可哀想な無視された主人公
もうこの辺りは完全アドリブですね、元から決まって無かったといい……まさか新キャラが出てくるなんて……
えぇ………
今、目の前で社長さんが頭を下げていた。
(部屋に戻ってきてます)
「本っ当にすまなかった!」
「いえいえ、もう終わった事ですから……」
何故謝られているかというと、あらかじめ周りにはデマの情報を流していたという、(ホテルの部屋のことね)それで敵を誘き出す事を俺に内緒で行っていたらしい。
後ついでに俺の力量も確認も兼ねてたとか何とか………
「でも驚きましたね……まさか深見さんの本が【プレシオサウルス】だなんて……」
「【恐竜】関連の本は、並の本以上の力があるらしい、まあ強くて助かるが」
と、社長
その言葉を聞いて、聞きたかった事を思い出す。
「そういえばなんでニネちゃんは色んな人から狙われてるんですか?後、力──ハコって?」
そう聞くと、社長さんはうーんと考える
「私もちゃんとした事は分からないんだが、ニネには【ホワ───」
その時、スズゥンと地面が揺れる。
下から
慌てて割れた窓から下を見る、
下には【READ】の作業員が【足跡】を拘束し、特殊な車に乗せようとしている所だった。
が、
なにか様子がおかしい、声は聞こえないがなにか慌てて見える。
すると、目の前を白い人型のものが落ちていく
え?
慌ててその影を見ると、大きな翼が生えていた。
そして、急降下し、今まさに車に乗せられようとしていた【足跡】の首を掴み、上空に急上昇した。
??????
急いで屋上を目指す。
屋上の扉をバン!と開け放つと、三〜四メートル上に浮かぶ白い人型と首を掴まれ、暴れている【足跡】の姿が見える。
『言え、お前の【情報】はなんだ?』
白い人型はこの世の声とは違い、とても言い表せない声をしていた。
「うぐっ!お前……はッ!【半」
「そろそろその子を離してもらえるかい?」
唐突に後ろから声が聞こえる
「【半神】?」
中性的な人物が艶めかしく言う
【半神】と呼ばれた白い人型はバッと首から手を離し、こちらを睨む
床にドサッと落ちた【足跡】君が可哀想だ。
『お前は誰だ?』
「ボクは巷では【メンリー】と呼ばれている者さ」
『ほう、して【メンリー】とやら、お前の【情報】はなんだ』
「はは、ボクらは【本】と読んでいるんだけどね、まあいい、見せてあげるよ」
そう言い、メンリーは地面に手を着く。
そういえばこの人たち俺の事眼中に無いのかな?さすがにメンリーさんとやら、目の前にいるのに無視とは………
「アクセス」【アクセス:首無し騎士】!!!!
その場で黒い霧のような物が渦巻き出す
『ほう、面白い』
白い人型は地面に降りると
『なら我も自身の【情報】……いや、【本】を教えなければ不公平というもの、我の【本】は───【天使】だ』
全然天使に見えねぇぇーーー!!!
かろうじて白い翼とかは見えなくはないけどそんな人離れした顔面とかどう天使と?
「じゃあ、行くよ!」
こっちもこっちで首無いのにどっから声を───!?
俺の横をすり抜け持っていた両手剣で天使に切りかかる、
「死ね!」
『……!』
しかし、大きく振りかぶった剣は天使の腕によって止められる、
「硬!?」
『ふん』
そのまま剣を腕で流し、左手の拳で下から胴体をアッパー
「うぐ」
そのままフワッと【首無し騎士】の胴体が浮く
なんかヤバそうだ、
【アクセス:迦楼羅】!!!!
とりまどっちが敵か味方か分からないけど………
いや、どっちも倒す勢いで行こ。
「うおおお!」
俺が声を上げながら突っ込んでいくと───
こちらを驚いた様子で見る【天使】と【│首無し騎士】、今までいたの!?くらいの勢いだ。
さすがに俺悲しいよ?
手元に錫杖を呼び出し、走りながら──横薙ぎ!
が、天使は自分の翼でフワッと浮く
そして【首無し騎士】もその場で大きく跳んで避けられる。
マジか!
【首無し騎士】が着地ざまに飛び蹴りをし、もろにくらう
「うぐえ!」
「いきなり突っ込んで……来て君誰?」
『お前、興味深いな』
2人からの視線が怖ぁい
「まあいいや、ボクはソコの人を連れ帰るだけの任務だからむやみに戦う必要は無いから帰らせてもらうよ」
【首無し騎士】は親指でクイッと【足跡】を指す
そして、【足跡】に駆け寄り、担いで───
「じゃ!」
ホテルの屋上から飛び降りたのだった
え?
『ぬう、まあいいか、じゃあな──』
そう言い、天使もその場で翼を広げ、飛び去った。
うーーーーん、逃げられたぁぁぁぁ!
屋上で1人ポツンと心の中でそう叫ぶのだった
初めて【半神】出てきましたねぇ〜、後最初に言った新キャラはメンリーさんですはい




