表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
回文オチで、ポン!「続・のほほん」  作者: にれ たつや
222/276

「カントン島異聞」の巻

カントン島という島がある。


南太平洋の、ハワイとフィジーの中間辺りに位置する島である。


フェニックス諸島に属しており、唯一の有人島だ。

フェニックス諸島は、無人島だらけなのであった。


「えええ? めっちゃ綺麗なとこやないか?!」

かりんとう村の村長は、カントン島の写真を見て、うらやましそうに言った。

「ウチの空き家だらけ、雑草生え放題の村とはエラい違いやなあ」


「ところが村長、ウチの村はこの綺麗な珊瑚礁の島と互角なんですよ」

カントン島の写真を持って来た村民が言った。


「えっ? なんやて? この世界自然遺産に登録されている島とウチの村が互角?!」


「資料のここを見て下さい、村長」


「うおっ? 住民二十人やて?!」

声を裏返して叫ぶ村長。

「ウチの村と、とんとんやないかい!」


なぜか自信を深める村長であった。

「やるで! フェニックス諸島と姉妹都市結ぶで!!」



(カントン島とんとんか)

かんとんとう、とんとんか?!



お読みくださった方、ありがとうございます。

明日も「続・のほほん」を投稿します。


明日、木曜日は、

「召しませ!『蛮行の雨』転生したら場違(オー)工芸品(パーツ)にされたって本当ですか?! ホンマです!!」

第四十七話「化けチツテト」前編を投稿します。

後編は、金曜日に投稿予定です。

     よかったら、読んでみて下さい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ