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第二次地中海海戦3

アンケートの結果、航空戦艦にする事になりましたm(_ _)m

読者の皆さんのなかには航空戦艦が好きな人が多かったようです。

今後、追って話しに登場させたいと思います。

これからも応援よろしくお願いします。

空母艦載機による航空攻撃により艦隊の大半を失った仏伊艦隊は沈んだ艦の生存者を救出した駆逐艦を除く残存艦を集計させ、同盟連合艦隊に艦隊決戦を挑もうとしていた。

[あいつらまだ戦う気なのか、死んだら旨い飯も食えないし、美女もナンパ出来なくなるんだぞ。]

戦線を離脱するイタリア軍駆逐艦でチェザーレ・ガルバルディ大佐は呟いた。

回りにいた他のイタリア水兵達も頷いていた。

仏伊残存艦隊

戦艦3

空母1

巡洋艦2

駆逐艦23

戦艦は仏戦艦リシュリュー、レミール伊戦艦インペロ

空母は仏空母ジョッフル(艦載機残り14)

仏伊艦隊は旗艦となったリシュリューを先頭に同盟連合艦隊に向かっていった。

この動きを真っ先にイギリスの観測機が補足、艦隊決戦を挑んでくるとわかったためイギリス艦隊を先頭に同盟連合艦隊も仏伊艦隊に針路を向けた。

この時、仏伊艦隊の艦載機に観測機が撃墜されたため空母ジョッフル発艦不能にするため、その時発進可能だった攻撃機と戦闘機15機が第二次攻撃隊として出撃した。

『ガーデルマン、やっぱり出撃準備しておいて良かっただろ?じゃなきゃ第二次攻撃隊に参加できなかったかもしれないぞ。』

『ルーデル、僕は別に出撃しなくても良かったのに・・・』

『なんだ、ガーデルマン良く聞こえないぞ。』

ドイツ攻撃隊隊長のこのコンビも第二次攻撃隊に参加していた。

『なんだ・・・あれは、ガーデルマンあれを見ろリヒトホーフェンの後方に浮上中の潜水艦を、なんだあの二連装砲塔は?』

ルーデル機は規模が同盟連合艦隊内で最小のため最後尾を行くドイツ大洋艦隊の最後尾にいる空母リヒトホーフェンの後方に浮上中の潜水艦を発見したのだ。

その潜水艦は艦の前方に二連装の砲塔を備えていた。

『ルーデル、そういえば日本には砲塔を備えた巨大潜水艦があるとかUボート乗り達がいっていたよ。きっとそいつじゃないかな?』

その潜水艦は実はフランス海軍の潜水艦“シュルクーフ”だった。

シュルクーフは砲撃により通商破壊を行うコンセプトで建造された潜水艦で史実では伊400級が完成するまで世界最大だった潜水艦である。

その特徴は艦の前方に固定式二連装20センチ砲を搭載していることで同じ20センチ砲だが旋回可能な砲撃を搭載している伊300との違いだった(伊300は単装だが)。

リヒトホーフェンの護衛をしていたドイツ海軍の駆逐艦も日本の伊300だと勘違いをしていたためシュルクーフは怪しまれないままシュルクーフに狙いをつけ、20センチ連装砲を発砲した。

『ガーデルマン、あの潜水艦、リヒトホーフェンに発砲したぞ。日本の潜水艦じゃないみたいたぞ。』

シュルクーフの砲撃はリヒトホーフェンの格納庫に命中し、火災が発生した。

ルーデル機は急旋回をし、シュルクーフに向かっていく。

ルーデル機が投爆した直後、シュルクーフは第二射を発砲、二射目はリヒトホーフェン甲板を破壊し、離発着不能にした。しかし、ルーデル機の対艦爆弾を喰らい、シュルクーフは真っ二つに折れ海中に沈んでいった。

大和CIC

日本遣欧艦隊旗艦の大和には未来情報をもとにしたCICが備え付けられてあった。

そこに第二次攻撃隊のジョッフル大破の報せと共にリヒトホーフェンがシュルクーフの砲撃で大破、離発着不能で火災発生中という報せが入った。

第二次攻撃隊にはドイツ艦載機が7機(戦闘機2攻撃隊5)がいたため何処に着艦すればいいのかということだった。

「航空参謀、どうするべきだ。」

司令官である宇垣纏は航空参謀である田中翔少将に聞いた。

「これから空母は護衛の駆逐艦と共に戦線を離脱します。旧史(史実をこの物語ではこういう)では英米軍は空母の甲板にも艦載機を並べていたので、同じように我々の空母に着艦させましょう。ドイツのリヒトホーフェンは我々の蒼竜級空母をベースにしているので、更に大型の鳳凰級や翔鶴級への着艦は簡単なはずです。」

「分かった、君は観測機で鳳凰に向かい機動艦隊の指揮を取りたまえ。」

田中航空参謀の言葉通りドイツ艦載機は鳳凰級空母楽々に着艦した。

『ガーデルマン、物凄い大きさの空母だな。』

『リヒトホーフェンの何倍ぐらいあるんだろうね。』

鳳凰にはルーデルやハルトマンなどの第二次攻撃隊が着艦した。

同じ頃、仏伊艦隊と同盟連合艦隊先頭のイギリスH艦隊がお互いを視認、艦隊決戦に入った。

「キングジョージ五世級四隻は巡洋艦らと共に先行せよ旗艦インコンパラブル級は46センチ砲の射程範囲内に入り次第発砲、余り近づくな巡洋戦艦だからな。」

キングジョージ五世級が仏伊艦隊に突撃していき41センチ砲の射程範囲内に入ったときキングジョージ五世級、リシュリュー、が45口径41センチ砲をインペロが50口径38センチ砲をほぼ同時に発砲、少し遅れてインコンパラブル級も45口径46センチ砲を発砲した。

しかし、そう簡単には当たらず砲数の多いH艦隊が押していく。

その時日本とドイツが参戦した。

リヒトホーフェンが大破したため、その後処理のため日本とドイツはイギリス、仏伊艦隊の五射分遅れた。

「H艦隊を支援する。大和型、利根級は対艦憤進弾を発射せよ、目標は仏伊艦隊、全弾発射後全艦全速前進。敵艦隊を射程内に入れろ。」

『ビスマルク、ティルピィッツ、シャルンホルスト、グナイゼナウ、アドミラル・クラーフ・シュペー、大モルトケ、小モルトケは全速前進。』

ゴゥーという音を立てて対艦憤進弾が仏伊艦隊に飛んで行くしかし、まだ動きが真っ直ぐな上、誘導装置がないため仏伊艦隊の必死の迎撃の前に90発中42発は撃墜され13発が逸れ4発が海に落ちた。

残りの25発は命中し、駆逐艦を八隻、巡洋艦を二隻撃沈した。これにより仏伊艦隊から巡洋艦はいなくなった。

「司令、敵艦隊、大和の射程に入ったようです。」

「よし、発砲開始、目標敵先頭戦艦、挟差し次第一斉射撃に入れ。」

大和、武蔵の51センチ連装砲が火を噴く、物凄い轟音と共に発砲された砲弾はリシュリューを越えて着弾する、それは仏伊艦隊が大和級の射程範囲に入ったということを意味していた。

大和級に遅れドイツ大洋艦隊の戦艦も射程内に入れたのか発砲を開始した。

ビスマルク級の50口径41センチ砲とシャルンホルスト級、アドミラル・クラーフ・シュペー級の55口径38センチ砲が火を噴いた、シャルンホルスト級とアドミラル・クラーフ・シュペー級に砲の口径で並ばれたインペロは自分より砲がでかい艦ばかりの海域で奇跡とも言える回避を行っていた。

インペロを攻撃するのはH艦隊だった。

「何故、あのイタリアの戦艦には当たらないんだ。こっちはすでにキングジョージ五世が中破、プリンス・オブ・ウェールズ(以下POW)が小破しているのだぞあんな戦艦一隻とっとと仕留めてみせろ。」

その時、ドゴォーンという轟音と共にインコンパラブル級二番艦インフレキシブルが轟沈した。

これはインペロの砲撃だった、インペロの属するヴィットネロ・ヴェネト級の射程は最大仰角までいくと46センチ砲を越えられるほどだった。しかし、弾がバラけてしまい命中率は大きく下がってしまうためインペロがやけくそで放った一撃が運悪くインフレキシブルに当たってしまった。

元々、装甲?何それおいしいの?という感じで装甲が無いに等しかったインコンパラブル級にはほぼ垂直に落ちてくる砲弾の前には成す術がなかった。

その頃圧倒的火力と圧倒的防御力でリシュリューに立ち向かっていた大和、武蔵は二隻合わせて12門と砲数が少なくまだ命中弾が出ていなかった。

しかし、14射目で駆逐艦に命中弾が出た。

命中した駆逐艦は真上から砲弾が命中し、砲弾は貫通、貫通した砲弾は水中で爆発し、発生した泡により駆逐艦は空中に打ち上げられた。

そのあまりの威力で被弾した駆逐艦の近くにいた別の駆逐艦が転覆してしまうほどだった。

「やっと命中弾が出たか。利根級に連絡、気を散らすため対艦憤進弾と対空憤進弾を発射せよ。」

駆逐艦を狩っていた利根級より適当に対艦憤進弾と対空憤進弾が発射される。

避けようと仏伊艦隊の艦は舵を切るがそれにより衝突事故が起こり仏伊艦隊は完全に陣形が崩れてしまった。

そして

「インコンパラブルより入電、我敵イタリア戦艦を大破させり敵戦艦は降伏した。」

インペロもインフレキシブルが殺られ怒ったH艦隊による一斉射撃により大破、舵を殺られ航行不能になったため降伏した。これを見た残存していたイタリアの駆逐艦四隻もつられて降伏した。

残った戦艦リシュリュー、レミール、フランスの駆逐艦八隻に同盟連合艦隊の全砲門が向けられる。

大和、武蔵の砲弾を三発を喰らい旧式戦艦レミールが爆沈、ドイツの合計44発の38センチ砲以上の砲弾が向かってきた戦艦リシュリューも遂には力尽き地中海にその身を沈めた。

旗艦も沈み、敗けを悟ったフランス海軍の駆逐艦も随時降伏した。

こうしてフランス、イタリアの主力のほぼ全てを投入した仏伊艦隊の壊滅により、第二次地中海海戦は終結した。

この結果地中海の制海権は日英独露による枢軸同盟の手に墜ちた。

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[一言] 大和級を五隻も建造したバカな国があるとな?
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