Episode 11 パーティー Lv. 14 (後編) + 奴隷①
さて、意見を求めにいこう。
「さぁ、同士耳フェチ、どの奴隷がオススメなんだい?」
「何で私に聞きにくるんですか? バカなんですか? 好きな奴隷を買ったらいいんじゃないですか!」
「わぁー、今日も可愛いでちゅね~、ウサ公ちゃん♪ この耳のもふもふが堪らない」
二重人格かよ!
だが、こいつがウサミミ大好きな事は理解した。
「もう行くからな…」
「ご勝手にどうぞー」
「ニンジン食べるの? うん、あげゆー」
餌付けで好感度UP大作戦だと!?
俺のウサギをこれ以上誘惑しないでほしい。
再び奴隷商へ舞い戻った。
軍資金は20万ガネ。
全部使うと宿を追い出される。
ようし゛ょの笑顔は曇らせたくないものだ。
「いいケツしたおっさん! 奴隷買いたいんだけどぉー」
「あらん? やだぁー、私のことぉー? あんた、見る目あるわね!」
「あたしの鍛えぬかれたおケツを追っかけてついてきな! 坊や」
奴隷商とはケツを追っかけるとこ。
「坊やにはこの辺りがオススメね。一緒に頑張ってくれそうないい素材達よー」
チョチョチョチョーイイミミ! (効果音)
A. 35万 (イヌミミ)
B. 120万 (エルフミミ)
C. 80万 (ウマミミ)
D. 10万 (黒いモヤ)
E. 60万 (キツネミミ)
E! 黒いモヤはヒトなんですか? 呪いでもくらってんの?
足りねぇー。
ちなみに、俺の目をつけてた耳はいなかった。
いいケツは右の扉のケツ担当だったか…
だが、後悔はしていない。心のメモリーに耳を仕舞いこんだからな。
「そこの60万をキープしてくれ」
「3日で全力で金を作ってくる!」
「若いっていいわね」
「約束は違えない、それを守ってくれればOKよ~ん。こっちも旅立たせる準備をしとくわね」
「絶対に守れよ!」
ドス声いただきましたー。
「…という訳で、金払いのいい依頼を頼む!」
「成功報酬から3割貰います」
「やめろ。2割だ。金が足りなくなる。くっ、俺がいない間、ウサ公と遊んでください」
「交渉成立ですね。ゴブリンの巣の駆除をお願いします。四人パーティーで行けば、60万ガネを山分けですが、一人で行けば、独り占めです」
「適正レベルは15です。中にはホブゴブリンも混ざっているそうです。お気をつけて」
あ、意外に早く来ましたね、ゴブリン依頼さん。
To Be Continued…
所持スキル(取得順):『選択肢』『異世界言語』『邪神様の加護』『弱点看破3』『テイム (ウサ公、るーちゃん、ふーちゃん)』『首刎ね3』『投擲6』『毒耐性6』『麻痺耐性6』『気配遮断8』
(スキルは通常Lv.10まであり、レベルの記載の無いものはEXです)
討伐リスト:受付嬢 抹殺リスト:犬っころ、乳袋
寿命(前世29年+6/??)
*主人公が知らないこと(残り寿命)はこちらも知りません。
主人公は呪いを可視化しています。(『邪神の加護』)
受付嬢に言質を与えてしまった。
お読みくださりありがとうございました。




