Episode 21 異世界属山賊種 Lv. 12~189
今回は次回へのフラグ建築回。
知らない街に着いた。ここはどこなんだ?
取り敢えず、聞き耳を立てよう。有用な情報が転がってるかも知れない…
「…もうすぐオークションの時期だよな?」
「そうだな。今回は結構な大物が出品されるって噂が流れてるぜ」
「マジか。まぁ、貧乏人には縁がない話だけど、話のネタとしては盛り上がれるよな…、で、で、どんな物なんだ?」
「食い付くね~、いつものケット・シーなんかの魔物に加えて、宝石類、魔道具、そして、魔槍が出品されるってよ!」
「ほんとかよ。ダンジョンなんかで稀に出るやつだろ。コレクターは欲しがるだろうな…」
「それ以外にもあるらしいけど、当日まで秘密らしい。オークションまでは貴族様がたもこの街に滞在するから、俺達も粗相をしないように気をつけなくっちゃな」
「違いねぇ、殺されるのはごめんだぜ」
…ふむふむ。オークションか、金がいるな。
ネコはどうしても欲しい。
森では逃がしてしまったが、チャンスがあれば掴み取るのが漢。
さぁ、金を求めて、ギルドに向かおうか…
第一印象が大事。変顔を決めていった。
これが街の最新スタイルだとエルフに嘘を教えておいた。
ざわざわしている。
なんか物珍しいものでもいるんか?
ちっ、どの受付嬢も目を合わせようともしねぇ…
右、左、下、上。(顔の向き)
個性があって、大変よろしい。
俺には心に決めた受付嬢がいるからいいけどな。
そこでおとなしくみているがよい。
今日は指差し確認(下見)だ。
お金が無いから、山賊退治しま~す!
やつらのお宝は俺達がごっそりいただいてやるぜ。
モンスターを倒したら、ゴールドが得られる。当然の理屈だ。
ど・れ・に・し・よ・う・か・な。
俺は手配書を確認した。
A. 街に巣くう犯罪組織を潰しにいった。用心棒ハーヴィンが現れた。右腕を失った。
B. 湖の盗賊のアジトへ乗り込んだ。用心棒シルヴァンが現れた。左腕を失った。
C. 木の砦にいた山賊達を壊滅させた。
D. 廃村にいた山賊達を蹴散らした。
E. Mission:密かに誘拐計画が企てられた。子供や貴族の娘が拐われてしまった。助け出せ! 救出ボーナス (自然消滅)
F. オークションは必要ない! ネコを捕まえに森へ戻った。怒れる花の女王に捕まってしまった。(BAD END)
G. まだギルドでの裸アピールが完了していない! 俺とした事が失念していたぜ! 見よ! これが俺の真の姿! (タイーホエンド)
ついにネームドモンスターが現れやがった。
なるほど。ネームドモンスターは現時点で戦うには格上の強敵ということだな、あいわかった。
…エルフは森へ当分帰れそうにないな。
お前も蜂蜜泥棒の共犯だからな!
E!
この世に子供以上に大切ものなんかない。
子供を守れずに世界が守れるわけないだろ!
選択肢の強制力で待っていれば来ると思うが、失敗してもアレなので、3つある街道で一番来そうな場所に陣取った。
エルフが零距離射撃で誘拐犯をぶっ飛ばした。
それを見た他の誘拐犯が漏らした。終了。
あれ? 弓って、あんなに強かったっけ?
やべーな。俺があれ食らったら、骨が粉砕コースなんだけど…
聞いた話によると、マジックアローを30本束ねて射撃してるらしい。なんだそりゃ…
助けた貴族の娘さんから金目の物をちょーだいした。
宝石かー、足元見られるんだよなー…、一応貰っといてやるか。多分、売らないぜ。
子供達をギルドで保護してもらった。
ついでに、CとDも終わらしといた。
槍と弓でスナイプ攻撃したり、チョンパマンになったりした。雑魚が!
生き残りから別の賊の情報を聞き出した。
ギルドにて、魔法ペンを借りてきて、ラクガキを敢行する。
討ち取った山賊にはバッテンをつけて、倒せなくて、ムカつく悪い奴らには居場所と用心棒をバラしてさしあげるのだ。
情報は更新されてこそ意味がある。
「シルヴァンか…、一回戦ってみたかったんだよな。よっしゃ、行ってくるか。パーティーでボコッてきてやるぜ!」
「ハーヴィンは泳がせておいてください。貴族様と協力して組織ごと一網打尽にします」
うへへ。お前ら最高だぜ!!
賊討伐の報償金を貰って、宿屋で寝た。
金を貯める為に、エルフとは同じ部屋だが、姉弟だから何も起こることはない。
To Be Continued…
所持スキル(取得順):『選択肢』『異世界言語』『邪神様の加護』『弱点看破5』『テイム (ウサ公、るーちゃん、ふーちゃん、リス助)』『首刎ね5』『投擲9』『毒耐性8』『麻痺耐性7』『気配遮断8』『変身2 (チョンパマン)』『病気耐性2』『出血耐性2』『ゾンビー抗体X』『腐敗耐性2』『身体強化8』『限界突破8』『火魔法6』
主人公の装備品:パラライズダガー、収納袋(斧、手槍×39、折れた槍×10、ボール発生装置(聖武器)、宝石)
寿命(前世30年+12/59)
用心棒は強い。強いから用心棒なのだ。主人公とはレベル差があるのだ。
救出ボーナスで貰った宝石。持ってれば、そのうち役に立つ時が来るかも知れない。
お読みくださりありがとうございました。




