「新型人型兵器」の巻
「新型人型兵器」の巻
「ぐふふふふ」
プラモ仲間のスズキが、グフグフ言いながら、ぼくの家に遊びに来た。
「新型グフを造ったぜ!」
ぼくの部屋で、背負っていたリュックから一体のプラモデルを取り出すスズキ。
グフ、だった。
グフ、とは「機動戦士ガンダム」に登場するジオン公国軍の人型兵器である。
これだけの説明で分かる者は、すでに「こっち側」の人間であろう。
あなたの事だ。
「普通のグフじゃないか」
「と、思うだろ。まあ、グフの胸を押してみてよ」
スズキに言われ、ぼくはグフの青い機体を押した。
すると、グフの胸が膨らんだ。
「おっ。胸が膨らんだぞ」
「新型だからな。もっと膨らむぜ」
「ああっ、本当だ! 凄い! 凄いぞスズキ!」
押せば押すほど、その量産タイプのグフは胸や腹を膨らませた。
「まるでカエルの王様だあっ!」
「違えよ、フグだよフグ!」
(グフの河豚) ぐふの、ふぐ!!
*** *** ***
「魔法海岸」の巻
「投稿済み」
を、書き忘れたため、後で再度投稿してしまいました。
よって、コチラを消します。
お読みくださった方、ありがとうございます。
今回は既存物のネタです。
普通に出来て、悩みます。なぜ悩むかは、内緒ですが。
明日の金曜日は、「蛮行の雨」、
第五十三話「殴りっこの相談」後編を投稿します。
「続・のほほん」か、「新・ビキラ外伝」も投稿したいと思っています。
ではまた明日。




