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回文オチで、ポン!「続・のほほん」  作者: にれ たつや
212/276

「ホースケさん、発奮する」の巻。その他

「ホースケさん、発奮する」


画家のホースケさんは、初めて百号以上の仕事をもらった。

「描いたことないなあ、こんなにデカい絵は……」


高さ三メートル、幅百メートルはある、壁絵であった。

しかもまだ他に三面ある。

製造工場の壁を、絵で埋める仕事なのだ。


構想は、ホースケさんの頭の中で、ぐるぐる渦巻いていた。

「製品にふさわしい作品を」

       とも言われていた。


「うん。大型気化式冷風機のイメージが()いて来たぞ」

腕をぐるぐる回すホースケさん。


「冷風機だからな。こう、プロペラが回っているんだ」

頭もぐるぐる回すホースケさん。


「うん。イケる。イケるぞ!」

噴き上がるイメージに、瞳を輝かすホースケさん。

「回ってるんだ。こう、ぐるぐると!」


    制作日数は、予定の半分で済んだ。



(取り敢えず渦絵ありと)

とりあえず、うずえあり! と!!



     ***    ***   ***



「カップル」


その若いカップルは、新婚であった



(夫婦うふうふ)

ふうふ、うふうふ!!




お読みくださった方、ありがとうございます。

明日も、回文オチ形式のショートショート

       「続・のほほん」を投稿します。


できますれば、懲りずにお付き合い下さい。

   ではまた明日、のほほん、で。

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