Episode 33 ミミズくじ 当選確率47%!
万年金欠なので、ミミズくじが当たってないか当選会場に確認しに来た。
今、俺は厳しいマンマークにあっている。
くそぅ、振り切れない…
「どうした! その程度か! もっと本気になれよ!」
俺の嬢への悪戯が阻止される。
凄まじいディフェンス力だ。
「何奴! その動き、ただ者ではあるまい。」
「サブギルドマスターさ。私のギルドへようこそ。」
「君達の事はフォスの街のギルマスから聞いてるよ。」
どこの街だよ!
「私達が旅立った街です。いい筋肉のギルマスさんにもたくさんお世話になったでしょ、ちゃんと覚えておいて。」
エルフが耳打ちをしてくる。
やめろぉー! 耳がくすぐったいだろ。 ぷちおこ!
「「目的地と逆方向へ行った」と心配してたけど、こちらから無事に着いたと連絡しとくよ。」
「あざっすー。」
「さて、君は目立つのが好きみたいだから、ギルドのド真ん中で会話しようじゃないか。テーブルと椅子を頼む。」
冒険者達がテキパキとセッティングしていく。
いい連携プレーだ。
なんという信頼感。流石はサブマス。
俺は椅子に座った。
「コーヒーお願いしまーす、ミルク入りで。」
「私もー、同じものー。」
お客様だぞ。 敬いたまえ。
「ふっ、私がもてなす側だと錯覚してしまいそうになるじゃあないか。」
「私にもコーヒーくださーい! どうだ、これで、私もサービスを受ける側だ。」
「バカやってないで、早く進めろ! サブマス!」
ゴツンっ! (やーい、いい気味だー♪)
「砂漠エルフです。砂エルフともサンドエルフとも呼ばれることがあります。」
耳打ちやめれ。こいつ面白がってんな。 ぷちおこおこ!
「貧乳はステータスだ! 希少価値だ!」
ゴツンっ!
「いでぇー、これ誉め言葉だぞ! なんで殴るんだよ!」
「貴様は短小、早漏と言われたら、殴らんのか?」
「殴ります!」「だろう?」
「じゃぁ、ないちちにもコーヒー、ホット、ミルク多めでお願いしま~す。」
こっちが呼ぶ前に自らあだ名を決めただとー!? やるではないか。
4人でのおしゃべりタイムの時間だ。今までの事と何かおいしい仕事はないか聞いてみる。
「クッキーお願いしまーす!」
「「「私もー」」」
「あそこまで図太い奴ら見たことねーぞ。」
「いーや、ギルマスもサブマスも負けてねー、それでこそ俺らのギルドのトップだ。」
「頑張えー、ギルマスー!」
雑兵(冒険者)どもの事は気にするな。ただの通行人A、B、Cだ。
お腹がいっぱいになってきたので、ミミズくじ(3)の開封の儀を行うことにした。
者共、解体現場へ案内するがいい。
とことことこ…
見物客が多い。
エルフの収納袋からミミズ3体が出された。頼りになる姉ちゃんだぜ。
「おおー、でっけぇーな。久々に見たぞ。ジャイアント・デザートワーム。」
「今やあそこを横断するバカなんて数えるほどしかいねぇーからな、よっしゃーやるか♪」
お前が解体するのか…
次からは解体師と呼んでやろう。
「肉はどうする?」「いらん。」
「だよなー。鳥人や有翼人や蛙人、ゲテモノ愛好家とかが好んで食うんだが、普通は食わないもんな。」
ミミズの腹がかっさばかれた。
1. スカ (動物の骨等)
2. 宝石ころころ (小当たり)
3. 棺、魔法の宝箱 (純金少、古代金貨少、装飾品少) (中当たり)
おおー、やったぜ!
魔法の宝箱は解錠士を呼んでもらって、開けた。ドッキドッキわっくわっくの瞬間だったな。
宝箱にはロマンがある。
分かるだろ? 商人達よ。 まーた来やがってる。
どっから嗅ぎ付けてくるんだ?
分け前は俺1、エルフ2、商人2、ラミ&レミ3、手数料2だな。
3はテイムモンスター用の貯蓄でもあるな。
棺は買い取りを拒否されたので、俺の収納袋に死蔵である。
ないちち 曰く「そんな見るからに呪いの品は開けられない。やるんだったら、高エネルギー体かモンスターがたくさんいる閉鎖空間でやってくれ」だとさ。 自爆じゃん。
ヴァンパイア君、君、人気ないねー。
恐怖! 腹ペコ、エナジードレインの怪! は未然に防がれたのであったのでございました。
おおー、ギルドでクズ魔石が沢山売っている。
聞いたところによると、砂漠を移動する騎獣のおやつ代わりらしい。1個500ガネぐらい。
100個程買っといた。武器が食われるよりはマシだ。
魔法生物のご飯(魔石)は余分に備蓄しておかなければならない。
今はいないけど…
A. 邪神像にストロベリージェラートをお供えする。
B. 邪神像にマンゴージェラートをお供えする。
C. 邪神像にブドウのヨーグルトジェラートをお供えする。
D. 新作♪ 新作♪ 新作♪ ← オススメ
前回とほぼ同じー! アイス中毒者か!
D! 市を見てから、寮に帰るか…
アイスばっかりで飽きてきたな… 肉だ!
肉を取りにいくぞー! 砂漠にはどんな肉があるんだ…
んっ? ダイナソー串し (ブロシェット)が売ってた!
買い食いの成功率100%! 誰にも止められねぇ! うまうま♪
どんなダイナソー (恐竜)かだと? 気にしたら、負けなんだぜ。
皆にも買っていってやるか… 肉に飢えてるからな…
その晩、肉とアイスをお供えした。
新作:マンゴーとオレンジのジェラート → 凍ったマンゴー、皮を剥いた凍ったオレンジ、水
To Be Continued…
ケット・シーのルナ (黒猫)は魔王 (氷属性)の部屋やエルフ (水・風属性)の部屋を移動しています。猫は居心地のよい場所を見つける名人なのだ。この猫はお喋りします。
主人公 (火属性)の部屋には来ない。他の部屋より暑いから。
魔王と勇者の末裔は2人とも大人なので、喧嘩しない。暑すぎるから、日々を快適に過ごす為に、魔力を使っているのだ。これが正しい魔力の使い方である。
そして、なにも悪い事をしていないポンコツな魔王は倒す必要がないのだ。
ギルドにおいしい仕事は無かった。無い時もある。
次回はピラミッドダンジョンに突撃します。主人公は嫌な事を後回しにはしないのだ。(暇だから。)
金づると第十席がパーティーメンバーです。お楽しみに。
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