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Episode 36 砂漠の花を求めて… 16時9分49秒

第五席 “双刀の猟犬(オルトロスファング)” を呼び出してみた。


前払いで報酬を要求された。さては、お前も新作が欲しいんだな。


メロンジェラート → 凍ったメロン、凍ったバナナ、ヨーグルト


を作った。鍋に入れてやった。いっぱい食えるな。


「ふぉおおおー、アイス、うんまい♪」


「報酬 最高 任務 受諾。」


「それ疲れない?」


「だりぃ。キャラ付けの為にやってる。でも、戦闘中は言葉が短い方が楽。」



「聴覚が落ちてるので、皆さんゆっくり、大きな声で話してくれると嬉しいです。」


「ファングって呼んでどうぞ。感覚が鋭い方だった私がこの呪いは笑えない。」


視力矯正の眼鏡(錬成物)、集音具(錬成物)を装備してるんだって。



あえての早口言葉勝負をしてみよう!


Fred ate Ted bread, and Ted ate Fred bread.


訳) フレッドがテッドにパンをぶち込み、テッドがフレッドにパンをねじ込んだ。殴り合いの喧嘩に発展した。


止めに入った妹に余りのパンを突っ込み、三つ(どもえ)になった。



考えたが、これはダメなやつだな。俺がいっぱい結末を足してしまった。違うのにしよう。



「青巻き紙赤巻き紙黄巻きまき」


「青巻き紙赤巻き紙黄巻き紙?」


おおー、ちゃんと返せるじゃねーか! 頑張ろうぜ!



オーストリッチ (ダチョウ) に乗って、目的地へ向かう。


何回も振り落とされた。マジムカつく!


餌も強奪するし、俺のだけハズレじゃん。


つつくなよ! もう餌がねーんだよ。


猿王から野菜くずを貰った。お前もクズの有用性を知る者だったのか!


帰ったら、いざという時の為に、収納袋をゴミ箱兼用にしなければいけないな。



途中休憩で聞いた話では、砂漠の花:ミラクルイエローを求めて、深度3以上に行くことになるらしい。


虹の花と呼ばれているそれは、毎年出現位置が変わり、今年は深度1~3まではあらかた探索済みだそうだ。


俺達は3の未探索部を経由しながら、奥の深度4以上も探すことになる。



交易の街エイスからやや北東に行ったそこは砂漠のフィールド型ダンジョンとのことだ。またか! 早めに帰りてぇーな。


また、円型のダンジョンで3つの街がしのぎを削る場所でもある。



おー、考えてたら、深度1にあるダンジョン街に到着した。


義兄(にい)さん、ダンジョンだよ! ダンジョン、ダンジョン、ダンジョン、ダンジョン…」


恨みを込めて、肩を揺さぶり続ける。


「僕が~悪かったから~、そろそろ~やめてくれ~!」


おっと、始まるから戦力を失ってはいけない。これぐらいにしといてやるか。次からは正確に情報を伝えて欲しいものだ。



ここでは、ダンジョンでドロップした物が売買されていたり、料理屋、宿屋、サキュバス店等がある。まぁ、特に用はないな…


ダイナソーの卵、500万ガネ!??


義兄(にい)さん、買ってくれ!」「無理だ。」


知ってたけどな…、だが、俺は自分で手に入れてみせる!



「ダイナソーの卵はとても貴重な品です。ダンジョンにいる恐竜種から非常に低確率でドロップして、かつ、産まれるダイナソーは魔力を込めた人によって、全然違う。」


「500万なんて安い方ですよ。他の街に行けば、2倍、3倍の価値があります。」


いるよねー、自分の趣味になると、熱く語る人。もっと聞かせろやー!


俺達はダイナソーの卵の情報を手に入れた。


土属性だったら、硬くなったり、風属性だったら、翼を持つらしい。夢だけが広がる。金はねぇ。


いつの間にか商人は姿を消していた。やっぱ、世の中金だよな。



最新の地図と導き石Lv. 1、2、3を買って、砂漠に入る。


「導き石は深度1、2、3のオアシスの場所を記録していて、1度だけその地点を光で示すことが出来ます。」


「ちなみに、オアシスには1+、2+、3+ という場所もありますが、今回は、深度3までは最短経路を進むので、考えなくても大丈夫です。」


説明ありがとう。君は偉大な説明王になれるよ。



サソリは陸の海老(えび)の味! 俺達はその真偽を確かめるべく戦わなくてもいい大サソリを殺しまくっている。


爪肉! 爪肉! 爪肉!


うおっしゃー! ゲット!


その後も狩り続けて、6 / 30 で終了した。20%!


第五席は “ウィンドエンチャント” で刀の切断性を上げていた。



ドロップしたデカイ毒針を自分の腕に突き刺したけど、何も起こらなかったから、てめーはダメだ。


メンバーはドン引きしてたけど、第五席が “ヒールウィンド” をかけてくれた。感謝致す。


この魔法は全体回復魔法らしいぞ。


何故(なぜ)、そのようなMPの無駄をしたぁー!」


「風魔法が使いやすいからです!」


「次からもその調子で頼む!」「合点(がってん)!」



オアシスレベル1で陸の海老の野菜炒めを食べた。認めよう。君は海老だ!


料理担当は猿王だ。女を満足させる為に、身に付けた料理技術は伊達ではない。いい野菜も “アイテムボックス” に入っている。


わらわら海老難民が湧いたから、俺達もついでに、お代わりを要求した。



2日目、俺達はダイナソーハンターになる!


色んな恐竜を殺しまくった。ダイナソー肉の原産地はここだったか。


3割くらいの確率で肉が落ちた。取り放題じゃねーか。


サウルス種は最高だ。ポップするそばから狩った。


101 / 100 で肉のドロップ確率が100%を超えてしまった。


第五席に「頭が幸せだね」と言われたけど、「照れるぜ」と返しておいた。


卵は 0 / 100、物欲センサーの悪魔が邪魔をするぅ!



オアシスレベル2で猿王が炎の魔法剣(フレイムソード)で石を水平に斬る。


その石を熱し、その上でダイナソー肉を焼いてくれた。


天然の石プレートやー。 味付けは塩・胡椒のみ。


「「「「うめぇ」」」」


大量の肉難民が発生したので、金を取って、食わてやった。



第五席が火纒(ひまとい)に興味を示していたから、「火と一体になるんだよー!」とコツを教えておいた。


短時間の風纒(かぜまとい)が出来る様になったみたいだ。彼女は超優秀な生徒でした。


「バカになって、風に身を任せてみた」と言っていた。


きっと、「頭を空っぽにして」と言いたかったんだな。俺が訂正しといてやるぜ。



3日目、陸の蟹 (ヒュージクラブ)を発見した。


なんて素早い蟹なんだ。本気で逃げるから、本気で追いかけ回した。


今日は陸の蟹と野菜の鍋にする事に決まったから、投擲と魔法弾 (他のメンバー)で追い込み漁をかける。


ドロップだから、お前が()げても構わない。


パーティーの 3 / 4 は火の攻撃だ。



(義兄さん、銃はどうしたんですか! 使ってください!) ひそひそ


(ここじゃダメだ! まだ周りに人がいる。) ひそひそ


なるほど。奥の手は取っておきたいタイプか…



第五席のクロスソード (ブーメラン)が蟹の足を斬り飛ばす。「よくやった!」


あれは十字手裏剣! (ブーメランの聖武器か?)


我が弟子は秘められた忍者の素質があるようだな…


これからも出し惜しみなしで、頑張って貰いたい。



4 / 4 で蟹脚が出た。脚の的中率100%。


蟹を追ってる途中で、地面から飛び出す魚恐竜に喰われそうになったが、逆に炎の槍を喰わしてやった。



大型のトゥリアサウルスに出会った。「ぐぼぉ」


長い首に()ね飛ばされた。油断しちまったぜ。


射程が長いから、気付いても避けられないんだよな… ポーション最高! アイ・アム・ポーション!


ドロップはダイナソーの糞だ。うんこだ。


ハズレドロップだ。


「魔力がこもっているので、立派な堆肥になります。いやー、恐竜は捨てるとこがない! ぺらぺーら、ぺらぺらぺら…」


恐竜について、熱く語りだしやがった。先に進もう。



オアシスレベル3で猿王が陸のカニ鍋を作った。


魔王はもう料理人の域に達しているな。


「ディス・イズ・カニ、これは蟹でございますわ~。」


蟹難民が現れた。鍋は皆でワイワイ食べるのが美味しい。お酒を貰った。


ふぅ、日本の伝統芸 “腹躍(はらおど)り” を見せる時が来たようだな。


魔法ペンで腹に顔を書く。大爆笑だった。



技:風遁・風魔(ヴェントゥス・)手裏剣(ニンジャスター)を第五席と一緒に創った。


短く “ヴェントゥス” と呼んでいた。まぁ、いいけど…



3日目、これから深度4に入る。


“暴君” ティラノサウルスと猿王が戦闘を行っている。


コイツの魔力量は過去に戦ったヒュドラやヴァンパイアと同じくらいだ。


それを素手で圧倒している。


性欲を燃やして、戦闘能力を強化してるのだろうが、相手からのダメージすらも燃やして、力に変えている。強い!


恐竜に噛みつかれて、何のダメージも負わないのは異常とも言えるな…


最後に、巨大化した如意棒? で叩き潰して、終了した。


ドロップは牙だ。



ズドン!


とんでもない魔力が俺達に()し掛かる。


「“死神” ブラックサウルス…」


専門家はその言葉を残して、泡を吹いて、倒れた。


“メギドフレイム” ! 「やったか!?」


魔王が死亡フラグだとぉー!


地獄の業火から無傷の恐竜が出てくる…


「ほげぇーー!」


魔王は顎が外れそうな顔をしている。今、その顔芸はいらね。



瞬間、恐竜の姿が消え、一瞬で横に現れる。


その巨体で “テレポート” だと!? ふざけんな!


ディアブロ! 槍の爆風で俺達は間一髪、()ね飛ばされる。



勝てないと悟った俺達は逃亡を開始した。


「逃げるんだよおぉぉーー!!」


専門家は猿王に抱き抱えられていた。グッジョブ!



ざまぁ、ざまぁ、ざまぁをくれ!


serach…… not found.


ぅおい! どーした! 選択肢ぃー!


俺とお前はマブダチじゃなかったのかぁー!!



恐竜に目をつけられた。今度は、俺達が狩られる側というわけか…


砂を潜って来たり、空を飛んで来たり、岩を突き抜けて来たり、急に転移で現れたり、休む時間すらねぇ…



そんな中で、俺達は偶然にも多くの青い花が咲いている場所へと辿(たど)り着いた。


虹の花、時間帯で色が変化する花だそうだ。



スンスン 一歩間違えば廃人の技を使った俺と猿王はスーパー賢者タイムだ。気を抜いたら、こうなる。


お星様を見ている。 「「綺麗な夜だなー。」」



4日目、今は、午後0時だ。ミラクルレッドを採った。


いいだろ? 俺だって、受付嬢にプレゼントしてぇんだ!


ミラクルイエローは午後3時に採取した。


第五席が「花束」と助言してくれたから、ある程度の数を取った。連れて来て良かった。


ミラクルライトグリーンは午後4時。義兄さんも目的の物を手に入れる事ができた。



義兄さんは “熱い恋心” を燃料にすると決めたようだ。猿王に技を教えて貰っている。


この砂漠を脱出できなきゃ、俺達に明日はないのだ。



迷子の俺達に、


これからどうすればいいのか分からないので、(すべ)をご教示(きょうじ)ください。



A. このまま “死神” に追われ続ける。SUCCESS!


B. 帰れると信じて、元の道を引き返してみる。“死神” は出なくなったが、更に迷った。(王家の信用失墜エンド)


C. 導きの石Lv.3 を使って、強引にオアシスレベル3に戻ってみる。石が足りずに戻れなかった。(王が暗殺されたエンド)


D. “死神” がいなくなるまで待ってみる。3日でいなくなったが、帰りに時間がかかり、誕生日会は終わっていた。(運命の出会いが起こらなかったエンド)


E. ある程度の推測を立てて、砂漠を引き返す。嵐竜亜種 “砂塵(さじん)嵐” が起こす砂嵐に捕まった。全滅した。(王家の滅亡エンド)



バタフライエフェクトかよ! 花1つで大事(おおごと)になりすぎぃー。


要約すると、花は王家に取って凄く大事な物で、それがあるかないかによって、姉の結婚まで決まるってことか?


なんじゃそりゃ。



義兄さんは王族の生まれだったんだな…、薄々気付いてたけど。


取り敢えず、誕生日会には絶対出席させよう。



A! 明日からまた追いかけられっこが始まる。



5日目、全力逃亡だ。俺達は全力で逃げた。それはもう必死で逃げた。


スンスンスン スーパー賢者モードだ。


「「「今日も星が綺麗だなー。」」」



第五席がしゅんとしてた。どーしたもんか。


初級魔法の “ウィンドステップ” だと俺達と差が出てしまう。


どうも爆発的な加速力では、『点火(イグニッション)』の方が上らしい。



「なきゃ、創れ。」


「今日の敵は明日も敵の私が一緒に考えてやろう。」


ぽかーん


お前 (人化した “死神”) は来ちゃダメたが、取り敢えず、第五席の頭を撫でるをやめてやれ。


皆で考えて、風属性の能力強化魔法 “ラファーガ” を創作した。



猿王が “アイテムボックス” から迷宮酒を出して、死神と()み交わすようだ。


あれはちょっと度数が高そうだから、俺達はやめた方がいいな。


「義兄さん、あの酒美味(おい)しいらしいですよ!」「ほんとか!」


これも経験ですよ、義兄さん。ふへへ。



「自分が強いと思っている強者を追い回すのが楽しいのではないか。」


「明日も本気で追い回してやろう。」



全力宣言いただきました。いりません。



黒い恐竜から逃げ、やっと深度5の最奥へ着いた。そこには大階段があった。


地底人と砂漠エルフが住む旧都があった。


そこは、光魔法や鬼火で照らされるている場所だった。


ダンジョンに呑み込まれた都だった。


ぽけー (゜ρ゜) いや、こんな顔にもなりますよ。


まぁ、いいだろう。適当に街を見て、帰り方を聞こう。



ランプを押し付けられた。返した。押し付けられた。返した。押し付けられた。このぉー。


どうしても、その呪いの品を俺に押し付けたいようだな…


追加のラミアの卵で手を打った。交渉が上手いじゃあないか。



おい、その宝箱はなんだ! モンスターじゃねぇか! 渡してくんじゃねー!


ウィル・オ・ウィスプ (鬼火)もくれる? いや、コイツらの進化先は確かに気になるけどさ…


影に住む魚 (シャドウフィッシュ)とマジックフット (足)を貰った。



厄介払いが終わった。(こころよ)く深度1まで送って行ってくれるらしい。ランプとかは、袋に死蔵(しぞう)だ。


魔剣の類いはもう永久封印済みとのことだ。



船で流砂を下って?、風を感じながら、2時間くらいで深度1のダンジョン街へ着いた。


船は収納袋に仕舞われて、街の秘密のポータルで深度5に帰るそうだ。絶対、砂下りがしたかっただけだ。



単ガチャを回したら、ポロっと卵が落ちた。


「ふぉおおおーー!」 手裏剣を投げた第五席が一番喜んでいた。



宿屋でダチョウのネック()肉のシチューとダチョウの卵の目玉焼きを食った。ちょーうめぇ♪


猿王は猿としての力を回復させる為に、獣人系のサキュバス店へ行った。今夜は帰って来ないだろう…



第五席が卵を孵化させてみたら、ウィンドダクティルス (翼竜)が産まれた。好物は魚みたいだ。ここには、魚も売っている。


淡水魚の収納袋詰めじゃー。死んだ魚を商人から助け出す!



オーストリッチ (ダチョウ) に乗って、何回も振り落とされながら、帰った。


仲間を食ったから、怒っているのかー! すんませんでしたぁー!


俺1人だけが雑に扱われる。


To Be Continued…

『テイム』:ウサ公、るーちゃん、ふーちゃん (雄)、リス助 (雄)、譲渡済×11、ルナ、エステラ様、ラミちゃん、レミちゃん、シューター、バチョー (雄)、ヒエン、ギー (雄)、鬼火×4、影魚×3、足×2 (32 / 150)


主人公も鬼火などに名前をつけようと思ったが、悲しいかな、判別が出来なかったのだ。皆、同じ姿と形。


ラミアの卵はまだ孵化 (ふか)していない。



主人公の装備品:パラライズダガー、収納袋 (斧、手槍×115、虹ガエル、宝石、転移石、通信用魔道具、棺、ランプ、宝箱)


いらない物を押し付けられた結果、危険な死蔵品が増えた。ざまぁを行う為に、拷問 (ごうもん)装置が必要なのだ。



四天王のレベルは499 (“暴君”)、997、998 (“砂塵嵐”)、999 (“死神”)です。時たまに、絶対勝てない化け物が生成されることもある。“死神” はレベル9 (無効)の属性耐性を持っている。


“暴君” はただのノーマルモンスターなので、死んでも復活する。


スキルが『点火3』になった。リビドーは何時の間にか回復するのだ。



第五席は剣士としては上級、魔道士としては中級です。光 (聖)魔法が使える風属性です。



お読みくださりありがとうございます。

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