Episode 42 VS. 槍王 Lv. 578
長い!! とても反省している。
「さぁ、挑戦者、マスクドランサーの入場です。」
「正体を隠したいのか、白い仮面をつけております。」
「本日急遽決まったこの試合、実況は目がとてもいい鳥獣人のシエル。解説には、“剣王” クレアさんに来ていただきました。」
「現在、槍王は57戦52勝5敗。ほぼ負けなしですが、新人である挑戦者は果たしてこの人に勝つことができるのでしょうか?」
「あっ、シエルは勿論、槍王に賭けています。今日は高い酒を飲むぞー!」
「私とヴァンの成績は2勝2敗のイーブンだ。ライバルとしては、新人なぞ軽く捻り潰して欲しいところだな。」
「下馬評では、挑戦者が劣勢ですが、勝負は下駄を履くまで分かりません。」
「我々を楽しませろー!!」 「シエルが皆の声を代弁致しました。」
ー風槍タイフーン、土槍ペトラー
『ダブルスピアラッシュ』
『身体強化8』
「のっけから容赦のない槍の洗礼ー! この冷酷さがザ・槍王って感じがします。」
「両手による槍のラッシュ、片手の槍では防げるものではないな。強力な『身体強化』で上手く致命傷を避けた。」
『アイ・アム・ポーション』
「挑戦者、迷わず回復しました! 全く躊躇がありません!」
「持ち込みは許可されているから、許してやれ。それに、すぐに終わってしまってもつまらない。」
「『槍術5』ってところか? どこの流派だ?」
「サンドリザードマン流だ。」
「そうか。俺の流派は疾風迅雷流だ。どちらが上かハッキリさせとこうじゃないか!」
『火纒』『イグニートジャベリン』 → 『首刎ね(斧)』
『ロックスピア』
「火属性の投擲からの近づいての斧の一閃でしたが、地上から突き出た岩の槍に止められてしまいました。」
「更に、岩の槍が挑戦者を襲う! …元の位置まで戻されてしまいます!」
「ヴァンは風5、土3だからな。土属性の扱いもそこそこだ。」
「それにしても、相手の首への攻撃を動作から読み切って、岩の槍を先に置いておくことで防御したのは、流石だな。そして、」
「「食らえ! これが空からの一撃だ!」」
『ジャンプ』
「…槍王、十八番の空からの攻撃でしたが、躱されました。有名な技だから、事前に調べていたのでしょうか?」
「いや、影を見て、寸前で回避していた。なかなか良い “感” をしている。」
「通常、槍はほぼ横軸だから、縦軸が入ると、ビックリしますよね。この技で何人が敗れた事か…」
「挑戦者、距離を取ります。投擲で攻めると決めたのか?」
『ゲイルジャベリン』
「槍王、挑戦者のお株を奪うような鋭い投擲! 躱し…、後ろからもう1本!? 間一髪! 槍で弾きました。」
「!? あーっと、挑戦者、後ろから槍に刺されたー! これは一体どういうことだー?」
「二つ目の槍を時間差で同じ射線に投げた上で、一つ目の槍を風魔法でコントロールして、敵に当てた。凄いな。」
「お前に出来る事が俺に出来ないと思ったのか?」
「槍王、挑戦者を煽ります! 俺とお前には歴然たる差がある。そう言っているようにも聞こえます。」
「普段、ヴァンはそんなに挑発はしないんだがな。同じ槍使いとして、思うところがあるのかも知れない。」
『アイ・アム・ポーション』
「挑戦者、背中の槍を引き抜き、回復をし、2本の槍を投げ返しました。」
『点火』
「これは!? どんどん魔力が上がっていきます!」
「必殺技だな。槍を返したことといい、正面から正々堂々、槍王を潰すつもりだな。」
『ディアブロ!』
『風車』
「槍王、槍の回転で挑戦者の必殺技をあっさり散らしたー! この勝負、もうここで終わってしまうのか?」
「この程度か…、お前もそこらへんの雑魚と変わらない。」
☆心の深層領域にて
「無様だな。…また、あの女の力を頼るのか? うんざりだ。あれはいつか倒すべき相手だぞ。」
「チョンパマンは悔しいよ。自分の力で勝ちたいよ。」
「目の前に強敵がいるというならば、それを倒して、先へ進めばいい。我が槍はその為に、鍛え上げてきた。」
「「「我らは元は一つ。今こそ元に戻る時!」」」
「我が名はマスクドトリニティ、貴様の自信を粉々に粉砕する者だ。」
「すげー!! なんだー! この膨大な魔力量はー! シエルはビックリしております。人が変わったとしか思えない変化です。マスクも赤く変色! 一体、何が起こっているー!?」
「あのマスクは本人の気質や魔力量によって、色が変わるタイプの装備品だな。つまり、それほどの劇的な変化だということ…」
『イグニートフランキスカ』
「挑戦者、回転して、斧を投げました。凄い速さで曲線を描き、槍王に向かっていきますが、避けまし…」
『イグニートジャベリン』
「おーっと、後続でとんでもない速さの槍が放たれたー! すかさず槍王が槍を回転して受け止めるー!」
「…んん? これは! 槍王、投げ槍の連打の前に防御状態から一歩も動けません!」
「あの槍一発一発がさきほどの必殺技とほぼ同威力だ。」
「そして、ヴァンが動こうとすると、『動作短縮』で進行方向に素早い槍を投げられる。また、曲線軌道の投げ斧にも注意を割かなければいけない。」
「ヴァンは完全に槍と斧の火の檻に捕まった。」
「見た感じ、トリニティの火魔法が6から7に上がっている。それに対して、ヴァンの風魔法は5だ。魔法を使っての脱出は難しい。」
「槍王、先ほどの攻勢が嘘の様に一気にピンチになりました。これを打開する手段はあるのでしょうか?」
カコン! カラン!
「…何の音ですか? …槍王が弾いた槍が凍っている?」
「あいつ! 今までずっと隠していたのか!? 火魔法7に対して、それを行えるのは、氷魔法7以上!」
「な、なんと槍王、本当は氷の属性でした!! なんという縛りプレイ。サブ属性でこれまで戦ってきたというのかー!?」
「実際は、私達が思っていた以上に追い詰められていたということだな。奥の手を出さなければいけないほどに…」
「…ここで槍王の風槍が砕けちったー!」
ー冰槍セリオンー
“我が槍は全てを穿つ冰の槍。その威力は冰竜が放つ息吹にも等しく、その一撃のみで全ての生物を死に至らせる。竜の力を知り、そして、果てるがいい。”
『アイスドラゴンランス!』
“我が身は放たれる投擲。投擲そのものこそが我であり、また、我が道を遮るものをすべからく殺す猛火の槍。槍たる我に貫けぬものなどなく、皆に等しく死を与えよう。”
『レイジングフレイムチャージ!』
「風槍の破壊を機転として、両者ともに突進系の大技で激突だぁー!」
「…両者、吹き飛びましたが、2人とも地面へ槍を突き刺して、ぎりぎりで体を闘技場へ残します。」
「ここからだ! ヴァンが氷と風を合成し始めた。」
『氷嵐纒い』『限界突破』『身体掌握』『突風』『昇華』『魔力暴走』
…『限界突破』『身体強化』『点火』『加熱』『過熱』
「超高速の槍の応酬!!」
「目まぐるしく攻防が入れ替わっております。こんな展開を誰が予想できたでしょうか!」
「まさに喰らい合いだな。相手の技を取り込み、吸収しながら、進化していっている。」
『冰竜の鋭靭尾!!』
『炎竜の尖爪!!』
「槍王の死角からの短槍を斧で弾いた!」
「ヴァンの左手による相手の右脇腹への攻撃を同じく左手による斧の振り上げで防いだ。感で先読みしたのかもしれないが、見事だ。」
「セリオン、何本かのツララを有する魔槍か…」
ー我は首を斬首するものなりー
『狂炎竜の尖爪!!』
「ぎりぎり避けたぁー! なんという鋭い首への一撃!!」
「トリニティの狂化形態は首への一撃に全てを懸けた技だな。よく躱した。」
「だが、ヴァンは回避で後ろに下がってしまった。来るぞ、狂化された必殺の一撃が!」
『極 限投擲!!』
『極 限旋風!!』 (風車)
「防ぎ切りました!! 技と技の激突の衝撃で後退させられたものの、槍王、見事に防いで見せました!」
『模倣・邪神の一撃!!』
「…なっ!!? 大爆発です! あんな威力の攻撃を2連発なんて考えられません!」
「右手で槍を放ちながら、左手で魔力を圧縮していたのだろうな。器用なやつだ。ヴァンは両手での槍のラッシュを見せていた事が仇になったな。」
「槍王、どこにもいません!」
「空だ。槍の回転と風魔法で回し続けた冰槍を囮にし、大ジャンプをした。空中を移動し、魔力で圧縮された槍を形成した。」
『冰神の強襲!!』
『炎神の大噴火!!』
「挑戦者、ほぼ垂直に弾を投げ、槍王を攻撃しました! その攻撃を突き抜け、空からの攻撃を決めてみせた槍王。」
「その攻撃は惜しくも避けられてしまいましたが…」
「いったいこの両者はどこまで高みに登っていくというのかー!」
「2人とも魔力の消耗が激しい。次の攻撃で最後になるだろう。」
『両 腕 の炎槍』
『両 腕 の氷槍』
「槍王、真正面から相手の必殺技を破りに行ったぁー! ひとつ! ふたつ! 相手の投げた槍を魔法の槍で弾き飛ばして行きます。」
「みっつ! よっつ! さぁ、このまま槍王の勝利となってしまうのか?」
『見えざる壁』
ドゴォン!
「なんということだー! 凄まじい幕切れです。槍王、立てません!」
「魔力による不可視の障壁だな。高速で突進していたヴァンは自身の力が全部自分に跳ね返って来てしまった。」
「“槍” での戦いだと相手に思わせた事がこの戦いの勝因だな。」
「10カウントにより、試合終了~!」
「挑戦者、いつの間にかマスクの色が戻っていますね。」
「あれほど強い力は長時間は使えないだろうからな…」
「…槍王、気が付いたようです。挑戦者と握手を交わします。自分の負けを素直に認められる。それこそが彼の強みでもあると思います。」
「戦いの勝者と負けても、すぐに立ち上がってきた敗者へ温かい拍手を!」
「「「うおぉぉーー!!」」」
「とてもいい試合だった。次は私の番だ。“不敗” に挑ませてもらう!」
「おーっと、これはとんでも宣言だ。現在、“剣王” と“素手之王” の対戦戦績は0勝1敗、彼女がこのセブンスの新たな闘技王となれるのかシエルも非常に楽しみです。」
「それと、賭けに敗れたシエルの今日の夕ご飯はもやし炒めだから、暇な人は一緒に安酒でも飲んで、今日のバトルを語り明かそうぜ!」
「いつもの酒場にいま~す。では、解散!!」
(…最速で馬車に帰らなければならない。アドレナリンが出ているうちに。これは久々にヤバい感じがする。もしかしたら、立ち上がれんかも知れん。)
「ハルトさんにお金を交換してくるように頼まれたけど、今にも襲って来そうなんだけど…」
「心配ない。私から取れるというならば、取ってみるがいい。」
ズドン!
「…なんという魔力の圧力だ。 諦めます!」
「俺も、俺も! 命大事だから!」
「シエルんに奢って、俺のポイントアップしに行こ~。」
「ちょ、待てよ! シエルんと楽しく話すのは俺だ!」
△○□
「「「「ブリーフメン、参上!」」」」
「…またお前らかよ!」
「お前がリビドーを殺すごとに俺は増え続ける。無駄に殺された俺達の怒りを知れ!」
「ブリーフメン4、肩パンツ、仲間に入りま~す!」
「肩にパンツかけんな! 俺が頭おかしいと思われるだろ!」
「今な、俺達で電車ごっこしてんだ!」
「お前も 連・結・し・な・い・か?」
しゅぽっぽー しゅしゅぽっぽー
「やめろぉー! 追って来んじゃねぇー! 気持ちわりぃーんだよ!」
「お前ら、1以外、フルチンなんだぞ!」
…はっ!? 夢で良かった。悪夢だな。
睡眠(魔力欠乏)で2日も目覚めなかったらしい。どおりで変な夢を見るわけだ。
隣には槍王が寝ていた。「一緒に行ってやる!」と馬車に乗り込んで来たが、このざまである。
良かったな。セブンスにいたら、身ぐるみを剥がされているところだぞ。
重度の筋肉痛が治るまで、槍王と共に犬のジャンピング練習の障害物にされた。
怪我人だからだ。動けない俺達が障害物に適しているんだ。チンを踏まれないように祈るだけである。
面白がって、熱いスープを口に運ぶのはおやめください。
2日が経ちました。やや回復!!
5000万ガネで同僚達が買って来てくれた物を確認だ。
雀卓 ×2! 20万ガネ カモられてるぅー。
チェス 10万ガネ バックギャモン 10万ガネ
トランプ 10万ガネ / 60万
氷の国産の卵 500万ガネ 「仲間を助けました!」 by 雪女さん
なにかの卵① 300万ガネ
なにかの卵② 200万ガネ
不気味な模様の卵 100万ガネ / 1160万
プレミアムカード (傷あり) 200万ガネ 王都で交換だ!
引退品 (カードセット) 2割引 24万ガネ
引退品② 2割引 16万ガネ / 1400万
サキュバス 600万ガネ
ハーフサキュバス (夢魔) 550万ガネ
インキュバス 300万ガネ
魔族(男) 有角種 250万ガネ / 3100万
ゴブリン(雄) & ゴブリン(雌) ×2 + カード ×20枚セット 15万ガネ
獣人(子供・女の子)とカード ×20枚セット 15万ガネ
呪われたガントレット (右手と右手) +α 100万ガネ
→ ライティ、アールと名付けた。
いわくつきの絵画 +α 100万ガネ 死蔵品になります。
空を飛ぶ両手剣 (錬成物) ×3 300万ガネ 飛べる!
劣化エリクサー 140万、130万 今でしょ! 使え!
3900 / 5000 万ガネ
言いたい事はたくさんあるが、まぁ、いいだろう。
感謝こそすれ、怒ることはない。馬車が暇だったんだろうな…
カードは傷だらけだぞ。遊べればいいんだ。
大事なカードは遊ばずにプロテクトの魔法をかけるか、バインダー (コレクターブック) にしまうらしい。
その為だけに、職業:コレクターになった馬鹿もいるようだ。
レアカードはノブナガとミツヒデか…
ちなみに、ノブナガちゃん(美少女)なら、20倍だったみたいだ。
異世界でも美少女は大人気だな。
「のぶながちゃん(幼女)は500万ガネよ。」
エルフによって、闇を垣間見せられた。
この世界は時々金額がおかしいと思います!
皆の行動を一応確認した。
① エルフ & 金づる デート (美味しいお店)
② 魔道具職人A & サキュバスA デート (ぶらぶら & 適度にお金を使いつつ、遊んだ。)
③ 氷の民御一行で1万円ガチャで運試しをして、その後、お酒を飲みまくった。
魔王は自分の分と氷鬼人から貰ったぬいぐるみを装備している。
1万円ガチャで2枚のスキルチケットが当たった。(雪女さん ×2)
④ 悪魔っ娘(邪神様)はスキル王を蹴り飛ばした後、お腹が空いたから、ご飯とお酒を求めに行った。
⑤ 孤高の剣士は闘技場で俺に賭け、勝った金で良い剣を買った。
良い剣 (名称:サイキョーソード)
余った金で酒数本と2万円ガチャを引いた。スキルチケットが当たった。
⑥ 集合して、ほろ酔いでお買い物タイム。
⑦ カオスフェンリルはお留守番だった。
その辺に置かれていた絵画君から何本か手が伸びてきた。君は遊びたい気分かも知れないが、俺は遊びたくない!
掴んで、収納袋に押し込んだ。もう出てくんな!
卵ガチャの時間だ! 期待しろぃ。
氷の国産の卵 → オコジョ (ホワイトストウト) (雄)
あんまり数がいないようで、氷の民達がめっちゃ喜んでいた。ハク [白]と名付けた。
300万の卵 → ネイチャーハムスター (雄)
今度はエルフに孵化して貰った。レアな樹属性になった。名前はハム彦だ。
皆からブーイングを受けたが、俺は譲らない。
『鑑定4』→ 自然の中で暮らすハムスター。植物の生育を助ける事が出来る。また、彼らがいただけでも実り豊かになったという事例もある。希少種。
200万の卵 → レッサーウイングドレイク (雌)
おわっ! ドラゴンだ。安い卵だったから、俺が孵化しちまった。変な属性が付いてなきゃいいんだけど…
『鑑定4』→ レッサードラゴンの亜種。変異種。天属性。通常のドレイクは飛ぶ事が出来ないが、この種は飛ぶ事が出来る。昼に強く、夜に弱い。また、天候を予知できる。
天は上位属性だが、成長が遅くなるので、この種が自然界で生き残れることはまずない。
名前はホープにしました。
不気味な模様の卵 → フライングジェリーフィッシュ (雌)
悪魔っ娘(邪神様)がやりました。目を離したら、ダメだ。面白い事があれば、すぐやる。
『鑑定4』→ 魔法生物。毒属性。くらげに似た生物だが、子供が乗っても大丈夫なくらいはしっかりしている。魔国で偶に見かける生物。
優しく、大人しい。毒のない2本の触手と遊んであげるといいだろう。他の毒を持つ触手は収納されている。
クウゲツ [空月]と名乗りたまえ。
ゴブリンズと獣人ちゃんは俺の指揮下に入れた。
ゴブリンズは「手に職をつけたい」と言ってた。現代人か!
獣人ちゃんにはスキルチケットで体術1、身体強化2、水魔法1を追加しといた。
何もないよりはマシだ。
「獣人のお姉ちゃんと獣人の帽子を被ってるお兄ちゃんは凄く早く動けるし、大きい狼さんに変身もできるの。」
「同じ獣人だし、私にもできる!」
おー、子供ならではの凄まじい勘違いだ。だが、これは間違った知識を “常識” として植え付けるチャンス。チャンスは逃さない。
「そうだな。努力すれば、この世に出来ない事はない。いずれはレナもあいつらの様になれるはずだ。」
おいおいおい、ドン引きするような目で見てんじゃねーよ! 同僚達よ。
俺は一番強い右腕が欲しいんだ。ちなみに、レナは虎の獣人だ。
槍王が魔力譲渡で命を救ってくれたブリザードフェンリルに一目惚れしたらしい。
「人の一生は短い。人の世でまだ誰も成し得ていない事ができたなら、お前を認め、お前の子を孕んでやろう。」
頑張れ槍王。 王都のダンジョン踏破だ!
槍王がフェンリルさんに頭を下げて、体術を教えて貰っているかたわらでレナにも遊ばせてみる。まずは、楽しく練習だ。
「「「私達も頑張りました!」」」
雪女さん ×2と氷の魔王がこう主張してくるから、倒れていて、見てないけど、金貨5枚 ×3をお助け料として渡しといた。
頑張った社員には報いなければならない。
「さて、賭けに負けた敗者達よ! お前達にもチャンスを与える。ズバリ、結婚相手だ。」
「私、前に結婚してたことあるよ。」「シャラップ!」
「ただの結婚相手ではない。より才能の高い若い子を君達の目で選び出すのだ。」
「上手く開花すれば、発明王!! 特許により、左団扇な生活もできるかも知れない。」
「「「「おお!!」」」」 「「「「すげぇ」」」」
「…私一回失敗してるから、今度は女の子にしよーっと。」
不穏な発言が聞こえたが、聞き流した。
空を飛ぶ両手剣で遊ぶ。魔力を意外と使う。ちょっと怖い。返品は出来ない。
魔力を放出すると、足がボードに張り付きます。
エルフが機動力を得たと喜んでいるので、必然的に義兄さんも練習しなければなりません。頑張れ!
悪魔っ娘(邪神様)に聞いたところ、今ちょうど上空辺りに浮遊ダンジョン “空中庭園 ~竜の住み処~” が周回中らしい。
ブリザードフェンリルさんが立候補してくれたので、劣化エリクサー ×2と雀卓、トンカツバーガー、串カツ、鍋アイス(収納袋に入れた)を渡して、空へ行って貰う。
フェンリルの膨大な魔力ならきっと大丈夫だ。
槍王! 一緒に遊びたいの(心配なの)は分かるが、今の疲れきったお前には無理だから、大人しくしとけ!
俺の投擲でスカイソードを加速させ、その投げた剣の上の予めマークしていた場所へ転移で乗り、剣の向きを上空へ変え、フェンリルは旅立って行った。さらば。
さぁ、王都へ急ごう。忠犬カオスフェンリル GO!
夕方になって、馬車の荷台 (マーク)にフェンリルが転移して、帰ってきた。隣には、竜人 (男)がいる。
よし、移動の足をゲットしたぜ!
「トンカツバーガーがあと10個食べたいです!」
そんなに食べたら、人間だったら、気持ち悪くなるけど、竜だから大丈夫か…
まかない付きのバイト契約を結んだ。しっかり働きましょう。
劣化エリクサーは空中でひと瓶、帰りの転移の魔力確保の為に、ひと瓶使ったらしい。あばよ。
竜酒、竜の卵、浮遊石(大)がお土産だ。 でかした!
浮遊石? 今はいらないから、王都で吹っ掛ける。金が最も大事だ。
これで飛行船でも出来たら、俺が助かる。
麻雀に嵌まった竜が麻雀牌の製作を始めたらしい。良かったな。人生を捧げられる遊びが見つかったぞ!
☆竜の卵争奪戦!
「やっったぁー! 私、私がほんとうにやっていいのー?」
じゃんけんとは、平等に勝者を決める勝負なのだ!
雪女さんに習いながら、獣人が魔力を込めていく。何個かマジックポーションを使ったが、無事に生まれた。
竜の卵 → タイニーウォータードラゴン (雌)
『鑑定5』→ 翼を持つ竜としては、非常に小さい方。あまり大きくはなれないかも知れないが、その分、素早かったり、強力な魔力を持つ可能性がある。
名前はアオイ [碧]にした。空と水の碧さからだ。
今回、孵化する人の魔力量も少なからず影響している事が新たに判明した。
レベルを上げれば、大きさは関係ないか…
竜気がほんのり入っているという珍しい竜酒はなくなった。俺も少し飲まされたが、かなり強い酒だった。
酔っ払ってるやつには近づかない。これが正解だ。
次の日、王都の北門というところへ着いた。
何やら騒がしい。俺達は無敵のポケット同盟! イケる!
…!? 俺のポケット同盟(賄賂)が拒絶されただと!?
「ここは王都だ。そういうのは通じない。」 バカな!?
To Be Continued…
本当は、地槍ニードル・ペトラと呼ぶ。この槍の能力で土3に見せかけていた。土属性なんか持ってない。ヴァンは氷7、風5である。
風槍、冰槍は破壊されたので、自己修復中。
“剣王” が二刀流、真・剣舞(炎と雷の合成技)を習得しました。
後日、“剣王” は “素手之王” に敗れました。2敗目。あと1回チャンスがある。ダンジョン修行か?
空中庭園 ~竜の住み処~ ・・・竜に乗っ取られた哀れな浮遊ダンジョン。竜の空の休憩所などとして活用されている。竜が長くいた為、竜の素材 (卵など) もドロップするようになった。
竜が邪魔だと思って、ぶっ飛ばすモンスターが稀に卵をドロップする。
卵は自分で育てたくない為、訪れた人にプレゼントする傾向がある。自分の子供じゃないので、何も心は痛まない。
この小説では、もう出てこない場所。一期一会。もう竜酒は手に入らない。
バトルが大変過ぎた。もうバトル書きたくない…
お読みくださりありがとうございます。やっと王都。




