「レントゲン撮影」の巻
健康診断で、レントゲン撮影のためにバリウムを呑まねばならない。
発泡剤を飲み胃を膨らませ、台に乗って身体を動かす事でバリウムを拡散させ、胃粘膜の凹凸などを分かりやすくするのだそうだ。
この発泡剤を呑んだ後、検査中にゲップをしてはいけない。胃が縮んで、うまく撮影出来ないからである。
ゲップをするとやり直しである。
もう一度、発泡剤を呑む。
それでもゲップをすると、またやり直しである。
もう一度、さらに発泡剤を呑む。
それでもゲップをすると、バリウム検査は中止である。
それ以上の発泡剤の摂取は、危険なのだそうだ。
Zさんは懲りてしまい、翌年からバリウム検査を止めてしまった。
そんな事よりも、問題はバリウムである。
下剤をもらうが、ウカツに呑むと、仕事にならなかったりする。
便所に通い詰める事になるからである。
私の事だ。
ならない人もいるが、バリウムが出なくて、数日後に救急車で病院に運ばれた猛者もいるから、要注意だ。
Xさんの事である。
Xさんは、翌年からバリウム検査を止めてしまった。
ともかく、仕事をスムーズに行なうために、下剤は家までお持ち帰りする。
そして家で呑む。
家の便所に通い詰め、家族に嫌がられた上に寝不足になったりするが、仕方がない。
仕事を優先して、会社で下剤を呑まなかった私が悪いのである。
癌になってからは、検査はCTで行なうようになったので、バリウムと下剤からは解放された。
癌のお陰である。
と言ってしまって良いものかどうか?
ともかくも、さらばバリウム! さらば下剤! と言いたい。
(いざ下剤)
いざ、げざい!!
お読みくださった方、ありがとうございます。
ZさんとXさんがこの話を読みませんように。
しかし、某◯株式会社の人間が呼んでもバレる話だ。
会社の人間が読みませんように。
特にZさん。
変に自尊心の強い人だから、自分で笑い話にするならともかく、人に無断で言われるのは嫌だろう。
私だって嫌だ。
書かなきゃ良いだろうって?
書かずにおれなかったんだよ!
水原元通訳がギャンブル依存症ならば、私は暴露症候群だ。
仕方がないだろう?!
(本気にしないで下さい。皮肉で書いています)