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回文オチで、ポン!「続・のほほん」  作者: にれ たつや
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「居眠りするおっちゃんの危機」の巻。ミチコ&タカシ編

「ねえ、タカシさん。あのベンチで寝ている人、カツラ(かぶ)っていると思わない?」

公園を散歩していて、ミチコさんが夫のタカシくんに(ささや)いた。


「えっ? あのハゲ頭の人がカツラ? どういうこと?」

「わかんないけど、あのハゲは怪しいわ」

「ハゲ頭がヅラとか、わけ分かんないよ」

    タカシくんは、もっともなことを訴えた。


好奇心旺盛なミチコさんは、自我の欲望を抑えきれず、匍匐(ほふく)前進でベンチに迫って行く。

ハラハラしているものの、引き止めなかったタカシくん。

ヅラと聞かされて、にわかに気になり始めたからだ。


(よく寝ているようだ。これはイケるか?)妻のミチコさんの暴挙に、ワクワクし始めるタカシくん。


ついにヅラだと言う(ハゲ)に、ベンチの背後から手を掛けるミチコさん。


(うお!)

   心の中で叫ぶタカシくん。

ベンチで寝ているおじさん? の頭部が、ズレたからだ。

(ヅラの噂は本当だったのかっ!?)

    ミチコさんが放ったウワサだったが。

(おおおおお! おっさん(推測)の頭がどんどんズレてゆく。凄いっ)


大衆演劇の野外練習をしていて、ハゲヅラのまま、ひと眠りしているおっちゃん。

気づかれぬよう、知られぬよう、慎重な上にも慎重にヅラをずらしてゆくミチコさん。


(神技だっ!)

   手に汗握って見守るタカシくん。

もはやヅラが落ちるのは時間の問題と思われた。

()りすぎるのが玉にキズなミチコさんだった。




(知らず知らずにズラしズラし)

しらずしらずに、ずらしずらし!





お読みくださった方、ありがとうございます。

次回、「続・のほほん」は、土曜日の朝、7時前後に投稿の予定です。

明日のお昼は、「魔人ビキラ」系のお話。

投稿は、お昼の12時前後の予定です。


本日お昼は、昨日から投稿を始めた全4話のショートシリーズ、

「風骨仙人の旅路」の最終話を、12時前後に投稿予定です。

ほなまた、風骨仙人で今日のお昼に。


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