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気づいた時には悪役令嬢になっていた! それでも幸せな恋愛を望みます!  作者: NALI


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昨日は驚いたわ!アルバート様あの万年筆と同じ物を持っていたなんて・・・・

お揃い?何だか照れてしまう!


あーでもアルバート様に返してしまったから・・・せっかく頂いたものを

申し訳ない気持ちでいっぱいになる

壊れた万年筆を私が頂いたら良かった修理すれば使えたかも知れないのに!


アルバート様はきっと怒らないと思う・・・多分


考えて見たらいつも私ばかりがお手紙書いててアルバート様とお話ししたのも数回しかないのよね!



本当に私がローラに頼んで盗ませたとか思ってないわよね?

何だか不安になってきたかも・・・・・・・・・

今日は学園でエドガー殿下に聞いてみよう!

今日もローラに絡まれたら嫌だな



朝食中ずっと考え事をしていたらブラッドが心配してきた

「オリヴィア?大丈夫?学園がつらいなら休んだらどうかな?」

キャロルも心配してくれる

「姉様つらいの?何かあったの?まだ犯人見つかってないし無理に行かなくていいと思うの」


「ありがとう!そんなにつらくないの!ただ気になる事が多くて」


「学園ではエドガー殿下やアーサー様が守ってくれて」


父様が

「アルバート様の婚約者候補のせいでつらいのならやっぱり候補から外して頂こうか?」

え?でも・・・・・・・・・前ほど嫌じゃないかも

「ううん大丈夫!アルバート様が誰を選ぶかわからないし今もうひとりの候補の方に被害がないなら別に問題ないわ」


もうひとりの候補・・・・・・・・・あのキレイな方なのかな?お似合いだったな〜

ローラの事好きになるって思ってたからちょっと戸惑うけどあんなに怖いローラを好きにならないで欲しい

アルバート様には本当に幸せになって欲しいって心から思う








学園の門で女の子がたくさんいる!

これはアルバート様かエドガー殿下がいらっしゃるのね!

時間をずらしたいけど

教室の席は自由だからまた1番前の席に座りたい!

んー!人混みに紛れて入るしかないわ!



私は少し手前で馬車を降りて人混みに隠れながら門をくぐった

またまたあの声が聞こえた!・・・・・・・・・ローラね

「アルバート殿下〜!昨日は大変でしたの!殿下は心配して私をここで待っていてくれたんですか〜?私殿下に思われて幸せです」そういって殿下の腕に自分の腕を絡ませた!瞬間・・・・・・・・・アルバート様と目があってしまった!

殿下の表情は氷の王子だ!

やっぱり私疑われているのかしら!まずいわここはローラもいてとてもめんどくさそう!


早く校舎に行こう!

少し前にエドガー殿下がいた!

「エドガー殿下ー!お待ち下さい」

思いがけず私から声をかけられ殿下は驚きが隠せない感じだ!そうだ!いつも殿下から声をかけて頂いてて!そして守ってくれてた!

当たり前のように守ってもらってて私はお礼もなにもしてなかった何か今度お礼をさせてもらおう!

殿下はふいをつかれ顔が赤くなっていた!

「あ!急にお声をかけて申し訳ありません」

「嫌いいんだよ!いつでも好きなときに声をかけていいんだ」殿下は赤くなった顔でニコッと笑ってくれた!

殿下・・・・!

その時後ろから

「オリヴィア!」アルバート様が声をかけてきた!

私の顔色が悪くなるのをエドガー殿下は気づき私の手を掴んだ

私はそっと振り向くとローラと腕を組んだままのアルバート様がこちらを向いていた!

え?まさかの昨日の事をここで責められちゃうの?

エドガー殿下を見て『昨日大丈夫って言ってましたよね?だめだった?』と小声で聞いてみたけど

エドガー殿下はローラを睨んでて私の声が聞こえていないようだった!


「アルバート殿下〜昨日のオリヴィア様を許してあげてください!私もう怒っていませんし!私は殿下さえ信じてもらえたらそれでいいのです」

え?みんなの前で恋人発言なのかしら


「君は何を言ってるんだ!私はオリヴィアに話が」

ローラの腕を外そうとするが離れない

「アルバート殿下は私がいじめられたからオリヴィア様を怒ってるんでしょ?」

その言葉に周りの人達が噂をしだす

『オリヴィア様がいじめ?』『怖いわ』『ほらエドガー殿下も騙されてるんじゃなくて?』

一瞬にして私は悪者になった


エドガー殿下がしびれを切らした

「兄上!オリヴィアは何もしていないから兄上がオリヴィアに謝りたいのでしょ?」

ローラも負けない

「オリヴィア様はエドガー殿下をどんな手を使って味方にしたのですか?エドガー殿下は弱みを握られているのですよね!」

ますます周りは私を冷たい目で見てくる


もう教室に行きたい

エドガー殿下が握ってくれた手をぎゅうっと握り返した


エドガー殿下も気づいて

「オリヴィアもう行こう!」

校舎に向かって歩き出した



アルバート様が珍しく大きな声を出した

「待ってオリヴィア!違うんだ!オリヴィアを疑うなんて一度もないんだ」

アルバート様とても悲しい顔をしている・・・・・・・・・


「アルバート様本当にお優しいあんなにヒドイ方にもお情けをかけるなんて」


ここでのこれ以上の発言はオリヴィアが貶められると思ったアルバート様は

「オリヴィア!私は君にまた同じ物を贈りたい」

それだけを言ってアルバート様は3年の

校舎に向かった!



「オリヴィア大丈夫?」エドガー殿下が心配してくれてる

「つらい時にはいつも殿下がいてくださって感謝してます!今度お礼させてくださいね!」

エドガー殿下は複雑な表情をした

「ありがとう!楽しみにしてるね!それと兄上の事なんだけど・・・・アレはローラって子が邪魔して言いたい事言えてなかっただけだから許してね!」

「殿下がどうして謝るのですか?私がアルバート様からちゃんと信頼されていれば問題ない話しでした!私アルバート様に甘えていたと思うのです!アルバート様だったら無条件で信頼してくれると!私アルバート様の婚約者候補失格なんです!」

「え?オリヴィア本気で言ってる?」

「はい!しかしもうひとりの婚約者候補の方を今の私で守れるならこのままアルバート様の卒業までがんばりますね!」

(兄上の片思いかよ〜!マジか・・・僕は兄上を応援出来ないかも)


エドガー殿下は教室まで私の手をずっと離さなかった・・・・・






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― 新着の感想 ―
[良い点] 攻略対象者が皆まともで紳士的なのが良いですね。 今はエドガー殿下の見せ場でしょうか…。 学園内でのオリヴィアの味方が少なくて胸が痛みます。 エドガー殿下が言っていた通り守ってあげたくなりま…
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