Episode 41 遊戯の街 セブンス【555】(後編)
長い街の説明が始まる… ほんとは1000字くらいにしたい…
この街の情報が欲しい!
教える事に飢えていそうな街の人Aを飯屋へ連れてきた。
別にお腹は空いてない。ドリンクで居座る迷惑行為を行う。
とりまー、ズボンの左ポケットに金貨を1枚、入れてみる。おおー、話し始めた!
~この街の遊び方~ (初級編)
①「第一に、賭け事とは自己責任! 借金しても誰も助けてはくれません! 程々にしときましょう!」
② 馬上槍試合・・・相手の槍を壊したり、相手を馬から落としたりする遊戯。
*壊れやすい槍を用いるなどのハンデ戦もある。
③ アーチェリー・・・弓の名手が1~7の的を3回射ぬき、それを予想する遊戯。不正の嫌いなエルフだから、成立する。
*3連複(順不同)、3連単(1射→2射→3射を的中)がある。高配当。
④ ボウルズ・・・ボウルを目標の球のどれだけ側に近づけられるかを競う遊戯。交代制で9点先取で勝ち。(*1ターンに交互に2投ずつ投げる。)
⑤ ホーシューズ・・・U字型の蹄鉄を投げて、杭に引っかかる事を競う遊戯。交代制で9点先取で勝ち。
*枠内は全部1点とカウントする。
⑥ スキットルズ ・・・ボウリング。球の名手が転がし、倒れた数1~9本を予想する遊戯。時々、ゆっくり投げたり、逆手で投げたり、よく分からない行動をする。
*3連複(順不同)、3連単(1投→2投→3投を的中)がある。高配当。
⑦ セブンス・・・この街の名前がついたゲーム。職業:ディーラーがサイコロを2つ振り、7と11が出たら、全没収。
プレーヤーは賭けた場所が当たったら、2倍になり、総取りできる遊戯。
1~3人制。1度に2箇所まで賭けられる。同じ場所にはおけない。
どちらも当たらなかった場合、ノーゲームとなり、仕切り直しとなる。全てを得るか全て失うか。
⑧ トランプ21 (ブラックジャック)・・・トランプでディーラーより高く、21までの数字を作る遊戯。勝てば、賭け金が2倍になる。
⑨ ルーレット・・・1~36番までの番号があり、当たれば、賭け金が9倍になる。外れたら、賭け金は没収される。
⑩ 闘技場・・・最高にエキサイティングな場所。
「この街の目玉だから、一度は行ってみな。」
⑪ 各施設はお金を払えば、練習したり、遊ぶ事が可能。貴族様もお忍びで馬に乗りに来たり、遊びに来てたりする。
⑫ 「街では、人や亜人なども売買されていますが、良い子は買わないようにお願いしま~す!」
⑬ 両替屋、金貨を銀貨に、銀貨を金貨に無限に交換してくれる場所。
⑭ 飯屋、野菜や果物が無限に調理され、出される場所。
⑮ 雀荘、昼の時間を無限に潰せる場所。
⑯ サキュバス店、夜の時間を無限に潰せる場所。
⑰ 6月はかくれんぼ大会。主催者がお願いした変身上手なタヌキやキツネの獣人さん、スライムたんが街に隠れる。その人数1~12人を当てる催し。
当てられたら、豪華景品のくじ引きに参加できるぞ! 参加費は3000ガネだ。
ゲームのルールが少し簡単になってたり、時間が短くなってたりするか?
あんまり難しいと覚えらないもんな。うんうん。
そして、無駄な情報が多い!
隙あり! 空いてるズボンの右ポケットに金貨を1枚、突っ込む!
~ダンジョン~ (中級~上級編)
① スロットダンジョン。過去に89階層まで攻略済み。
② 90階層以上は「“9・9・9” を揃えよ」と壁に言われ、入れなかったらしい。
③ 敵を倒すとリールが回り、揃うと、スキルチケットや職業チケット、武器、防具、玩具(雀卓他)、宝石、レアカード、謎肉、旨野菜、旨果物などが出る。
“1・1・1” → 当たり確率 高 / レアカード 少、高レアカード 極少
“4・4・4” → 当たり確率 中 / レアカード少、高レアカード 少
*なお、1のリール(1~10F)からはレベル1のスキルチケットしか出ない。
④「カードが大事! 何よりもカードだ! 分かるな?」
⑤ リールを外すと、普通の野菜と普通の果物、魔石、カスカードが落ちる。ガッデム!
⑥ 昔、レベル8のスキルチケットが1億ガネで売れた。
⑦ 職業:コレクターがダンジョン内で死んだ為、そのレアカードを求めて、早い者勝ちが起きた。
「カードはドロップ品扱いの為、ダンジョンに吸収されないのだ! カードの神様、ありがとう!」
⑧ 現在は1~40階層が安定。
⑨ レベル1~2のスキルチケット(魔法系)は貴族のお子様達も使うから、需要が多い。
⑩ 人には、適性があるから、職業占い師、スキル占い師の職業もある。1回10万ガネ。レベルが上がり過ぎると、テイムスキルの適性が無くなると噂だな。
⑪ 王都の建国祭(8月)が終わった後、セブンスでも大人数のダンジョンアタック祭(大会)をするらしい。今からどんなレアカードが出るか待ち遠しいぜ。
よし! お前がカードを大好きだという無駄な情報がこれでもかと伝わった。金貨分の価値があったかどうかはよく分からん。
「9・9・9」はカード999枚か? もしくは、スキルレベル9を3つ所持か?
レベルをスキルチケットで上書きしていくのがこのダンジョンの正しい攻略法だとするならば、最後だけは、自分の手でレベルを上げてみろって事かもな…
更に、金貨を1枚、靴を脱がせて、靴ポケットに投入する。
~トレーディングカード講座~ (マニア編)
① まず、デッキから3枚の手札を引く。
② 同時にデッキから1枚を引き、4枚のカードの中から1枚を出す。攻撃力の高い方が勝ち。戦ったカードは場から除外する。
③ これを何度か繰り返し、先に3勝した方が勝者。
④ デッキは20~25枚ほどで構成。
☆ リバースカード (魔法):カードの強さが逆転する。攻撃力の低い方が強くなる。(*リバースをリバースできる (→ 元の強さに戻る)。)
☆ タマゴカード (孵化):相手のデッキの底の3枚から見えないように1枚を引き、自分の場に出す。
相手はデッキに残りの2枚を戻し、デッキをシャッフルする。
⑤ 「カードを賭ける事やお金を賭ける事も禁止されてはいませんが、皆さんは楽しく遊びましょう!」
「「「おおー!」」」 × みんな
「最後に、私のこの異界の英雄カード:ソウソウちゃんもオリパ (オリジナルパック ー 15万ガネ) から出たから、皆も夢は捨ててはいけないよ!」
バインダーのレアカードを見せびらかしてきやがった。うぜぇ。
「…ちゃんと現実を見て、貯蓄しとかなきゃダメだよ、おじちゃん。もういい年なんだから。」
「フハハハ、これは未来への先行投資! きっとこの先、絶対に、値上がりするに違いないのだ!」
現実的な少女(お手伝い中)に窘められるダメな大人がそこにいた。もっと言ってやれ!
「ちゃんと俺が払った金貨でその子に奢っておくんだぞ!」
「あいよー。」
「さて、皆、俺がお小遣いをやるから、この金貨3枚も持って、この街で好きに遊んでくるといい。」
「「「やったー!」」」 × みんな
「使い切るまで帰って来るんじゃないぞー!」
ブリザードフェンリルに目配せして、残ってもらう。彼女にはやって欲しい仕事がある。
ノーマァーク! 俺をノーマークにしていいんですかー!
………ちみっ子がたくさんついてくるっ!?
往来で金貨を出してしまったからか…
「整~列! 銀貨を1枚あげるから、知らない人に取られないように、ソッコーで昼飯に換えるんだ!」
「「「はーい ヽ( ・∀・)ノ」」」「おう!」
死んだふりおじさんが元気いっぱいに子供に混ざってきた!
「この金で飯を食ったら、偉そうな人に頭を下げて、きちんと仕事をもらえよ!」「おう!」 元気だけはいいな。
「俺にお金を貸してください!」
見ず知らずの青年にもたかられる。
…そうだよな。お金を借りるっていうのは、普通、悔しいし、情けないよな。
お前が震えてるのがその証拠だと思う。
「貸すんだから、利子つけて俺に返しに来い!」
青年のズボンのポケットに金貨1枚をぶち込む。同盟成立じゃー!
「ありがとうございます!」 ぐぅー
お腹の音が聞こえてしまったのは秘密にしておいてやろう。
俺は絶望した瞳の中にも僅に輝く光を見たのだー。
…!? 研ぎ澄まされている俺から盗みを働こうなんて、甘いな、少年!
「次からもっと上手くやるんだぞ。」「それだけ!?」
「…なるほど。練習の場を用意してくれということだな! 行くぞぉー!」
失敗したら、すぐにリベンジしようとする、その意気やよし!
フェンリルさんにスリ少年を抱えさせて、カジノへ直行する。
「あのサイコロを盗もう! あれが欲しい!」「えっ!? 俺、いらない。」
「あとで金貨3枚の小遣いをやる。」「やる気が出た。」
俺は足が滑って、テーブルへダイレクトアタックをする。目的の物が落ちた。
「なにやっとんじゃー!」
「お客様は神様。神様はVIP席へ行きたい。案内してくれ。…バカめ! 一瞬そっちの方向を見やがって。ダッシュ!」
「やめろぉーー! お前のような頭のおかしい奴をいれるわけにはいかーーん!」
………ちゃんとポケット同盟(手打ち)してきたから、大丈夫だ。
俺を止められるなんて、いいガードを雇っているな。
俺の幸運値が低そうなのと、どうせ胴元が儲かるように不正してんだろ的な疑いから、もっとも効率よく金が稼げるだろう場所に来た。
“闘技場” だ!
最後に信じられるのは、己が力のみ!
俺が勝って、俺の欲しいものを全部手に入れる!
対戦相手の情報をよこせ!
A. “剣王” “修羅” クレア (女) 倍率:24.8
B. “水王級魔道師” “魚群” メル (女) 倍率:17.5
C. “弓王” “必中” サラ (エルフ / 女) 倍率:19.8
D. “無手之王” “不敗” タイタス (男) 倍率:35.3
↓
E. “槍王“ “疾風” ヴァン (男) 倍率:21.2
F. “スキル王” “深淵” **** (男) 倍率:32.6
G. “外道王” “悪逆非道” ジョンドゥ (不明) 倍率:23.3
二つ名、ネームド、錚々たるレアモンスター達だな。
*** ー **** ー **** (******)
「…君だけ秘密の情報を得るのはフェアとは言えないな。今度からは私も覗かせて貰…」 ブチッ
***
**
*
干渉されたぞ。気持ち悪りぃな。覗いてるのが自分だけだと思ったら、大間違えだぞ。俺は邪神様から常に監視されているんだ。
今度からは気をつけるんだぞ! 多分、スキル王さんよ。
☆邪神様のターン!
「私に何か用か? 人に化けた悪魔のむす… (((( ;゜Д゜))) 」
「私に手間をかけさせるな。顔か腹かを選べ。選んだ方を蹴り飛ばす。」
「……は、腹でお願いします!!」「よろしい。」
ドゴォーン!
☆主人公のターン!
スリ少年が盗んで来てくれたこのサイコロを使おう!
そ~れ、6! 6! 6! …
クソが! やっぱり、イカサマダイスじゃねーか!
しょーがない。6(F)は既に戦闘不能だろうから、5(E)にするか…
E! “槍王“
同じ槍使いとして、雌雄を決すべき相手!
今日この場で王座から引きずり下ろしてやる。
実際、邪神様が悪魔っ娘の体で格上のフェンリルを完封しているのだから、考え方やスキルの使い方次第ではいけるはずだ。
スリ少年やブリザードフェンリルに、俺に賭けてもらうように金を渡し、登録を済ませ、決戦の場へと向かう。
250万ガネ、大金だ。 後はない。不退転の決意で望む。
受付嬢にアピールする為には、もふもふ(卵)の力が必要なんだ!
To Be Continued… → 42話|ω・) (孤高の剣士さん)
主人公が帝国の騎士家を勘当された青年と出会った。この青年は “騎士の呪い” を帯びている。苦境にあっても、人生を諦めない青年のリスタート(逆襲の物語)が始まった。
主人公は愚かにもレベル180程で “王” に挑戦する。
この小説では、剣王:王国で最も強い剣士、剣帝:帝国で最も強い剣士、剣聖:勇者関連の職業の一つ、剣神:邪神様に喰われる(殺される)為だけの存在となっております。
スキルレベルが10(MAX)になると、強制イベント(邪神様とのバトル)が発生します。
お読みくださりありがとうございます。次回は戦闘回。




