「草原」の巻。
ワタシは歩兵G-23号である。
名前の示す通り、戦時用ロボットである。
戦争で人間が死ぬという悲劇に対応するべく、我らロボット兵は造られたのだそうだ。
理由はどうあれ、人間は人間同士の争いで死ぬべきではない。
生命は尊いものだ。
そこで、
「ロボットに代行してもらおう」
と、いう話になったらしい。
ロボットは死なない。ただ壊れるだけである。
友情は変わらない。
ただ濁るだけ、みたいな話である。
でも、体が壊れたら、ワタシの魂は何処へ行くのだろうか?
今、目の前で、G-15号が地雷を踏んで爆散した。
目の前の草原は、地雷原なのだ。
「次はキミだ、G-23号。頼んだぞ。安全な道を見つけてくれ」
上官はそう言って、ワタシの肩を押した。
「そうだ。一緒に安全な道を見つけませんか?!」
ワタシはそう言い、振り向きざま、オズマ少尉の手を握った。
ワタシはロボットのくせに、一人で死ぬのが怖かった。
でも、オズマ少尉。
あなたと一緒なら死ねる!
(いよいよと言う時問う意図良い良い)
いよいよというとき、とういと、よい! よい!
お読みくださった方、ありがとうございます。
明日もたぶん、「続・のほほん」を投稿します?
夕方、5時前後になるかと思います?
ほなまた明日も、「続・のほほん」で!
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回文妖術師と古書の物語「魔人ビキラ」は、第一部が完結しています。
よかったら、読んでみて下さい。




