入部とこれからの日々【3】
翌朝、おれは早く目が覚めた。
「ん、ん~、ふぁ~。ん?げっ、まだ5時じゃん。あと2時間は寝れたなぁ。」
早く起きてしまったが、とりあえずやることはいつもと同じで、顔を洗い、朝食を食べてテレビを見ていた。
「、、、、、いかん。暇だ。暇すぎる。」
いつもの日課ではないが、散歩がてらぶらぶらしに外へ出た。
早朝ということもあり、とても静かだ。
4月だというのに朝方は、まだそこそこ冷え込む。
散歩に出たはいいが、普段しないからどこをどう歩けばいいのかわからん。
「うーん、とりあえずコンビニまで行くか。」
缶コーヒーを買って、外に出た。
「かーーーーーいとーーーーーーーっ!」
突然なんだなんだと思い、振り返るとそこにはおれの名を叫びながら走ってくる松山がいた。
「かーいとー。おはよーー。お前、朝早いんだな。」
朝から、しかもこんな早朝にこいつに会ってしまうなんて、なんか恨みでもあんのか。
「お、おう。おはよ。お前は朝から元気だな。」
すると、松山は
「あったりめーよ。いつも、どんなときでもテンション高いのがおれだぜ。」
そうかそうか。用は空気読めないというのが一人歩きしてるようなもんだな。全く、うるさくてかなわん。
そんな感じでおれが、思っていると松山が勝手に言い始めた。
「なぁなぁ、今日ちょっとサークルに行ってみねー?ちょうど、行きたいとこあってさぁ。海人も一緒に行こうぜ。」
そーいや、言ってたな。ん~、、、どーしよ、とりあえず今日は、バイトないし行ってみるか。部活に専念する余裕は、ないしな。
「しゃーねーな。顔だすの、付き合ってやるよ」
「サンキュー!いやぁ、良かったぜ。さすがに1人で行くのは不安あったからな。」
意外過ぎる言葉に一瞬、呆然とした。まさか、こいつに不安だと思う部分が、あったとはね、いやー驚きとはまさにこの事。
朝からなんか、1日の体力を使いきったくらい精神的には、疲れたおれだった。いい時間にもなってきたし、そろそろ家に帰ることにした。
「よし、、、まぁ時間だし、行くか。」
そう言っておれは、家をあとにした。




