「こぷさいの恋」の巻
「あら、こんな所にも『スーパーこぷさい』が出来たのね」
と、ミチコさんが言った。
それは、こぷさいグループの新店舗だった。
「懐かしいわあ、『スーパーこぷさい』。パートで働いていた頃が」
うっとりとした表情を見せるミチコさん。
パート勤務時代、ミチコさんは中々なスカタンをやってしまい、客のいる前で、上司にしたたかに叱られた。
客であったタカシくんは、見かねて上司をなだめに入り、そうして始まったのだった、ミチコさんとタカシくんの恋が。
「あの時のあなた、素敵だったわ」
「うん、ありがとう、ミチコさん」
ミチコさんと一緒にペコペコ頭を下げ続けたタカシくんだったのだ。
ミチコさんは結局、その大スカタンが原因で解雇されたのだが。
そしてその、もはや「芸」とも言える妻のミチコさんのスカタンは今も続いてはいたが、夫のタカシくんはついに「慣れた」のであった。
郷に入っては郷に従え?
長い物には巻かれろ?
習うより慣れろ?
いいじゃないの、二人が幸せならば?!
(解雇で恋か)
かいこで、こいか?!
お読みくださった方、ありがとうございます。
明日も「続・のほほん」
夕方の5時前後に投稿する予定です。
ほなまた明日。続・のほほん、で。




