「同期の話」の巻
「左側で作られてる焼きソバは、オレの同期なんだぜ」
こってりした焼きソバソースでツヤツヤになってゆく焼きソバ。
「右側で作られてる焼きウドンも、オレの同期なんだぜ」
焼きソバソースを使い回され、やはりツヤツヤになってゆく焼きウドン。
「中央で作られてるお好み焼きも、オレの同期なんだぜ」
隠し味に焼きソバソースを混ぜられ、コテコテのツヤツヤに仕上がってゆくお好み焼き。
同じ日に購入されたソバ玉、ウドン玉、薄力粉を自慢するキシメン。
「あっ、あの紅ショウガも同期!」
振りかけられる紅ショウガ。
「あっ、あの青のりも同期!」
振りかけられる青のり。
「あっ、あのカツオブシも同期!」
振りかけられるカツオブシ。
キシメン焼きの注文は、なかなかなかった。
キシメン学会がまだ、キシメンのために来店していなかったからである。
(焼きウドン同期や)
やきうどん、どうきや!!
お読みくださった方、ありがとうございます。
小生がアルバイトをしていた製麺所では、ウドンとキシメンは、「口型」を変えるだけでした。
ガチョン! と、口を入れ替えると、そこからウドンが出ててきたり、キシメンが出ててきたり、細ウドンが出てきたりするのでありました。
明日も「続・のほほん」!
昨日、終了した第一部「魔人ビキラ」もよろしく!
「焼き芋生きや(やきいも、いきや!)」に似ていると思った人、正解です(確か、「魔人ビキラ」で使ったような気がする)。
似ているのでボツにしていましたが、ネタが苦しくなってきたんでしょうか?
日の目を見ました!