49 優しい贈り物
エドガー殿下が
「これはデュークが君達2人への感謝の証だから受け取ってあげて欲しい」
「そうだよ!使い方も任せるよ君達のだから大事な人に渡してもいい家族に使ってもらっても!君達がいいなら好きに使って欲しい!本当は使う状況なんて来たらダメなんだけどさ」
デュークは苦笑いをした
デュークは自分が知らなかったとはいえ犯した罪を一生懸命償おうとしてるんだ
「デュークありがとう!大事なお友達からのプレゼントだもの!大事にするね」
「あー!僕も大事にする!デュークの気持ちしっかりもらうから」
「あ!それと僕からブラッドへもうひとつ!」
デュークは小瓶を入れるケースを出した懐中時計に見える表面には凄く繊細な模様が彫ってあった
「そのまま持ってたら割れてしまうだろ?このケースは懐中時計と一緒になってて上蓋の内側に小瓶がはまるんだ!普段の物より少し大きくなるけどいつでも持ち運べるだろ?」
「デューク!ありがとう!僕はデュークにこんなにしてもらってもいいのかな?」
「何を言ってるの?僕を助けてくれたのは君達だよ!感謝してもしきれないよ!・・・・・・本当はオリヴィアにもケースをプレゼントしたかったんだけど・・・・・もうひとりの恩人がどうしても自分が渡したいって言うからさーオリヴィアはそっちからもらって?」
「もうひとり?」
エドガー殿下をみるとエドガー殿下は顔を真っ赤にしていた・・・・・
「オリヴィア!兄上からの万年筆を大事に使ってて・・・・そのアーサーからの髪飾りも毎日のように大切にしてるよね?僕の贈り物も大事にしてもらいたいんだ」
エドガー殿下は箱を取り出した
箱の中にはペンダントのような物が入っていたペンダントの飾りの部分は銀色に複雑な模様の器のようになっていてそこに小瓶がぴったり入るようになっている
「これだとかなりの衝撃をウケても壊れないから・・・・・兄上と僕は同じ髪色で特別僕の色ではないけどオリヴィアが僕の贈り物を大事にしてくれたら嬉しい」
「えっと・・・・エドガー殿下!私こんな素敵なもの頂けません・・・・・・・・・」
「君が僕を好きじゃなくていいんだ!僕が君を守りたいデュークの気持ちと一緒に」
小瓶を割らずにすむなら頂きたいけど本当は日頃からのお礼に私が何かお礼したかったのに・・・・・・・・・
「本当は私がいつも殿下に助けて頂いててお礼をしたいと思っていたのです!なのにお礼もできてないのに・・・・」
「じゃあそれをもらってくれたら僕はものすごく嬉しい!それが僕へのお礼になるよ!」
「え?なりますか?」
エドガー殿下は嬉しそうにペンダントを私につけてくれた「なる!なる!」
殿下の気持ちは正直嬉しい・・・・・・・・・
ブラッドを見ると「頂いていいと思うよ」と言ってくれた
「殿下!ありがとうございます!大切にしますね」
私は殿下に微笑んだ!殿下は顔を赤くして
「オリヴィアありがとう」
逆にお礼を言われてしまった・・・・・・・・・
デュークが何気なく
「それにしても殿下は急にデザイン注文するんだから職人さん大変だったろうな〜」
デュークはニヤニヤする!
「そんな事言わなくていいよ〜」
「そうなのですか?」
「・・・・・そうだね〜デュークが渡したいって言うからさ〜・・それに昨日兄上の万年筆大事にしてたのが羨ましくてね!・・・これ!って思ったんだ!」
エドガー殿下が顔を真っ赤にして嬉しそうに話してた
殿下の気持ちが暖かくて嬉しい
でも何も返せない私は罪悪感が・・・・
何かお返しを考えなければ!
それから私はダンスの練習もあって王宮に学園が休みの日に伺う事になった!
私の家でしたかったのだけれどエドガー殿下がうちに来るのは何かと噂が立つと行けないので・・・・・・・・・
あーこんな事なら頼まなければ良かった!
王宮にはティナを連れて行った!
「ティナいつもついてきてくれてありがとうね!でも王宮のしきたりとか大変じゃない?大丈夫?」
「大丈夫ですよ!しかも何故か皆さん凄く優しいのです!お嬢様が歓迎されてる証拠ですよね!」
ティナは嬉しそう
んー
本当に私が婚約者になる可能性も出て来たからな〜
アルバート様の告白を思い出して赤面してしまう
そんな時にアルバート様がダンスの練習場にやってきた!
思いがけず慌てて顔を下に向けた
「オリヴィア?」
「あ!アルバート様おはようございます!」
「今日はエドガーとダンスの練習なんだよね?今日はダンスのためのドレスがきれいだねとても似合ってる!」
えー?ストレートにほめてくれてまたまた恥ずかしくなる
「まだエドガー来てないの?」
「はいもうすぐかと!」
「じゃあ一曲だけ私と踊ってもらえますか?」
アルバート様は私の前で膝をついて手を差し出した!
本の中の王子様みたい!
いや!本物の王子様なんだけど
「私ヘタですよ?」
「今はコンテストじゃないから楽しく踊って」
アルバート様と初めてのダンスに緊張する
音楽が流れ出して私はアルバート様の手を取った
アルバート様は片手を私の腰に手を当てもう片方で私の手を握ってフロアの中央までステップを踏みながら上手に誘導した私達だけのステージでとても楽しい!
ステップを私はたくさん間違えたのだけどアルバート様は嫌な顔1つせずとても嬉しそうに楽しそうに・・・・・・・・・
「首から見えるのはペンダント?」
「はい!これは先日デュークからもらった気付け薬でエドガー殿下がペンダントにしてくれたんです」
アルバート様はとても優しく私に微笑んだ
「オリヴィアの周りにはとても優しい人達がいて私も嬉しいよオリヴィアの近くにいると温かい気持ちになるんだよ」
「そうですか?」
私元悪役令嬢ですけど・・・・前世の私は幸せだったからその心が今の私を変えてくれたんだろうな〜
「私も今とても幸せです!まだ事件は解決していなくて怖い事もありますが皆さんががんばって頂いてる事知ってます!」
アルバート様のキレイな金色の瞳を見つめて
「アルバート様ありがとうございます」
アルバート様は私と目があって顔を少し赤らめた
「オリヴィア!君のキレイな紫色の瞳に今私がうつっている?」
え?不思議な質問だわ!
一曲はあっという間に終わった
すると
パチパチパチ!
ずっと見てたのかエドガー殿下が拍手をしてくれた!
「とっても2人とも素敵だったよ!」
「でもオリヴィアやっぱり練習は必要だね!」
エドガー殿下はニコニコして言った
ですよね・・・・・・・・・
アルバート様を見たらアルバート様も笑ってた




