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気づいた時には悪役令嬢になっていた! それでも幸せな恋愛を望みます!  作者: NALI


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扉の向こうに誰がいるかわからないのに


声を出してルーカス様を呼んでもいいのかわからない!




私は部屋を見渡した!さすがに応接室に武器になるようなものはない。


私は小声で

『エドガー殿下じゃないし、ルーカス様でもない!怪しい』

それだけ言うと

ブラッドはうんと頷いて、武器になりそうな物を探していたがやはりない


『オリヴィア!僕が返事して扉を開けるから、そしたらすぐにルーカス様を呼んで!でも万が一に、ルーカス様が戻ってないと行けないから、またノックがあるまでは扉から離れていよう』



ブラッドが言った通りに私達は扉から離れたところにあるソファより奥で立って様子を伺った!






コンコンコン・・・・・・・・・





『来た!』

ブラッドが私を見て

『ここから離れないで!怪しい人物だったら迷わずルーカス様を呼んで!』


私はブラッドの手を掴んだ


『やっぱりダメよ!ルーカス様が来るまで待ちましょう!』


ブラッドは私の手を握りなおして、

『待ちたいけど、誰かわからない以上は、開けて確かめるしかない!もしルーカス様が危険な状態で声が出せない状況だったら?扉の向こうがデュークだったら?僕は友を見捨てたくない!』


そして私を軽くハグして

『大丈夫!きっと何もない!』



私はうなずくしかなかった。




扉の向こうはやっぱり何も声かけをしてこない。こちらの様子を伺ってるのかも?



ブラッドが扉から5歩ほど離れて

「はい・・・・・・・・・」



と答えた。




コンコンコン




扉をまたノックしてくる・・・・・・・・・



声は聞こえない。




ブラッドは扉に背中をつけて左側のノブをカチャっと開けた!



ここからじゃ誰かわからないが


ブラッドは一瞬わけがわからず


「アレクセイ様?」



アレクセイ様?って王宮騎士の?

どうしてここに?


次の瞬間!ブラッドがアレクセイ様に上から覆いかぶされるように床に倒された!


私は咄嗟に

「ルーカス様ーーーーー!」

と大声を上げた!・・・・・・・・・が




ルーカス様からの返事はないし、現れない!



「ざーんーねーん!」

その声は理事長?




アレクセイ様が部屋に入って来そうな理事長の足を倒れた手で捕まえようとする

「や・・・やめろ・・・・・うぅ」

アレクセイ様は何で苦しそうなの?

アレクセイ様は自分の下に倒れたブラッドに、自身が持っていた短剣を渡し耳打ちした!

次の瞬間ブラッドは顔が青ざめていく!

「やりなさい!」

アレクセイ様はブラッドに短剣を持たせ

左腕をさし出した!

「オリヴィア様を守る為です」

その言葉にブラッドはアレクセイ様の腕に短剣を突き刺した!


「え?」



理事長は

「あらら簡単に毒が抜けちゃった!残念〜!」


腕に力が抜けたアレクセイ様は私に向かって騎士にとって大事な剣を投げた!


私はその剣をバシっと取った!



ブラッドには先程自分の腕に刺さっていた剣を抜き、短剣をブラッドに渡した!



剣を抜いたせいでアレクセイ様の腕から大量の血が流れる!



「私の体に毒が回らないために肩を固定します!剣が使えないのでこちらにエドガー殿下が来るまではこの部屋から逃がしたくありません。」


今にもアレクセイ様が死にそう・・・・・・・・・





「わかりました!私は少し時間を稼ぎをしましょう」




「ブラッド!アレクセイ様を守って!」


「オリヴィアの仰せのままに!」



今にも意識が無くなりそうなアレクセイ様が

「注射器を持っています・・・・・・・・・距離を保って下さ・・・い」






それに毒が入っていたのね!






理事長はずっとニヤニヤしている!


勝機があるのだろうか?

こちらに少しづつ近づいて来る・・・・・・・・・





こちらには剣があるのに・・・・・










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