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Episode EX 第八席 Lv. 380 の憂鬱 (cv. 男の娘)

男の娘視点のお話。ニ章の纏めのようなもの。

こんにちは、第八席 “聖武器全書(ホーリーブック)” です。


なかなか首謀者(しゅぼうしゃ)が見つかりません。


小さな施設や実際場などは潰して回っているのですが、いつも後手後手です。


こういうのは探し回ってる時は見付からず、時期が来たら、一気に分かるパターンなので、今は小さな事件を一つずつ片付けていきましょう。


クルセイダーの皆さんは好き勝手に暴れ回るから、報告書を(まと)めるのも大変なんです。



ハルト君はクルセイダーとしては申し分なしです。


率先して、ヒュドラや不死者のダンジョンを攻略してくれたので、教会の名が上がりました。


あれはギルドと教会の共同作戦でした。…言いたい事は分かりますが、公式ではそうなのです。



それはさておき、この街でも色々な事が起きたので、整理しておきましょう。


色ウサギの捕獲、オークションでの悪魔の右手の出品(回収済み)、ドラゴンの襲撃、カエルのスタンピード、フェンリルの侵入(ギルドマスター(あずか)り)、


巨大魚、カエルのクイーン種の街住み、ヒュドラの素材、犯罪集団の撲滅(ぼくめつ)(教団)、在庫不足による槍の高騰(こうとう)高級娼婦(コルティジャーナ)逗留(とうりゅう)(ヒドラ肉の料理を求めて)、


一級品の女神像の流通、ユニコーンの角(解呪薬)、女体化薬(試作品)、薔薇の書の新作の噂、不死者の迷宮のダンジョン踏破、


ギルドや教会、貴族様、教団、色んな思惑が絡み合いましたね…


表の依頼と裏の目的は一致してれば、違うこともある、改めて学びました。


人は恐ろしい ((((;゜Д゜)))



結果的には、逃げずに街に残った貴族様が得をすることになりました。


ヒュドラの素材やダンジョン踏破の大粒(おおつぶ)宝石類などですね。



また、複製の壺(3)を使い、精霊眼を増やして、2つの瞳を目の見えない我が子に与えたという貴族もいましたね。


どんな景色が見えたのでしょうか?



繋ぐ扉(1)を愛人との秘密の扉に使うという貴族もいました。これは真偽不明です…



ハルト君の魔杖はオークションにかけられることになりました。


勿論、利益はギルドと教会の折半(せっぱん)になります。…何もおかしくはありません。残念ながら、彼はクルセイダーなのです。



私の呪いの事についてですが…、


実は第四席 “鉄の戦鬼(アイアンハルバート)” さんの事が好きなんです。


普段感情が表に出ない方が笑ったりすると、きゅんってするんです! 分かりません?


彼は今後感情を失うかも知れないですが、その分私が残った感情を引き出してあげたいな。


…そういう心の状態を神に見透(みす)かされたのかも知れませんね。


何処(どこ)まで呪い(女体化)が進行するのかは分かりませんが、まさに神のみぞ知るというやつでしょうか…



「さっさと告白しなさいよ。ヘタレねー」


こちらは第七席 “回刃(デッドスピン)” さん、私と相棒(バディー)を組んでる方です。


ソロで敵地に乗り込めるのは相当アレな人だけですよ?



「いひひ、今度会ったら、あいつにどうやって復讐してやろうかしら?」


ヒュドラ討伐の祝賀会に誘って貰ったんですけど、最後のからあげをハルト君に取られた事を根に持ってるようで…


そんな事考えてるから、からかわれるんですよ…、


もー、私より大人なんだから、しっかりとして欲しいです。


まー、ハルト君もハルト君ですけど…、


案外、似た者同士のような気もします。



さて、ハルト君の従者 “破壊の一撃(メガミイズパワー)” さんからの報告です。


「馬鹿ですけど、奇跡の体現者(たいげんしゃ)です。馬鹿ですけど・・・、認めたくありませんけど…、」


奇跡:“見えざる壁(インビジブルウォール)”、“女神像様の神威(かむい)”。



上に報告したら、祭り上げられそうな内容ですね…、幸い目撃者が少ないので、クルセイダーの権限(けんげん)で握り潰しておきましょう。


邪神の復活を控えた今、こちらの戦力を減らす訳にはいきませんからね。


……「邪神の復活」とヤヌバ教団は言ってますけど、出てきてみてからじゃないと分かりません。


高位の大悪魔かも知れませんし…


また、それを事前に潰すのが私達の目的でもあります。



では、これを第三席 “高速の癒し手(スピードヒール)” さんにチェックして貰って、報告書は完了です。


第三席さんは皆の纏め役です。上の二人の戦闘力が凄すぎて、何でも武力で片付けようとする為です。


To Be Continued… ?

主人公の裏側がどうなってたか的なやつ。これを見れば、読まなくてもだいたいの流れが分かってしまう。


現代人は理屈、異世界人は本能で答えにたどり着くのだ。


従者の中では女神様 = 女神像様 = 信仰対象という謎等式なのだ。



さぁ、人狼ゲームの時間である。裏切り者を当てよう。


第一席 “十字剣” (クロスソード) [兄]

第ニ席 “攻城兵器” (スレッジハンマー)

第三席 “高速の癒し手” (スピードヒール)


第四席 “鉄の戦鬼” (アイアンハルバート)

第五席 “双刀の猟犬” (オルトロスファング) [妹]

第六席 “手槍無双” (クレイジースピアー) ハズレ


第七席 “回刃” (デッドスピン)

第八席 ”聖武器大全” (ホーリーブック) ハズレ

第九席 “流体鎚矛” (フルイッドメイス)


第十席 “血染めの大鎌” (ブラッドサイス)

第十一席 “???” (元 “無限球” インフィニティー) ハズレ


狼さんの一言二言「近場で見る呪いは最高! この苦難に負けずに頑張って欲しい。ぷぷ、ダメだ、笑いそうになる」


「私の悪意を止めて見ろ! クルセイダー達よ! 敵は強い方がより面白い!」



お読みくださりありがとうございます。

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