Episode 19 誕生日 Lv. 30 + デスポイズントード Lv. 31~33
ゾンビーと遊んでる間に誕生日は過ぎ去っていた。寿命が1減った。
食料がない。そうだ、森へ入ろう。
今度こそテイムモンスターが欲しい俺はリスとネコを追いかけ回した。
諦めたら、試合終了ですよ。
断じて、受付嬢へのプレゼントではないのだ!
俺はリスの『テイム』と引き換えに森で迷子になった。
「遭難しました! 助けてくださーい!」
誰からも返事はなかった…
あー、そうそうリスは満腹で木の上で寝てたやつを捕えたんだぜ! …にしても、どうやって森から出ればいいんだ?
今日のご飯は虹色の毒っぽいカエルです。
危険な匂いがぷんぷんします。
リス助がぶんぶん頭を振ってますが、毒耐性を持ってる俺なら大丈夫なはず?
いけるよな? 俺の体ぁー!
毒耐性を持って毒を制す。
A. カエルを生で食べた。
B. カエルを焼いて食べた。(*寿命1→『火魔法』)
C. カエルは食えない。断食ダイエットだ。
B! 焼けば、毒は消えるだろう。
DEADが出てないから、安心である。
森の中で火はダメ?
そんこと言ってる場合か、食わなきゃ死ぬんだよー。
漢には行かなきゃ行けない時がある。今だ!
焼いて、食った。
あぐあぐ。お、意外とうめぇーぞ。舌がビリビリするけど…
体が熱い。なんかドックンドックンする。やばーい!
地面をのたうち回る。
上と下からスプラッシュ!
走馬灯が見える。
かーちゃん、とーちゃん、ねぇーちゃん、兄ちゃん、兄貴、あんちゃん、兄さん、兄やん、兄者、ブラザー、おネェ、あにぃ、おにぃ、兄上、兄君、愚兄、兄様…
おわぁー、101体兄さんだ。
俺にはそんなに兄はいねぇ! きもっ。
2日間生死の淵を彷徨った。
リス助が水を運んでくれた。 感謝感激!
ふぅー、死ぬかと思ったぜ。
安易に毒物を食べてはいけないな。
さぁ、今日のご飯も虹ガエルだ。
お前と俺どっちが強いか決着をつける必要があるんだよー!
ここを乗り越えなきゃ、明日はないんだ!
もぐもぐ。おぉー、ピリッとする。
上と下からスプラッシュ!
…3度目の正直でカエルを倒した。
今では、こいつは俺の食料だ。
『加護』は耐性の上昇が速くて素晴らしい!
洗濯日和!
川に俺成分が溶けだしたが、いちいち気にしてはいられない。
この世界の衣服は貴重なんだ。諦めんぞぉー。
絶賛迷子中の俺達は行動を選択肢に頼らざるを得なかった。
A. 木の棒を倒し、そちらへ進んだ。更に迷った。人生の道にも迷った。(仙人エンド)
B. ぐるぐる回って、俺が倒れ込んだ方向が正解だ。(森の中をぐるぐるエンド)
C. 火の完全耐性(*寿命2)を得て、森を焼いた。これで見晴らしが良くなる。(エルフの敵エンド)
D. 木の上からこちらを見張っているエルフに声をかけた。やぁ (*´∀`)ノ
E. 自然と一体になる為に、着ている服を脱ぎ去った。俺は森だ。(森エンド)
D!
どすん。期待のケツが落ちてきた。
「どどどど、どうして気づいたの?」
めっちゃ動揺してやがる。
「かぐわしいエルフ臭をお持ちで…」
すんすんすんすん…
「ちょっとあなたも嗅いでいみて」
「スパイシー!」
「えっ!? 嘘だよね…、うわ~ん」
この空気、俺が苛めたみたいじゃないか!
「そうだ、カエル食べる??」
「いらない! それ死ぬやつだから!」
「えっ? コイツ、そんな危険なの!?」
まぁ、旨いからいいか。毒は幸せの味。
「じゃあ、エルフの里行こうぜ!」
「あなた、心臓に毛でも生えてるの?」
俺はお情けで汚した服をクリーンしてもらった。
To Be Continued…
所持スキル(取得順):『選択肢』『異世界言語』『邪神様の加護』『弱点看破5』『テイム (ウサ公、るーちゃん、ふーちゃん、リス助)』『首刎ね5』『投擲9』『毒耐性8↑』『麻痺耐性7』『気配遮断8』『変身2 (チョンパマン)』『病気耐性2』『出血耐性2』『ゾンビー抗体X』『腐敗耐性2』『身体強化8』『限界突破8』『火魔法6』
(分かりやすいように、二章から上がったスキルに↑します。今回は毒耐性)
主人公の装備品:パラライズダガー、収納袋(斧、手槍×44、折れた槍×5、盗ってきたボール発生装置(聖武器))
寿命(前世30年+12/59)
二章に関係ない情報(奴隷・討伐目標)はカットされました。
リス助:レッドスクワールという魔物。歯が強い。
毒を喰らう:転生者が愛してやまない耐性上げである。
火の完全耐性は9、10は吸収である。
スパイシー:本当は草っぽい匂いがしたが、面白さ優先な嘘つき主人公である。
お読みくださりありがとうございました。




