表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの日の君とあの日の僕  作者: マオ
第二章【入部】
9/14

入部とこれからの日々【4】

駅に向かうと、すぐに電車が来た。



とりあえず電車に乗り座った。さーて今日の講義はーと、考えていると隣に座っっていた女子高生が、車内で携帯で電話していた。



「あのさぁー、、、そうそうそう、え!?マジでー?、、、」



うるさいなーと思っていたら、すぐ側にいた若い男性、多分おれと同じくらいの男性が、携帯でしゃべっている女子高生に注意した。



「おい、お前!車内で、電話するのは迷惑だ。電話を切れ!」



へぇー、ああやってちゃんと注意できる人っているんだな。勇気ある行動なのかな、とおれは心のなかでその男性の行動に敬意を表した。



しかし、この時おれはまだ気づいてなかった。自分がこのあと面倒くさいことにまきこまれるということに、、、。



まぁ、何だかんだで目的駅に着いたおれは、電車を降りて大学に向かった。



午前の講義が全て終わり、昼休憩の時間になった。学食に行くことにしたおれは、講義が終わった部屋を速やかにあとにした。すると、例のごとく松山が来た。



「なぁ海人ー、今朝言ったこと覚えてるか?」



これは、もしやサークル見たいからついてこいっていってたやつだな。あーメンドイ。ここは、ひとつ忘れたフリをしてみるか。



「ん~?なんのことだっけ?」



「だーかーらー、見たいサークルあるからついてきてくれってやつだよ。今朝言ったばっかだろ。」



こいつにフリは、通用しないのか。とりあえず、あきらめて話を聞くか。



「あー、そんなこと言ってたな。で、どーした?どこに見に行くんだ?」



「よくぞ、聞いてくれた!」



いや、聞きたくはなかったがな。



「この私、松山恭二が見に行きたいサークルとは、、、映画サークルなのである!」



映画?へ~松山にしては、案外真面目なんだな。



「具体的に何やってるんだ?そのサークル。」



「映画見たり、映画撮ったりしてるらしいぜ。第2の映研部とも言われている。



なるほどな。やってることは、映研部と何ら変わりはないわけだ。



・・・・・



ってそれ、存在する意味ある?同じなら映研部に入ればいいじゃん。部の方が費用も下りるし、何かと便利だしな。




「まぁ、いいか。とりあえず約束だからついて行ってやるよ。」



ちなみに本家の映研部は、何をやってるんだ。



「なぁ松山、本家の映研部の方は、どんな活動してるんだ?」



我ながら最もな質問だと思う。



「いいとこに気が付いたな。さすが、親友。それがな、、、、、、」



「それが、なんだよ。」



「それが、とくに違うことやってるわけじゃないんだよ。映研で撮った映画を、コンクールに出典したり、学園祭で上映したりとサークルと同じといっても良い。」



なんだそれは。なぜ、部とサークルに分ける必要性があるのか、理解できん。こいつが、こんなけサークルを見学に行くことに、熱心だからそれなりの魅力が、あるのかと思った自分が情けない。



「なんだよ。結局同じなんじゃねーか。」



「まぁ、そういうことになるな。」



話は特に進展しないまま、午後の講義が始まった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ