Episode 30 スケルトンズ Lv. 1~444
不死者のダンジョンがスタンピード一歩手前らしい…
只今ギルマスから説明を受けている。
「まず、武器の消耗がでかい。ドロップがしょぼい。かつ、動きを止めるのに魔石を砕くこともあるだろ?」
「そうするとな…、報酬は0もしくはマイナスだ。だから、誰も行かない」
「もしかしたら、まだ取ってないお宝とかもあるかも知れないし…」
「お前はクルセイダーなんだから、行ってくれるよな?」
はぁー、しゃーねぇ。
そうと決まったら、もう少し前衛が欲しいな。
クルセイダーは高すぎるからダメだ。何日もダンジョンに籠ったら、とんでもないマイナスになる。
今回はレンタル屋に行ってみるか…
レンタル屋は人材の斡旋所だぞ。またの名を傭兵ギルトだ。
最初から高レベルで、育てる必要がないのと、金で全てが解決するのが特徴だ。
使い潰すのに丁度いい駒がいるかも知れない。
お金? ギルドから借りてきたぞ。ダンジョンにお宝が無いと俺は詰むぅー。
1.1倍で返せばいいから、手軽に借りられるな。
「ほほう、スケルトン退治ですか。では、こちらなどはどうですかね?」
A. 竜人(男) 180万 / 1週間
B. 人間(男) (大剣使い) 150万 / 1週間
C. 狼人(雌) 145万 / 1週間
D. 人間(男) (魔法使い 火6、風4) 140万 / 1週間
↓
E. 人間(男) (元神官 聖5) 135万 / 1週間
F. 熊人(雄) 130万 / 1週間
G. 有翼人 125万 / 1週間
H. 人間?(女) (踊り子 [偽装中]) 120万 / 1週間
「私! 私! めっちゃ頑張るよ!」
めちゃめちゃ動けるアピールしてくる!
そういう熱意は大好きだ!
C!
「やったぁーー!!」
…いいか、偽装中のやつは何かしらの任務を帯びてこの場所に来ているのだ。
それを邪魔するわけには行かないのだ!
決して、耳で選んだわけではないのだ。
しかし、いいミミだなー。
前金で3割を支払った。
狼人にも小型の女神像を持ってもらった。
前衛×4の槍(or斧)、弓、女神像(大)、女神像(小)の編成だ。
何も問題ない。さぁ、ダンジョンへいこう。
ここからは俺、姉、従者、チンピラの提供でお送りします。
骨の軍勢を前衛4の破壊力で突破していく。
手槍無双! 手槍無双!
それにしても、骨が多い。多すぎる。
ダンジョンを放置していると、こんな風になっちまうのか…
魔石の位置がそれぞれのスケルトンで異なっていた。心臓にあったり、脇にあったりだな。
たくさん進んだし、そろそろ今日は寝よう…
“見えざる壁”
B. Mission:スライムLv.5を倒せ! (寿命+1)
を設置する。
今まで、縮小化してた物を拡大化かつ実体化して置いおく。
この半透明な壁は何人たりとも通す事はない! 自慢の壁だ!
スキルは気の持ちようである。
後ろで何か言ってるが、気にせず寝よう。
「私、セーフティーゾーン以外で寝るの初めてです (狼人)」
「ごめんね、変な子なの (エルフ)」
「こんなにガイコツがたくさん襲って来ているところで寝るんですか?? (従者)」
さて、ダンジョンを進もう。
スケルトンナイト → スケルトンダークナイト→ スケルトンダークパラディン
骨が鎧を着て、弱点を補強してくんじゃねーよ!
倒すのが大変だろーが!
中ボスがボーンホースに乗って、カッコよく登場してくるとは何事だ!
お前のことだぞ! ダークパラディン!
その後、更に進んで、スケルトンジェネラルを倒した。
小隊を見た時には唖然とした。
全員が馬に乗って、整列してやがる。
よろしい、戦争である。
隊長の金ピカ鎧を討ち取ってやった。
「「「「ウェーイ」」」」
勝利の咆哮を上げる。
機動力のあるスケルトンメイジとスケルトンアーチャーはいの一番に殺しました。
だが、スケルトンマージナイトが混ざってやがったので、いつでも油断は禁物である。お前は許さないからな!
途中リッチが徘徊していたが、気配遮断で躱したり、範囲外から投擲して、殺した。単独とは愚かなり。ボッチめが!
我々は数々の戦いを潜り抜けた友である。
デカい扉の前に辿り着いた。
ここまで4日もかかった…
おそらくラスボス部屋だ。
心して行こう。
「私はチ○ポコのデミリッチであ~る」
急所にある大きな魔石が光り輝いている。
「うーん、視線を感じるぅー、エクスタシィー!」
急所から魔法を飛ばしてきた。
イグニート・ジャベリン! 相殺した。
ふざけたやつだが、その強さは本物だ。
迸る魔力がびりびりと俺達を威圧する。
「きゃあ」「うひゃあ」「ひゃあん」
3人が悲鳴を上げた。
「「「お尻を触られました!」」」
一瞬にして、3人のケツを触るとは…、侮れない。
「分からんのかね? それほどの差があるということが!」
「お前達はしーた! 私より劣っているぅー」
両手の人差し指を下に向けてきやがった。
うぜえぇぇー
マジックアロー! ×50
エルフの矢の束がデミリッチを捉えた。
「てれぽーて~しょ~ん」
「当たらないよ~、ワロス、ワロス」
ざまぁだ! ざまぁが必要なようだな!
A. パーティーの絆の力を信じて、戦ってみる。全滅した。(DEAD END)
B. 寿命を2を支払って、邪神様から魔槍デススコーピオンを授かった。これでもはや敵はいない。(魔王エンド)
C. エルフに精霊弓 (精霊に祝福されし弓) を放ってもらった。弓の精霊力がなくなった。
D. 従者に神聖魔法レベル7のスクロール “ホーリージャッジメント” を使ってもらった。1000万ガネを要求された。世の中は金である。
E. 狼人に “覚醒” をしてもらった。その後、動けなくなった狼人をおぶって帰った。大変だった。
↓
F. 寿命2で女神像をゴーレムにしてみる。オリハルコンゴーレムの完成だ!
G. 寿命3を支払って、邪神様に禁術:ブラックホールを使ってもらった。コアと共にダンジョンごと呑み込まれた。(DEAD END)
H. デミリッチに無視された事に腹が立った。まだ俺のケツが残っているぞ。錬金術師にこっそり貰っといた女体化薬を飲んだ。(女もいいもんだ!エンド)
えっ、こいら皆切り札持ちなの?
…というか、全滅する前に使えよ! 俺だけが信じてるみたいで可哀想だろ!
F! 魔槍ぉー! ごめんな。ゴーレムの方が気になるんだ。
「…私の祈りは届いていたんですね」
女神像が動くという奇跡で勝った。
デミリッチ? ぼっこぼっこだぞ。最後に魔石を蹴り砕かれて幸せな顔で昇天しやがった。
オリハルコンは魔法無効だからな。リッチには何も出来ない。
ダンジョンボスを倒したので、宝箱が落ちてきた。何かな~? 何かな~?
魔杖! うん、いらない。
望んだ物が手に入らない。世の常である。
諸行無常なり。
他には、骨のつけぺん、誰かの大腿骨、誰かのドクロ、アクセサリー、巻物、宝石(大・中・小)などが入っていた。
換金用のアイテムだな。
景品交換所に持って行こう。
下手に装備して、呪われたら大変だ。
「るんたったー」「るんたったー」
何故か女神像(小)×2も動く石像になってしまった。
帰りに魔石を拾い食いしてた。
割れた魔石でもいいらしい。魔力が食事か…
ダンジョンに吸収されてないところを見ると、割れた魔石のいくつかはドロップアイテム扱いなのか…、いらないけど…、ゴミじゃん。
魔石は砕いた瞬間に魔力が放出されて、残り滓になる。粉末にして、農地に撒くと、魔力として溶ける。ギルドマスターに聞きました!
でも、破砕に手間がかかるからいらないそうです…
女神像(大)は休眠状態だ。
破産は免れた。
「楽しかった♪ ありがとねー♪」
明るい狼さんとお別れした。スポット参戦だからしょうがない。
俺はパーティーが組めない呪いにかかっているんだ。すまんな。
従者もパーティーを外れた。
「疲れたから、休憩させて」だと、自由か!
今俺はダンジョンでの財宝を売って、旅支度を整えている。
商人の護衛の依頼をしながら、次の街へ行くのだ。俺達(姉弟)の旅はまだまだ続く。
To Be Continued…
所持スキル(取得順):『選択肢』『異世界言語』『邪神様の加護』『弱点看破5』『首刎ね5』『投擲9』『気配遮断8』『変身3 (チョンパマン)』『身体強化8』『限界突破8』『火魔法6』『命中向上1』『火纒3↑』『忍耐1』『回復1』
『テイム』:ウサ公、るーちゃん、ふーちゃん、リス助、譲渡済×11、ルナ、エステラ様 ラミちゃん、レミちゃん (19 / 150)
ルナ(黒猫)と一緒に旅立つ事を告げたら、妹(娘さん)が泣いてしまったので、代わりに白い猫を魔獣屋から救い出してきた。(200万)
譲渡済が1増えた。良いことをしたはずなのに、母親に滅茶苦茶お説教をくらった主人公であった。(2時間)
エステラ様 → 前のいなくなった女神様の名前。石像を自由にするのは危険なので、ひっそりテイムされた。借金の半分以上は主人公が返したので、権利はある。女神像(大)。
各種耐性:『毒耐性9』『麻痺耐性8』『病気耐性2』『出血耐性3』『腐敗耐性2』『魅了耐性5↑』『酸耐性2』『睡眠耐性5』『衰弱耐性3』『鈍化耐性3』『疲労耐性2↑ (生えた)』『恐怖耐性3↑ (生えた)』『ゾンビー抗体X』
*リッチは幽気や瘴気を放っている。幽気は幽霊を本能的に怖いと感じるアレである。フィアー(恐怖攻撃)をしてくることもある。また、上位骨も瘴気を持つことがある。
他の3人は魔法:ブレイブ(勇気↑)や聖水を使っているが、主人公は耐性上げの為にしていない。どんな攻撃が来ても受け止めるのが漢である。『邪神様の加護』で瘴気は無効である。
主人公の装備品:パラライズダガー、収納袋(斧、手槍×8 +40、折れた槍×10、ボール発生装置(聖武器)、宝石)
手槍×80は燃え尽きた。強力な技には代償が必要だ。
寿命(前世30年+14/59)
クイズヒント②:人間の踊り子に偽装しているのは実は街に潜入中の悪魔である。この娘が28話Aルートで主人公にお仕置きした方なのだろうか? 難易度 (3/10)
魔王エンドを回避された!? もう魔王にはなれない。
モンスターや品物はエルフが『鑑定4』を使っています。流石は年の功。一家に一台エルフ。
明るい狼さん:ウェアウルフ。瞬発力に優れ、常に戦いを望んでるバトルジャンキー。かなり強い。“覚醒” は獣化をせずに潜在能力だけを引き出すタイプ。
スタンピードを防ぐのにダンジョンを攻略する必要はない。適当に倒して、帰ればいいのだ。主人公は馬鹿なので、しゃーなしだ。
女体化薬:とあるクルセイダーの依頼で作られている新薬。
男性→女性→男性に戻せるかを研究中。ちなみに、試薬なので、一生女性のままである。残念だったな。ざまぁがはかどる一品。今後は男性薬か変身薬(女∞男)が待たれる。
デミリッチ:リッチからさらに上位の神や悪魔に変貌しつつある存在。リッチを超越しつつある者。どこかから流れ着いた魂が使われ、二章のラスボスになった。
手だけをショートテレポさせて、皆のケツを触ったりしたが、最後には玉を砕かれて、その幕を下ろした。
二章が終わりました。EX(閑話)が3つあります。
お読みくださりありがとうございます。




