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マーシャル諸島戦線1

二つの戦場を同時進行で進めていきます

パナマ運河破壊の悲報がハワイ真珠湾の太平洋艦隊司令部にもたらされた頃、キンケイド提督の戦艦艦隊とフレッチャー提督の空母機動艦隊がマリアナ諸島メジェロに接近していた。

トラック諸島

第六潜水艦隊兼南洋諸島司令部であるトラック諸島では木梨鷹一中将が司令部員に激励していた。

「今敵艦隊を追跡していた伊121から連絡があった、米軍がメジェロ近海に到達したそうだ。大和田からの情報が正しければ、この2~3日の間にメジェロ上陸作戦を決行しメジェロを占領まだ抵抗しているウェーク島への前線基地であるクェゼリン攻略への足掛かりとするだろう、しかし、南洋諸島には米軍に対抗できる戦力が無いためメジェロを放棄、戦力を温存及び拡充しクェゼリンへ来た米軍との決戦で蹴りを着けメジェロを逆上陸で奪還する作戦が立てられ、参謀本部から全軍に発令された作戦名は破号作戦だ、概要だがメジェロに上陸した米軍をクェゼリンから爆撃などにより牽制しつつ米軍の侵攻を誘いクェゼリンに来た米軍を慚撃作戦で撃破する、諸君らの奮闘を期待する」

12月13日

米軍はメジェロに上陸を開始、事前に島の守備隊はクェゼリンに後退していたので米軍は無抵抗で占領に成功するしかし、日本軍は飛行場などの重要施設に12.7センチ砲弾を埋めこんでから撤退していたため同士討ちや地雷、重要施設に仕掛けたトラップにより死者17人負傷者31人を出すが、日本軍が皆無であったため米軍の下士官の中には対日戦楽観論を言い出す者も出始めた。

しかし、その日の深夜、クェゼリンから発進した日本軍機が夜間攻撃を仕掛けてきた。

激風を改造した夜間戦闘機“陽光”30機に護衛された激風が50機ほど飛来し、米軍が修復していた飛行場や停泊していた艦船に攻撃していった。

夜間戦闘機“陽光”

全長15m

全幅20m

航続距離2500km

武装

胴体内20mm×2、斜め20mm×4、機首レーダー

地上襲撃機“激風”を改造した夜間戦闘機、運用すれのは陸上基地のみなのでエンジンを飛燕改、疾風と同じグリフォンエンジンに換装し、胴体に斜め20mmと正面20mmを合わせて六丁搭載(同時使用は不可、コクピットのスイッチて切り替え)し爆撃機と戦闘機両方に対応出来るようになっているパイロットとレーダー要員の二人乗り

フレッチャー提督は攻撃の音で目が覚めた

【日本軍が夜間攻撃を仕掛けてきたのか?空母に夜間戦闘型F6Fが搭載しているはずだ至急発艦させろ】

各空母から発艦したF6F10機は数では劣るものの双発機の陽光を高い運動性能で翻弄していた

後ろを取られたF6Fが上昇し逃げようとするが

「この機体からは上昇しても逃げられねーよ」

陽光の斜め機銃が上昇したF6Fを捉え、逃げ切ったと思ったパイロットの命をむしり採る、その後も日本軍は夜間攻撃にのみ専念し夜間以外は潜水艦による通商破壊攻撃以外は一切行わなかった。

米軍はメジェロを拠点化している間にもクェゼリンには佐世保を出た第四機動艦隊が到着し、着々と奪還の準備を整えていった。


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