守り落つ砂丘
特に書くことなし!
「ふぅー、とりあえずこんな感じですかね?」
倒れたハエ男を見ながら閂隊長に言う。
「ああ、ありがとう。本当に助かったよ」
「本当ッスよ、マジで死ぬかと思ったっスからね〜」
ハハハと笑っていると倒れたハエ男の体がホロホロと散っていき────
中から大柄な男が出てきた。
「ソイツが今回の【アクセッサー】だね」
後ろにいた博士が気絶した男に向かいながら言う
「でもまあ、とりあえず捕らえられたから良かったよ」
すると博士は男に向かってタブレットを向けてピッピッと操作し始めた
「何やってるんですか?」
とりま分からない事は聞いてみる事にする
「ん?あぁ、そものこの男の【IV】を測ってるのさ──」
するとタブレットからピーという音がなった
「あぁ、計測が終わった音だよ、どれどれ……、まあ、普通の人よりは高い位かな?」
「あー、博士、所で俺の本?って何か分かります?」
今だ自分の変身は解けてないが見た目では分からん
「ん?ああ、ソレ?ソレは───」
言いかけた所で上の階にいた他のメンバーが来た
「隊長〜死んでませんかぁ〜?」
「死んだら私が困るんだけど!?金銭的問題で……」
「隊長!ご無事ですか!」
(ついでに言うと上から響子、希好、真呼である)
「えぇーマコちゃぁーん俺の心配はぁー?」
「貴方に心配はしません」
「えぇーん隊長ぉー真呼ちゃんが冷たいッスよぉぉ〜」
「お前らなぁ」
賛義が真呼にあしらわれ、隊長にすがっていると───
「俺はァァァ、まだ終わってねぇぇぇ!!!」
【アクセス:蝿】!!!!
後ろから眩い蒼い光が光る。
全員が急いでその方へ目を向けると、そこには満身創痍で立っているハエ男がいた。
『イェアァァァ!』
そして、しゃがんだと思ったら────
身体から黒い塊が避けきれないほどに放出される
【アクセス:砂丘】!!!!
賛義がいち早くアクセスし、全員の前に砂のシールドを展開するが
「真呼ちゃん!」
先程の戦闘で砂が足りず、真呼の前だけ大きな隙間ができるそこに向かって黒い塊が───
ゴシュ!
っと鈍い音が廊下に響く
「真呼ちゃ───賛義!?」
驚いた表情の真呼の前で賛義が顔をおさえうずくまっていた。
『オレハァァァ!オレハァァ………ア……』
次いでハエ男を見ると何故かハエ男の身体が崩壊し始めていた。
まるで体の芯から細胞が崩れていく様な───
『ジュギャァァァァ!!!!』
その叫びの後には灰の様なものしか残っていなかった。
「賛義!しっかりしろ!」
閂隊長が賛義に駆け寄り肩を掴む
「隊長……?ああ、俺、ダメかもしれないッス」
「何言って──」
「だって、」
賛義が顔を上げる
「こうして、何も見えないですから」
顔を上げた賛義の目は先程の攻撃で潰れていた。
「痛ッツーッスね」
「賛義……お前……」
真呼はまだ口を抑え驚いた表情でいた
「あー、でもマコちゃん守ってなら名誉の傷ッスね」
「ごめん、ちょっと見せてもらえる?」
いつの間にか博士が賛義に近づいていた
しゃがみ、賛義の目を見る
「うん、早く【ハート】に連絡入れて、隊長」
「あ…ああ、分かった」
【ハート】?なんだそれ、
先程から賛義の前に人が入れ替わりするせいで今どんな状況か分からない俺ではあるが、賛義が負傷したようだ
隊長が何やら電話?のようなものをしてから3分位経つと、降りてきた階段から白衣を着て、担架を担いで来る数人の人達が来た
「【ハート】です、患者はこの男性?」
「ああ、状況的には暴走した【アクセッサー】の最後の攻撃により目を負傷、傷は左目は深い、それに───」
博士が白衣の男性に淡々と情報を言っていく
「分かりました、【スペード】をこれ以上減らすのは惜しいので」
そう白衣の男が言うと、後ろに控えていた白衣の男性と女性が賛義を担架に乗せる
「それでは」
白衣の男が一礼すると賛義を乗せた担架とともに上の階へ去っていった。
「苦手だなぁ【ハート】の連中は」
博士がそう呟く
「それでは博士、我々は賛義や清水さんの事がありますので先に行かせて貰います」
隊長がそう言うと部下とともに【ハート】が去っていった方へ歩いて行った。
「あー、博士?【ハート】ってナンデスカ?」
そういえばと気がつくと身体はいつの間にか戻っていた
「【ハート】は、【READ】の総合医療研究所の総称だよ」
【READ】?総合医療研究所?
「んで、さっきアイツが言ってた【スペード】ってのが【READ】の総合戦闘部隊の総称」
総合戦闘部隊???
何平和な日本で戦おうとしてんだ
「あのぉー、【READ】ってなんスか?」
博士はシラーと無視した
「え、ちょ、何黙るんですか!?」
「それは上に出たら教えたげる」
そう言い、階段を登っていく博士を追いかけるのであった
ここらで一旦賛義くんとか閂隊長とかは離脱ですね、というか元々の設定上閂隊長とかマコちゃんとか居ないんですけどね、急遽作った部隊ですけど愛着湧きましたね、また隙あらば復活させたいですねこの部隊




