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ローラが天使のうような可愛すぎる笑顔で声をかけてきた!
「オリヴィア様ー!オリヴィア様ー!」
ローラは息を切らしながら駆け寄って来た
「オリヴィア様ひどいです〜!私を置いて行くなんて!お友達なのに!」
え?お友達?いつ?入学式の会場から教室まで一緒に移動しただけでも友達になるの?
しかも私がひどいって?一緒に帰る約束何てしてないわよね?
私が困惑しているのを横目に
「アーサー様!お久しぶりですわ!オリヴィア様とお知り合いになったんですの?オリヴィア様は少しキツイ方ですが仲良くして上げてくださいね!私からもおねがいしますね!」
えーっ?何言ってるのこの人?私とアーサーは前からの知り合いでローラから言われる事じゃ・・・・・・・・
アーサーも変な事を言えないから困惑しているのがわかった・・・・・・・・・
アーサーの様子に満足気なローラが
アーサーに甘え手を握る
「どんな方にも優しいアーサー様は素晴らしいです〜!」
アーサーから離れないローラに私の心の奥に嫌な感情が生まれる…
ローラの考え方は自分が誰より1番に愛されるのがあたり前なのかもゲームでは何の苦労もなくみんながローラを好きになるから
1番・・・・・・・・・わがままだ
門で待つブラッドに気づいたローラが!
「あっ」
私が声をかけるのも間に合わず
ブラッドに向かっていく・・・・・
私とアーサーは急いで追いかけたが
ローラはブラッドの手を握っていた
初対面で手を握られブラッドは恥ずかしさのあまり顔を赤くしていた!
「ブラッド様お会いしたかったです〜!私ローラと言います!仲良くしてくださいね」
というとブラッドの耳元で
『オリヴィアからあなたを救ってあげますね』
最初は真っ赤になっていたブラッドだったが急に顔が怒った表情になる
ローラをドンと突き放した
私とアーサーはびっくりして顔を見合わせた
「お前誰だ!オリヴィアを悪く言う奴は僕は許さない!」
すごい剣幕で怒ってる!・・・・・・・・・あの優しいブラッドが
「可哀想に洗脳されてるのね!大丈夫私が治してあげる」ブラッドの頭に触れようとしたがブラッドに手を払われてしまっている・・・・・・・・・
ローラは何かおかしいと思ったのか
私を見て
「バグなのね!わかったわ・・・・・私がみんなを元に戻してあげるからね」
意味のわからない事を言ってはいるが表情は本当に天使のような聖女のような笑顔を見せる
ローラの行動は本当に意味不明なんだけどゲームではローラは何をしてもしなくてもみんなに愛されていた!
多分愛される努力何かしないのかも
でもローラが好きになった人と幸せになってもらいたいのに・・・・・
「オリヴィア!帰ろう!」
ブラッドは怒ったまま私の手を引いて馬車に乗り込む
アーサーに手だけを私は振った
アーサーとローラを残して帰るのは気になるけど
ブラッドのこの怒りはマズイ気がする
「ブラッド何か言われたの?」
「オリヴィア!あの子は近づいたらダメだよ!オリヴィアを良く思っていない!それに何で僕の事知ってるの?初めて会うのに!」
そう
ローラってそういうところが抜けてると思う!例えゲームで知っていても初めて会うなら名前を知ってたら気味悪く思われるのに!
せっかくかわいいのにもったいない
ついローラの心配をしてしまう・・・・・・・・・
「アルバート殿下にも言われてるのローラ様に気をつけてと・・・・・・・・・でも縁があるみたいで」
「それでも明日から近づかないでね」
ブラッドが私の手を握ってそのまま自分の額に手を当てた・・・・・
「僕は学園に行けない・・・・・何でオリヴィアと同じ年じゃないのかな?僕はオリヴィアが傷つくのが嫌だ」
「大丈夫よ!学園にはアーサーもエドガー殿下もアルバート様もいるから誰かに襲われたりしない!だからブラッド明日も迎えに来てね?」
というと少しブラッドが笑顔になった
「うん!毎日お迎え行くから!」
ブラッドの心配通り波瀾な学園生活が待っていた




