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あの日の君とあの日の僕  作者: マオ
第一章【再会】
4/14

新たな生活と懐かしの人【4】

 学長室に着いた。さすが、高校までで言う理事長と同じで学園のトップということもあり、部屋の中は結構広いらしい。


とまぁ、あくまでも予想だがーーー。



「ここにその娘がいるってのか?」



「ああ、そのはずだ。しばらく待ってみようぜ。」



とりあえず、俺達は待つことにした。




・・・・・・・




・・・・・・・



30分経過ーーー



・・・・・・・




・・・・・・・



1時間経過ーーー



「おい、いくらなんでも遅くないか?本当にここであってんのかよ。」



松山に聞いてみた。



「いや、合ってる筈なんだけど・・・。」



ガチャ



 なんて会話をしていたら、学長室のドアが開いた。



「おい松山、終わったみたい・・・って何やってんだ。」



 ドアが開いたと思いきや、松山は出てくる人(女性限定で)に無差別にナンパしまくっていた。



「松山、最初の目的はどうした。」




「あ、ああ、そうだった。悪いうっかり忘れてた。」



 こいつは、女なら誰でもいいのか。人間、こんな風にはなりたくないものだ。



 集まってた人達があらかた出ていった中、最後に1人女性が出てきた。



と思ったら松山が一目散に声をかけに行っていた。


「どもー、初めまして、林 結花さん。俺、同じ学科の松山 恭二っす。宜しく。」



「は、はぁ初めまして。あのぅ、なんで私の名前を?自己紹介したっけ?」



当然の反応だ。こいつは、節操ないな。



「いやいや、さっき代表挨拶で名前呼ばれてたし。それにー・・・」




「超、お美しかったので。」




急にかしこまった言い方をした。




「あ、、いや、そんなことないよ。」




そらみろ、明らかに困ってるじゃないか。そろそろ切り上げないと誰か来そうなので、松山を連れ戻そうとした。



「なぁ、そろそろ行くぞ。」



俺が声をかけたその時、



「海くん?」



結花が、俺に話しかけてきた。



「ねぇ、海くん。神崎 海人君でしょ?ほら、小学生のときに同じクラスだった。ーーーー覚えてないかな?」



いきなりのことに少し動揺した。もちろん覚えている。何せ初恋の人だ。



 嬉しいという今の気持ちと、どうすればいいのかということで、頭が埋まっていく。えぇい、こうなれば成るように成れだ。



「あ、おう。久しぶり。」



「本当に久しぶりー。私が五年生のときに転校してからだから、八年ぶりだね。あぁ、なつかしいなぁ。」



覚えていた。ヤバい、すごく嬉しい。しかも、昔と変わらず明るくて・・・・・何よりもかわいい。



「さっきの式中、いきなり大声だしたの海くん?」




「え!?ああ、まぁ。懐かしくて、、、つい、、な。」



うわぁ、恥ずかし。俺ってばれてた。



こうして、俺と彼女は再び出会った。



 明日から同じ学科で同じ机で勉強し、四年間という長いようで短い、時間をすごしていく仲間だ。



やっぱ大学入ったのは正解だったかないろんな意味で。

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