46 想い
アルバート様とのお昼の時間が終わり教室に帰る事になるんだけど・・・・・
今日の朝あんなに注目を浴びた後でアルバート様と一緒に教室に帰るのは気が引ける!
「アルバート様!教室には1人で帰れますのでここで」
「んーでもエドガーに怒られてしまうよ?」
アルバート様は笑顔で答えた
「正直に言いますと・・・・・アルバート様と一緒にいると噂の的になってしまって居心地が悪くなるので」
アルバート様は少し考えて
「オリヴィア考えて見て!私と一緒の方が昨日の事件も今日の騒ぎも誤解だとみんなにわかってもらえるよ?」
「そうでしょうか?」
「どちらにしてもオリヴィアを1人にはしない!」
アルバート様は私の頭を優しく撫でた!
何だかアーサーの時とは違う
アルバート様との距離が近くなった?
結局アルバート様に教室まで送ってもらった!
案の定教室はざわついてしまった・・・・
私はすぐにエドガー殿下の隣の席に座った
「どう?ちゃんと話せた?」
エドガー殿下の質問に何故か私はアルバート様との話しを思い出してしまい顔が赤くなった
エドガー殿下はその様子を見て
少し切ない顔をしたが
「そっか良かったね!」といってエドガー殿下は私の頭をポンポンと撫でた!
えー?エドガー殿下も?今日は頭ポンポンが多くない?
私はおかしくなってクスクスと笑った
『やっぱりオリヴィアの笑った顔が好きだ』
エドガー殿下が言った言葉が小さすぎて聞こえなかった
「何かおっしゃいました?」
「ううん!何も!今日の帰り楽しみだね〜!ブラッドに聞いてね!」
「はい!多分大丈夫と思います!」
午後の授業が始まる前に
アルバート殿下のところに報告に来た
カトリーナ様は教室から出ておらず友人と常に一緒にいてローラ嬢との接触はなかった
「殿下!」
「アーサーかどうだ?」
「今のところ大丈夫ですが帰りも護衛させますか?」
「そうだな手配を頼む」
「かしこまりました」
その場から離れようとすると
「アーサー・・・・・・・・・」
「はい・・・・?」
「すまない!抜け駆けをしてしまった!」
え?抜け駆け?
「オリヴィアの手にキスを・・・・・」
・・・・・・・・・
「好きになっていいかとも聞いた」
そうか・・・・・殿下は選んだのですね
オリヴィアを
胸が苦しい・・・
「だが心をもらいたいからオリヴィアがアーサーかエドガーを好きになってもかまわないとその時は諦めると伝えた!」
「殿下!」
「だからアーサー今まで通りでお願いできるか?」
「殿下・・・・・・・・・」
「友人だろ?」
「そうですね・・・・・では友人から一言いいですか。」
「何だ?」
「殿下はもう少しわがままでいいと思います!あなたならオリヴィアを幸せにできます!オリヴィアを幸せにできる力が殿下にはあります!私に気をつかわないでください!」
「アーサー」
「殿下!私もまだあきらめていませんよ!あまり優しすぎるとオレに負けてしまいますよ!」
「違うよ!私は負けるつもりはないよ!」
「それならいいのです!・・・・・しかしライバルはオレやエドガー殿下だけじゃなくブラッドもですよ」
とオレは笑って答えた
殿下も笑いだして
「ライバルが多いな」
「そうですね」
まだ好きでいていいと殿下は言う・・・・・・
そろそろ覚悟を決める時が来る
オリヴィア!オレは君が好きだ!
この気持ちを伝える事はないんだな・・・・




