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Episode 35 第一悪 “猿王” Lv. 893 (魔王)

短編集みたいなやつになった。

☆休息日☆


フェアリーをからかって、沈黙攻撃を受けたので、変顔にらめっこ対決をしてやった。


お前が笑っても、俺は変顔をすることをやめない!


第2、第3、第4の変顔がお前を(おそ)うぜ。


フェアリーは “進化の宝珠” を探しているらしい… 大きくなりたいんか!



金づる(義兄さん)エルフ(姉ちゃん)がデートに行った。服を買って貰うらしい。


エルフは絶賛家出中で、人種の服はそれほど持っていないだろうから、この機に山ほど手に入れて欲しい。


「ドレスの採寸(さいすん)もしたんだー♪」とご満悦で帰ってきおった。



市で変な仮面を発見した。俺は瞬間的にこれが最後のピースだと確信した。仮面をつける。


「我が名はマスクドランサー! 槍の道を突き進むもの! 」


「あのね、変なお兄ちゃんがいるの~。」

「しー。関わってはいけません。見てもいけませんよー。」


槍の近接戦闘ができる3人目のヒーローの登場によって、ますます隙が無くなってしまうな。



☆とある日☆


「あっつー! まだクーラーが出来上がらないとはいえ、流石は砂漠! …って、んなわけあるかーい! 明らかに異常だろ!」


「暑い!! どこの誰よ! “氷結(フリージング)” の魔王に喧嘩を売るなんて、いい度胸じゃない!」


なんでウサギのぬいぐるみ持ってきたんだ?



「ナンバーワーン!」 “コキュートス”


氷の魔王がやった。


人差し指を天へ向けた氷の彫像が出来た。反省するがいい。


大勢の猿がいる。お前ら熱苦しいんだよ!



「…うわぁ、ファストの奴隷商で会った変な子だ。」


誰だ、コイツ? 耳サーチだ。ああ、(いら)つくサルミミか!


「イヌミミと仲良くやってるー?」


「むきぃいいー! 私より前に売れたわよ! 幸せそうな顔をしてたのが腹が立つ!」



「…まずは、“おはようございます” からでしょ。しっかり挨拶しなきゃダメじゃないですか。」


サルミミの頭が強引に下げられる。ざまぁ。


「生意気ですが、調教しがいのある猿が迷惑をかけました。」


「私はこの部隊の副隊長をやっています。お土産にこれをどうぞ。」


肉だ! この糸目の兄ちゃん、こっちの情報を調べてきてんな。侮れねぇ。


「社員一同で今日中に食べさせていただきます。あざーす!」



氷の彫像になっているのは、魔王らしい。


氷を炎で溶かして、出てきた。


「お前らバナナを使ったアイスってもんを作ってるらしいじゃねーか。俺にも食わせろ。」



お・も・て・な・し


「魔王の私が特別に作った。バナナジェラートよ。」


材料は凍ったバナナ4:ミルク1だ。主成分:バナナ。


つまり、嫌がらせだ。顔がにんまりしてやがる。


ちなみに、他の猿には違う物を出している。当然だよなぁー?


「うまい! これがアイスか! バナナの新感覚やー! ばんざーい!!」


「ごっそさん、お前料理うまいな。」「でしょ!」


魔王達の頭はアレなんだな。戦闘能力に特化し過ぎた弊害(へいがい)が出ている。



魔王に魔王の事を聞いてみる。魔王の事を知っているのは魔王だけだ。魔王構文。


「魔王つったら、世間一般的には、俺の事を指す。それぐらい俺は最強だ。ウキィ↑ー」


「なあなあ、火にコツってあんのか?」


「そういやー、お前も炎使いか。いいだろう、教えてやる。」


「炎は通常魔力を燃やして、産み出すだろ? だが、魔法というものは精神(意識)やイメージで効果が増大する。」


「勇気や憎悪、復讐心なんかを追加で燃やせば、よく燃えそうだろ? 永遠に湧き上がる感情を火にくべるのが炎使いの理想系だ。」


「俺は女を無闇(むやみ)に襲わない為に “性欲” を燃料にした。過去、俺は猿だった。」


「今でも猿じゃーん!」「イエ~ス、俺、(サルゥ)。」


「「ウェーイ」」


めちゃくちゃノリがいいぞ。この猿。


「実際、女の嫉妬(しっと)でチ○ポを切られそうになったからな、あれはマジで怖かった…」



流石は魔王だ。良いことを教えて貰った。


やったー! 俺の有り余るリビドーにも使い道ができた。



「邪魔するぜー、“猿王(フレイム・モンキー)” だ。遠くから遊びに来てやったぞ。」


「ぶふぅー」「ぶふぅー」


吹き出して、顔に掛け合う遊びが流行ってる。


「「カチコミ(殴り込み)じゃねーか!」」


いいから顔を拭けよ、お前ら (ないちち(ギルマス) & 解体師(サブマス))。



“猿王” が椅子に着く。


「俺にはホットハニーコーヒーを頼む。」


大変だ! ギルドにバナナがないことを悟られているぞ! …まぁ、どうでもいいか。


「腹減った。サンドイッチくれ、コーヒー付きな。」


ここはギルド兼カフェテリアだぞ。前前回そう決まった。


じゃがいもとゆで卵のサンド、ひき肉の(ケフタ)サンドが出てきた。うまうま♪



「いつ見てもやべーなあの光景、何で普通に飯とか食えるんだ?」


「慣れなさい。あの人達は私達とは根本的に違う生き物なのよ。さぁー、仕事。仕事。」



ギルドで遊ぼう!


猿王が実力を見せる為に、解体師(サブマス)のマンマークを振り切った。すげぇ。


ないちち(ギルマス)が試作中の侵入者撃退用雷トラップ (魔道具)を張った。


|∥| |=| |>| |≡| |∠| こんな感じ。


猿王はモンキーウォークで5個を華麗にすり抜けた。やるぅー。



「えっ!? わ、私もやんの? よ、よし! ギルマスの実力を見せてやる! ぶぎゃ。」


「今日のパンツは白でありまーす。」


一個目で失敗しやがった。魔道士が無茶するから。


チャンスを逃さずにスカートをめくりに行く冒険者はバカだと思う。あとで怒られろ。


冒険者達も乱入して、装置が壊れるまで遊んだ。物はいつかは壊れるものだ。


俺も雷を知らずに、雷の洗礼を受けたぜ。



さて、話を戻そう。


「折角、俺がお手伝いをしてやるんだ。A~Sランクの依頼で頼むわ。」


「そっちの坊やはEランクだから、受注する事が出来ないが、ちょうどいい人物がいるぞ、今呼び出す。」



義兄(にい)さん! 義兄(にい)さんじゃありませんか!



「聞いておるぞ、真面目に仕事をする気になったそうだな。」


「それは前回だけのお話です。」「うるせー。」


「自分の姉の誕生日会で使うものだろ? 一度くらいは取りに行ってやれ。喜ばれるぞ。」


「ついでに、思い人にも送ってやれ。」


「やります! やらせていただきます!」


「よっしゃー! 箔付(はくづ)けの為に送っといたBランクが機能した。過去の私ありがとぉー!」


こうして、俺達は砂漠に花を取りに行くことになった。


クズ魔石の有用性は示されている。100個買っておく。



クーラー製作には、風の魔石も必要らしく、“遠征” も行う。


「そうねー、ここでの仕事は終わったからいいわよん。フェアリーちゃん、末裔ちゃん、皆面倒見てあげるわ~。」


「風の魔石の探索、やったろうじゃない!」 (男ボイス)



槍師匠 (サンドリザード)は娘さんが回復 (教会へ大金を喜捨(きしゃ))したので、空気と水が綺麗なとこに引っ越すらしい。


その為の護衛 (遠征)だな。


まぁ、ここはクソ暑いし、砂も凄いからな。


肺の病気が再発しないように、俺も心から祈っている。



最後にマスクドランサーと槍師匠が対決したが、一本取った後に負けてしまった。


結果的に、娘さんがカッコいい父親を見て、喜んでいたのだから、それでいい。かませ犬でもいい。


俺は “愛” の強さを知った。槍師匠と握手をして、別れた。


馬車は馬鳥(バチョー)が引っ張っていってくれる。頼んだぞ。



メンバーが一人足りない。ガチャの時間だ。


A. ないちちにも少しは責任があるはず。巻き込んでしまえ。


B. 解体術(大)が使えるのは大きい。出番だ、サブマス。


C. 2人の魔王の監視の名目で新たなクルセイダーを派遣してもらう。今回は第五席 “双刀の猟犬(オルトロスファング)” だ。



D. よく考えてみたら、土地勘のあるやつ一択だと思う。専門家 (イイミミの調査員)を派遣してもらった。


E. モンスター枠。モンスターもパーティーに組み込めるはずだ。


魔獣屋から卵を買って、炎と氷の魔王両方に魔力を込めて貰ったが、レベル1の小鳥が産まれた。尾羽が赤と青の2色のレアモノだった。(3人パーティーエンド)


F. バナナジェラートちょーだい。



C! ついでに、お祈りもしておく。アイス好きだなー!



卵ガチャの時間だ。どれが小鳥かを魔獣屋に金を握らせて、聞いたぞ。


現実では、不正が仕放題なんだ。よこせ。


お金を5倍プッシュしたから、おまけでもう1個貰った。お前の顔を覚えておこう。



ツーカラーバードが産まれた。氷炎 (ヒエン)と名付けた。反対意見は出なかった。


やっぱり、知ってた結果になった。


次は、単色、1属性 (氷)でやりたいと思いまーす。


理由:砂漠が暑いから。



ブルーロックリザードが産まれた。


君は青柳(あおやぎ)君だ! だが、寮の皆から大反対されたから、こっちでは呼びやすいギーにした。くそぅ。


俺は込めないのか? 呪いの産物が産まれたら、とても困る。



街中で必殺技を試す時間だ。


何故(なぜ)街中なのか? それは、壊しやすい構造物がたくさんあるからだ。


貴族。特に、貴族の屋敷だ。


度重なる貴族への恨みやリビドーを燃やす。


くらえっ! ディアブロ! (インフェルノジャベリン)


槍が山なりに飛んでゆき、目標物に着弾する。


ドゴオォォーン!


なんだ? 地震が起きたぞ! 知ーらね。


俺は気配遮断を使い、人に見つからないように速やかにお家(社員寮)に帰った。



スーパー賢者タイムである。


「そっかー、熱を(うしな)うってこういことかー、やる気がでねー。これは超必殺技(スーパークリティカル)にしておこう。」



昨日、貴族の別邸が何者かに攻撃を受けたそうだ。消化できない黒い炎を強引に魔力で散らすのは、大変だったらしい…


「ほーん、どーでーもいいよーん。」


今日の俺はやる気ゼロだ。まったく、人様の家を壊すなんて酷いやつもいたもんだ。


俺? やだなー、あんな槍の一発程度でデカイ屋敷がどうにかなるわけないじゃないか! ← これが昨日、俺が考えた出した結論だ。


俺は真理に到達した。


To Be Continued…

『テイム』:ウサ公、るーちゃん、ふーちゃん (雄)、リス助 (雄)、譲渡済×11、ルナ、エステラ様、ラミちゃん、レミちゃん、シューター、バチョー (雄)、ヒエン、ギー (雄) (23 / 150)



フェアリーから『沈黙耐性1』を無料でゲットした。またからかう必要がある。



『トカゲ式槍術3』が『変身4 (マスクドランサー)』に変化しました。仮面の力を見るがいい!



ファストとは始まりの街の真の名である。1番目の街。主人公達は地図上では、西に移動して行っている。


サルミミは14話で出てきたミミ。糸目に調教されている。同族だから助けたが、思いの外 (ほか)優秀だったので、朝も昼も夜もこき使われている。


自分の売値と利子を返さないと、自由になれない。つまり、絶対自由にはなれない。糸目に買われたのが運の尽き。



魔王が人国のギルドに入ってはいけない。そんな簡単なルールが守られることはない。中立の街だから許される。


猿王は獣人国の王であり、トップである。獣人は強さが全てであり、強さとは自由だ。バナナアイスがどうしても食べたかったのである。溢 (あふ)れる性欲を燃やす為に、依頼を手伝ってくれる。



ギルドの料理は料理スキルを持った(受付)嬢が特別手当を貰って、出している。ウィンウィンの関係性だ。もうカフェテリアになってしまったので、頑張って欲しい。



“遠征” のメンバーはリザードマン親子、第十席、フェアリー、勇者の末裔です。田舎の集落を調査します。


新たな仲間 (モンスター)を期待しましょう。



ディアブロ・・・猿王からコツを聞き、閃いた技。一発撃 (う)ったら、強制的にクールタイムになる。その為、使いどころは限られる。消えない黒い炎を纏った槍が対象を灰塵 (かいじん)と化す。槍の爆弾。



次は、砂漠に花を取りに行く話になります。メンバーは主人公、金づる、猿王、第五席、専門家 (獣人)です。



お読みくださりありがとうございます。

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