと哨戒を行なってきたが潜水艦の潜望鏡の目撃どころか潜水艦の反応すら捉えたことが無く、MADが本当に潜水艦を捉えられるのか対潜哨戒機を運用していた護衛艦隊が疑問に思い始めた頃、それはやって来た。

「こちら東海3、今微弱だがMADに潜水艦の反応があった」

突然の連絡に東海隊が慌ただしく動き始めた

「こちら東海2、こちらのMADにも反応があったぞ」

「これだけ反応があれば外れは無いだろう、ソノブイを投下しろ」

東海1からソノブイが二基投下される。ソノブイは一基で家が二軒建てられるほど高額なため潜水艦が確実にいるような時のみの投下が義務づけられていた。

「機長、ソノブイに反応がありました四隻います」

「よし、急降下爆撃するぞ」

上空の東海三機が反応のあった場所へ急降下爆撃を行なった。250kgを二発投下し急いで機首を上げる

「潜水艦の反応が消えました」

「もう一匹仕留めるぞ」

機首を上げた東海が再び急降下し250kgを投下する

「重油が浮かんできたぞ、やったな」

「まだです機長、反応が消えていません」

「くそっだまされたか、東海2、3投爆たのむ」

「了解」

東海2、3の爆撃は命中したのか潜水艦の残骸が浮かんできた

「各機帰還するぞ」

爆弾の無くなった東海隊は台湾にある基地に引き返していく、この交代の間にも潜水艦はルソン海峡を通っていくためバレンバンなどから本土に向かう輸送船団には護衛艦隊が護衛に着いていた。

松級護衛駆逐艦

全長 110m

全幅 10m

排水量 1400トン

武装

連装12.7センチ砲×2、ヘッジホッグ×2、六連装53センチ魚雷発射管×1、四連装40mm×6、海星二機

護衛艦隊用に建造された最新鋭護衛駆逐艦、量産しやすいように直線を多用している対艦用に潜水艦用魚雷を流用出来る魚雷発射管を持つ


パラワン島沖、梅

本土に向かうタンカー12隻の護衛を最新鋭の松級護衛駆逐艦5隻が護衛していた、船団の周りを5機の海星が飛び対潜哨戒を行なっていた。

「潜水艦いませんね田中司令」

「居ないなら居ないで有難いものだよ」

この船団の司令を務める田中頼三少佐は名の知れた水雷屋だったが海軍の新型艦が魚雷をミサイルに変え始め、水雷屋としての技術を生かせなくなってきた時に護衛艦隊用の新型駆逐艦には魚雷が付くらしいと聞き護衛艦隊に移った変わり者だった。

「それにしてもこの松級は船体と機関、ヘッジホッグ以外は寄せ集めですよね、主砲は秋月機銃と魚雷管は旧式艦から剥がしたものですからね」

「僕としては魚雷管があれば何でも良いさ、再装填分も入れて12本だけでもね」

「確かこの魚雷管は潜水艦の魚雷も使えるそうなんで補給面では優秀ですよね、W魚雷も射てますし」

「司令、先頭の楠が潜望鏡を発見しました」

「海星に爆雷を落とさせろ、対潜戦闘用意」

梅は全速で潜望鏡に向かっていく

「司令、本艦の右舷にも潜望鏡」

「ヘッジホッグを発射しろ」

ヘッジホッグがロケットによって発射され、24個の爆雷を付けた網が開き沈んでゆく

「圧壊音を捉えました」

「右舷に雷跡4」

仕留めた潜水艦は魚雷を発射してから圧壊したのか魚雷が船団に向かって来た

「主砲や機銃で魚雷を撃て、最悪この艦を盾にして船団を守れ」

梅は向かって来る魚雷に砲撃をするが全く当たらない

「船体で魚雷の腹を叩け、なんとしてでも止めるんだ」

梅は速度を上げ、前を通過しようとした魚雷に突っ込み船体で魚雷を折った

「一基破壊しましたが後二本が本艦に向かって来ます」

「機関員を上がらせろ」

機関員が甲板に上がり終える頃、魚雷が梅に命中した「損害知らせ」

「一本不発でもう一本は機関近くに命中しましたが配水は止められそうです、機関もシフト配置のおかげで半分は動かせます」

他にも潜水艦が居たらしく他の艦から連絡が入ってくる

「桐被雷、退艦命令が出ました」

「急いで救助に迎え」

この後、この船団が本土に到着するまで潜水艦には遭遇しなかったがこの対潜戦闘の際に駆逐艦1、海星2を損失し梅を含む駆逐艦2がドックに入った。しかし、潜水艦を3隻は確実に仕留た。

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