「すれ違ったおじさん」の巻。その他
「すれ違ったおじさん」の巻
友だちと街を歩いていて、振り返るオカダさん。
「今、すれ違った人、どこかで見た顔だなあ」
と、オカダさん。
「おっ? 今のおじさんかい? 芸能人とか?」
と、タバタさん。
「俳優か? それとも政治家か?!」
と、浮かれるクロダさん。
「あっ、思い出した!」
ポン! と手を打つオカダさん。
「動物園で見たんだ。胃が四つあって……」
「おいおい。失礼にならんかい? それ」
と、タバタさん。
「一千万年以上前から、姿が変わっていないと言う……」
「生きた化石か? ネアンデルタール人か?」
と、クロダさん。
「ネアンデルタール人は、四万年くらい前に絶滅したそうだよ。でもDNAは、現代の欧米人に受け継がれているんだ」
「それでオカダさん、動物園で何を見たんだい?」
と、タバタさん。
「えーーっとね、キリン科なんだけど、キリンじゃない奴」
「えっ? キリン科って、キリンしかいないんじゃないのか? 霊長目ヒト科ヒト属ヒト、みたいな」
と、クロダさん。
「ヒト属には、ゴリラや、チンパンジーや、オランウータンがいるぜ」
と、タバタさん。
「キリン科は、キリン属の他にも、もう一種類……。なんだったっけなあ」
腕を組み、しきりと首を捻るオカダさん。
「なんて名前だったかなあ。すれ違ったおじさんにソックリな顔の動物……」
(オカピ顔)
おかぴかお!!
*** *** ***
「ドキュメンタリー映画」の巻
妻「夜のドキュメントは困ります」
夫「ぼくたち、新婚だし」
(ポルノ映画家のルポ)
ぽるのえいが、いえのるぽ!!
お読みくださった方、ありがとうございます。
下ネタだしなあ、でも書きたいしなあ。
と言う訳で「ドキュメンタリー映画」が出来ました。
「エロアロエ」の時も、とにかく短くして、サっと逃げようと思いました。
そんなこんなで、また明日。
今日も、アトラス彗星を見に海岸へ行くぞ。
おーーー!