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マーシャル諸島戦線2

中国や韓国の事で忙しくて投稿が遅れました

12月17日

メジェロにとりあえずの前線基地が完成してきた頃、クェゼリン近海の偵察をしていた潜水艦がクェゼリンにいた日本軍の機動艦隊がウェーク島方面へ出港したとの連絡を受けて米軍は機動艦隊が留守のクェゼリンへ侵攻を開始した。しかし、第四機動艦隊の出港は罠で日本軍は戦前からの防衛方針である慚滅作戦を実行するため、米艦隊を誘き出すための罠として第四機動艦隊を出港させたのだ。そして、米艦隊出港の知らせと同時にクェゼリンを出港した第四機動艦隊は進路を南東にとり米艦隊を側面から攻撃するために進路を変えた。

米艦隊にはモンタナ級一隻、サウスダコタ級三隻、ペンシルベニア級二隻、ノースカロライナ級二隻の八隻の戦艦がいた。八隻の内モンタナ級は46センチ砲を12門ノースカロライナ級も46センチ砲を6門をサウスダコタ級は41センチ砲12門、ペンシルベニア級は36センチ砲12門を搭載していた。

これに加え空母二隻に巡洋艦12、駆逐艦32という大艦隊は一路クェゼリンを目指した。

クェゼリンとメジェロの距離は僅か700kmしか無いため、日本は反復攻撃が出来ないため一撃で決めなければクェゼリンは猛烈な砲撃に晒されることになるため、クェゼリンからは米艦隊攻撃のため追尾魚雷を懸架した激風とイギリスと開発した10トン爆弾“トールボーイ”を装備した連山、新型戦闘機の蒼星が離陸した。

米艦隊の側面に回っていた第四機動艦隊からも艦載機が発艦しようとしていた。

「米艦隊とはまだ往復出来るほど距離を詰めていないが、お前達には出撃してもらう。お前達が発艦した後全速で米艦隊との距離を詰めるから帰りの事は気にするな、俺はお前達の帰還は望まない俺は敵空母の全滅を望む」

第四機動艦隊から艦載機が全力出撃していく、全機発艦後第四機動艦隊は全速で米艦隊との距離を詰め始めた、後にこの戦術は角田チャージと呼ばれるようになる。

「提督、クェゼリンから敵機が出撃しました」

「艦載機全機発艦」

米艦隊からもヘルキャットとスカイレーダーがクェゼリン目指して発艦していくが僅か700kmほどしか無い距離を蒼星が一気に距離を詰め発艦したての艦載機群に突っ込み、編隊を崩した。

ヘルキャットが蒼星と空戦を繰り広げている隙に激風と連山が攻撃を始めた、対空砲も味方機への誤射を恐れてか空戦を繰り広げている空域には攻撃できないため弾幕は厚くなく攻撃機の攻撃を許してしまった。

【双発機が雷撃だと、回避行動をとれ】

【駄目です、敵魚雷が追尾してきます】

激風の航空魚雷は敵艦のスクリューを破壊するために開発された魚雷で高性能の追尾装置により高い追尾性を持っていたが、火薬量が少ないのが弱点なためスクリュー以外を破壊するのは困難だった。

一基のスクリューが殺られモンタナの速度が落ちた所に連山がトールボーイを投下した。テルピィッツを一撃で破壊した対ブンカー用爆弾はモンタナ級にも十分有効で一発でモンタナを大破漂流させてしまった。

この追尾魚雷で足を止めてからのトールボーイ投下によるトドメをさす戦術によりノースカロライナ級、ペンシルベニア級が沈没しサウスダコタ級がスクリューを殺られ小破、モンタナが大破と戦艦部隊が壊滅的打撃を受けた所に第四機動艦隊の艦載機が到着した。

第四機動艦隊の艦載機群は空母、巡洋艦、駆逐艦、戦艦の優先順で攻撃していった。特にヨークタウンとサラトガはヘルキャットが蒼星に壊滅的被害を受けていたため天鳳、天龍、神龍の震電改に敵うわけもなく、流星改の猛攻を受けた。ヨークタウンは爆弾8魚雷10、サラトガは爆弾6魚雷4Hs293を3発喰らい撃沈した。

トールボーイを喰らったモンタナだったが、CICは無事だった

【被害を報せろ】

【キンケイド提督、本艦は大破漂流中でサウスダコタ級はスクリューを殺られ小破し10ノットで航行中ですノースカロライナ級とペンシルベニア級は撃沈されました、他にもヨークタウンとサラトガ、巡洋艦4、駆逐艦9が沈みました。今駆逐艦が漂流者を救出中です】

【大和級にも勝てるはずのモンタナが航空機なんぞに漂流させられるなんて】

【サウスダコタより通信です、日本軍機が飛んできた方角から50ノット近い物凄い速度でこちらに単艦で向かって来る艦がいるそうです】

【巡洋艦と救助していない駆逐艦を向かわせろ、単艦で向かって来られるなんて我々を馬鹿にしているとしか思えん】

【迎撃に向かったノーザンプトンより入電、敵艦は飛騨級摂津です。摂津からは全無線帯に対して降伏勧告を発しています、降伏しなければ艦隊を壊滅させると言っていますどうしますか?】

【まだサウスダコタ級は戦える、しかし、このまま戦えば多くの兵が死ぬだろう艦隊は再建できても将兵は簡単には再建出来ん長期的に見ればここで降伏するべきだろう。全艦に通達、機関を止め識別旗を降ろせ】

【了解しました、全艦に通達します】

米軍マーシャル諸島派遣艦隊は降伏した。

翌日メジェロに海軍陸戦隊が上陸し米軍から奪還に成功、アメリカでは厭戦気運が出始め、米太平洋艦隊では司令官がハズバンド・キンメル提督から日本通として知られるチェスター・ニミッツ提督に変わった。

そしてニミッツ提督は司令官就任と同時にウェーク島からの撤退を決めウェーク島に向かっていたハルゼー艦隊には撤退支援の命令を出した。

ハルゼー艦隊は駆逐艦の甲板一杯までウェーク島守備隊を載せウェーク島から撤退した。

この艦隊をウェーク島の偵察していた星雲が補足し写真を撮影しようと接近、迎撃にF6Fが上がってきたが高い運動性能と速度を生かして振り切り、艦隊の写真の撮影にも成功しクェゼリンに帰還する。その際に「我に追い付くグラマン無し」と打電、この通信は新聞や映画で大きく取り上げられ星雲の名を日本中に轟かせる事となる。

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