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Episode EX ランダム召喚 Lv. 6 のゆくえ

忘れてたような設定を掘り起こしていく。暇潰しにどうぞ。

俺はセブンスにいる飲んだくれの獣人だ。


今日も見たことがないスキルが生えている。


『ランダム召喚 Lv. 6』だ。


俺に新たに消えない傷がついた。だが、酒をやめることはない!



51F~ から落ちるレベル6のランダムスキルチケットあたりか?


よく金があったな… こんな不人気のチケットを買って、使うなんて、一体何を考えているんだ! 覚えてませ~ん!



折角だし、使ってみるか! ダンジョンから出る無属性魔石でランダム特殊召喚! 黒い!!


俺のスキル:『鑑定(笑)』で確かめてやるぜ!


(俺はこの『鑑定(笑)』を取った事で鑑定スキルを取れなくなった。これもある日、勝手に生えてた。)


多少落ち込んでも、飲めば一発解決だから、大丈夫だ。



『鑑定(笑)』は 名称 / 安全性(毒味) / 一言 で構成されている。


今ではスロットのリールみたいで意外と好きだし、なかなか油断できない相棒だ。


さぁ、出番だぜ!



ショーユ / 大丈夫 / 飲める。うまい


酒のグラスに入れて、飲む! ぶばぁー! ゴホッ!


……どうやら飲み物ではないようだ。生活魔法(クリーン)[3]をして、部屋を綺麗にする。次だ。



タバスコ / 刺激的 / 飲む人もいる。(ため)してみよう!


ゴホッ! ゲホッ! ガホッ! これは断じて、飲み物ではない!



カップメン / 余裕(よゆう)の賞味期限 / そのまま食える


硬い。獣人の歯を舐めるな! これは、酒が進みそうだ。



タンサンインリョウ / 開けなきゃ、大丈夫っしょ! / (はじ)(だましい)


んー、ベロォがパチパチ~! 酒と混ぜて、カクテルにしてやったんじゃー! うめぇから、独り占めだー! ……酔ってまちぇーん!



~8年後~



現在、なんやかんやでセブンスから王都に移り住み、嫁と子供2人(5歳と3歳)と一緒に西風の自由区で暮らしている。


ここは獣人やよそ者に比較的寛容(かんよう)な地区で割りと過ごしやすい。


また、一般人や獣人も通える分校(冒険者学校)もある。これは清麗区の貴族様の学校様の分校であり、あっちは貴族様、こっちは平民と住み分けがなされている。



嫁との()()めはズバリ、ランダム召喚だ。


俺もそこそこの探索者(シーカー)だったからな、王都に来た当時は小金を稼ぎに風の塔バベル(フロアダンジョン)によく登ったもんだ。そこで出た魔石を大量に使って、召喚されたのが嫁だった。な ん て こ っ た。


今までは物が多かったからな、俺、ビックリしちまったよ~。


黒髪! 黒目! 会話通じない!



『鑑定(笑)』→ 異界の女性 / 美人 / 迷い人です。召喚した責任を取りましょう!



2年ぐらいでなんとかこっちの世界に慣れて貰った。その間、中央区のレイヤーダンジョン (*1層毎に場所やモンスターが切り替わるダンジョンだ) でレベル上げデートをした。


パワーレベリングだ。俺がフィニッシャーだ。カッコいいとこは俺が貰う! ナイスアシスト! 持つべき物は金だ!


一人でも余裕で勝てるけど、三人で連携した方がよりカッコ良く見えるだろ?


…流石に素人を連れて、階層の深いところには行けない。



レベルを上げると、体力が上がったり、病気への抵抗力も上がる。なるべく早く上げておきたい。スキルが覚え辛くなったり、一長一短ではあるが、命より大切なものはない。



彼女の誕生日には、スキルチケット『鑑定Lv. 1』(150万) をプレゼントした。「車の価格みたい」と言っていた。車とは馬がいない速い馬車? ちょっと想像ができない。



彼女は “トウキョウシティー” から来たらしい。この世界と同じで魔力がある場所だそうだ。


何でも食べるゴミ箱 “トラッシュ” が召喚された。同郷のペットで彼女がとても喜んでいた。俺は危うく喰われかけた。


「待ってくれ! 俺は誘拐犯じゃない!」


彼女の説得で俺は生き長らえた。召喚順が逆だったら死んでた…



その後、めでたく結婚して今に至る。俺がミソをそのまま食った話しをしたら、「私もキュウリにつけてそのまま食べるよ」と言われ、『鑑定(笑)』を少し見直した。


初めはヤキオニギリしか食えなかったが、段々とコメとミソシルにも慣れた。朝はミソシルが最高だ。


嫁に「故郷の味を広めなくていいのか?」と聞いたら、「そういうのはやりたい人がやればいいの。私は自分とあなたと子供達の為に、美味しい料理を作りたい」と返された。ありがとう。



娘から「おちゃけ、くちゃい」「おひげ、いちゃい」と言われ、酒をやめ、(ひげ)()った。


娘に嫌われない為だったら、パパは何でもするのだ。



嫁は作家を仕事としている。本人は「翻訳家(トランスレーター)だけどね」と言っていた。どんな事でも夢中になれることがあればそれでいい。応援してあげよう。


俺は長時間字を読めないタイプだ。おそらく獣人は皆そうだ。頭より体が先に動く。嫁が頑張ってる間は俺も子育てを頑張る事にした。



今は、闇市でランダムショップを開いている。時計が高値で売れたり、クッキー缶が貴族様に人気だったり、おつまみ缶がドワーフに買われたりしている。時々、主婦も包丁を買いに来る。


どうしてもランダムだから、安定した商品の量は確保できない。


ショーユやミソは売れない。やはり色が良くない。



魔石は年齢制限でギルドに登録できない子達(15~)や他国から流れて来た訳ありの人物などから少し安く買い取っている。


風の塔は入場を規制していないから、誰でも入れる。逆に、滝の洞窟は人種(ひとしゅ)(人間至上主義の為)しか入れない。本校様の演習場所にもなっている。



何年もショップをやってると、出せない在庫も多くなる。近々、掘り出し物市でもやろうと思う。


嫁の誕生日なんだ。贈り物や家族で美味しい料理を食べて、過ごしたい。



To Be Continued… → Side 主人公



△○□



~翻訳中の本~ (*おまけ。本編とは関係ありません。)



「ちやほや系悪役令嬢①」 ~何故かヒロインのいないゲームの世界に迷い混んでしまいましたわ。皆さん紳士ですけれど、それは本来ヒロインにやることですわ~。



「フラグブレイカー」 ~私はヒロイン! すべてのフラグをぶち折る者。ゲームでは出来ないことをする。それがとても楽しい。お弁当イベントで相手の嫌な物パラダイスにしてあげるのは序の口だ。~



「ハーレム王⑰」 ~助けたら、助けた分だけ嫁が増えてしまう。だが、まだ見ぬラブを求めて俺は突き進む! ウレシハッピ エロフの国編だよ!~



「ハーレム王⑱」 ~帰りに妖精の国へ迷い込む。妖精(フェアリー)喰らい(・イーター)に襲われているらしい。お助けして、見える大人サイズに変化できる妖精を紹介して貰おう。~



「『姫』・零」 ~異世界に行ったら、たくさん襲われたけど、全員返り討ちにしてたら、いつの間にか最強になりました。『暴虐の勇者(カリスマ)』と呼ばれています。~



「『姫』物語③」 ~魔法少女達が行く異世界探検。この世界はダンジョンでいっぱいだ!~



「『姫』物語・外伝」 ~出世物語。金魚だって竜になれるのだ!~



「ゴッドチューブ」 ~『姫』のおかけで勇者召喚は(つい)えた。困った神様達は公募を開始した。自己責任。配信あり。とあるROM専は水使いの少女の動向を密かに見守る。~



「最後の勇者物語⑥」 ~アニマルパニック! 悪い魔女によって、動物に変えられた人達を元に戻せ! カエル女神様がみんなを助けに来た!「ゲコォ!」~



「離宮で始めるスローライフ①」 ~女神様から職業:自宅警備員を(おお)せつかった。『ブラクマ』(ブラックマーケット)によって食料は万全だ。目指せ! ロイヤルニート生活! ちなみに、継承権は放棄しました。~



「神様が作ったゲームの世界」 ~攻略本を片手にゲームの世界に乗り込むわ! 私の明日は輝いている! 何で第三の選択肢(性別不明)が!? 「かあちゃん、私を止めるな! 冒険するんだ!」


一筋縄(ひとすじなわ)では行かない魔王討伐への道が今始まる。~



「パーティークラッシャー⑦」(青薔薇の書) ~遂に、勇者パーティーとの対決が始まる。上手くパーティーに潜りこんだ男は最強の敵と最強のライバル達に出会う。「倒すべきは最強! 壁は高いほど燃え上がる! お前を絶対俺のものにしてやる!」~

一人の獣人がチャンスを掴み、酒と賭博から解放された。


『ランダム召喚 Lv. 6』のお話は → 第31話。


ランダム召喚で新たなテイムモンスターが欲しかった。図鑑を埋める事がこの小説の最大の目的だ。



『鑑定(笑)』とかはスキル神の管轄だった。今はいないけど、残留思念(幽霊)が働いている。死んでも、コピーされたAIのように働く。疲れを知らない幽霊になって、「逆に、仕事が捗ります!」というレベル。



本校には、学校精霊がいるのだ。学校様だ。学校の結界などを担当している。学校モンスター。学食が大好きで、昼はおかわりもしている。夜も学食だ。抜かりはない。



並行世界の魔力がある “東京シティー” から召喚された女性。幼少の頃から魔力を使ってないと、魔法は使えない。泳ぎ方を知らないのと同じ。チートとは偉大なのだ。


この人はチート無しだけど、魔力を使える。本を読むのが趣味。


日本語の小説を異世界語に翻訳している。ランダム召喚なので、色んな日本から本が来る。子供用に日本の童話も訳している。



ランダム召喚では、物資と魔力を交換している。本来は女神様のお仕事だけど、邪神様がやってる。足りない世界に魔力を微量に供給するお仕事。



王都(近郊)には、5つのダンジョンがある。北にメイズダンジョン (迷路)、西にフロアダンジョン (風の塔バベル)、東にケイブダンジョン (滝の洞窟)、南にキャバンダンジョン (大空洞)、中央区にレイヤーダンジョン (変階層) がある。全て100階層。


とある事情から主人公達はこれらのダンジョンを攻略することとなる。



頭の中にある小説を書き出してみた。こんなようなのを書きたかったかな~ って感じ。①は1巻。異世界では、ハーレムや逆ハーレム、BL本 (青薔薇の書) が人気がある。



『姫』編 (異世界帰り) はこのような流れだ。『姫』・零(転移した世界)では、『姫』は反英雄的な立ち位置だった。


『姫』の行った世界は、人を殺すと、子孫全員が復讐してくる血みどろ世界なのだ。そのせいで黒のメイド(賢者の書)の何人かが思いを託して、死んでいった。


その事が『姫』やメイドを “最強の存在” へと押し上げた。



お読みくださりありがとうございます。EXだから、本編以外の事も語られます。更新は亀だけど、頑張ります!『ブラクマ』は女神様四十九手の一つ。

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