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カトリーナ様が凄く泣いてる
周りにいる友人も困惑しているようだった
カトリーナ様にエドガー殿下が
「カトリーナ嬢どうして剣術大会に名前があるの?」
泣きながらしかし侯爵令嬢であるため涙を必死に止めようとしている
「わかりません!間違いだと先生方に申し入れをしたのですが」
「だめだった?」
「はい・・・・私は間違いなく友人とともに舞踏会へと名前の用紙をいれたので私の不手際ではないと申しても先生方は女生徒の参加者が少なく女生徒の剣術大会が中止になってしまうと・・・・・・・・・その責任を」
剣術大会は男性と女性では力の差が歴然の為に今年から男女別にしたらしいんだけど
私は腑に落ちない
何故今年から?今までのように男女一緒でないと本当に剣士に向いてるかは判断が難しいのでは?未来の王宮騎士になりたい女性は逆にアピールができなくなる!
女性として参加するからにはそれなりの覚悟を持って参加しているはず!
この状況だとカトリーナ様のせいで大会が中止になってしまう
侯爵様の顔にも泥を塗ることになる
しかもカトリーナ様はアルバート様の婚約者候補だ自身の我儘で大会が中止になったと王族の方々の耳に入れば婚約者どころではない・・・・・・
カトリーナ様が狙われたんだ!!!
私は意を決してカトリーナ様に近づいた
私達はお互いアルバート様の婚約者候補なのであまりお互いが近づいて周りにバレたりお互いがお互いを害したと噂が立たないように接触は避けるように言われていた
・・・・・がアルバート様の大事な婚約者候補のカトリーナ様が困っているのに無視出来ない!
「カトリーナ様・・・・・・私から話しかけるご無礼をお許し下さい」
爵位が私より上の方に気安く話しかけてはいけないのだが
事が事なだけに我慢出来ない
「私はオリヴィア・ブランジュと申します」
エドガー殿下がまずいと思ったのか
「オリヴィア!君には関係ない!」
私を止めようとするが
私はエドガー殿下の横を抜けてカトリーナ様の側まで行った
カトリーナ様は私からの声かけに驚いている
「はい!オリヴィア様・・・・・」
「カトリーナ様は剣をお持ちになった事はありますか?」
普通はないのだが本人が出れれば1番いい
大会に負けても侯爵家に傷はつかない
しかし剣術が全くの皆無であればカトリーナ様が危ない!顔に残るケガをしてしまう事もある
「いえ・・・・・・・・・私は1度も手にした事はないので」
一度も・・・・・・
後5日で剣が持てるようになるだろうか
「カトリーナ様のご友人に変わって頂くことはできそうですか?」
カトリーナ様は首を横に振った
それもそうだ!友人に危ない事はさせられない!
「カトリーナ様はどうしたいですか?」
「どう・・・・とは?」
「私は剣が使えます!カトリーナ様にご覚悟があるなら私がこの5日間でカトリーナ様に剣を教えて差し上げれます!しかし5日間では・・・・・・はっきり言って大ケガをする可能性もあるでしょう!カトリーナ様に問題なければこの大会私が代わりに出場いたします!」
カトリーナ様は目がキョトンとした
まさか同じ婚約者候補の身でありながら剣が使えるなんて思ってもいなかったのだろう
少し考え
「オリヴィア様!いいのですか?」
「カトリーナ様がお望みであればかまいません」
「では私に剣を教えてくださいませ!」
えーーーーーー?そっち?
私が提案したのだけどまさかそちらを選ぶとは さすがアルバート様の婚約者候補だわ
でも保険をかけたい!
「では今日より私の家にてご指南いたします!よろしいですか?」
「オリヴィア様よろしくおねがいします」
カトリーナ様のご友人達はずごく困ったと焦っている!
そしてエドガー殿下も・・・・・・・・・
私を見て困った顔をしていた
「殿下!私少し先生とお話しがしたいので先にお昼に行っててもらってもよろしいですか?」
殿下はため息をついて
「ダメだ!僕も一緒に行く!」
ヤバい!殿下は気づいてる!




