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気づいた時には悪役令嬢になっていた! それでも幸せな恋愛を望みます!  作者: NALI


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40 入学式 Ⅲ


今日は学校説明と校舎の案内だけで終わった!エドガー殿下と話したいのになかなかエドガー殿下は1人にならない・・・・・というかなれない!



すごい人気なんですけど・・・・・・


今日話すのは無理そうね!どうしよう

明日も話せるかわからないわね



アーサーかアルバート様はまだ学園にいるかしら

2人を探した方が早そう!



校舎から中庭に目を向けると・・・・・・・・・

いた!アルバート様!・・・・・・・・・?とキレイな女性

って誰?

アルバート様が笑ってる!


嘘・・・・・・・・・


アルバート様が私に優しいから勘違いしてた!アルバート様の婚約者候補はもうひとりいたんだった・・・・・・・・・

その方はアルバート様の想い人かも知れない

笑わない氷の王子アルバート殿下


恥ずかしい・・・・・・・・・あんなにアルバート様の婚約者になりたくないって言ってたの私だったのに


いつの間にかアルバート様に心許してたんだわ・・・・・・


アルバート様はローラじゃなくて私でもなくて

この方に好意を持っていらっしゃるのかも




「オリヴィア?」

声をかけられ声の方を振り向いたらアーサーだった

アーサーに勘違いしてた私を見られて恥ずかしい気持ちになった・・・・・・・・・


「オリヴィアは殿下を探してたのか?」

ウロウロしてた私を見てたのかな

「アルバート様かアーサーを探してたんだけど」

そう言って中庭を見る

「アルバート様を見かけたけど邪魔しちゃ悪いかと思って」

アーサーが中庭を見て「なるほど」


「大丈夫だよ!オリヴィアが声をかけたらアルバート殿下は喜ぶよ?」

え?邪魔する方が嫌がられない?

「いいのいいの!アーサーが聞いてくれたら」


「オレでいいの?」

アーサーは優しく私の頭に手を乗せて私の顔をのぞき込む!

もう!アーサー顔が近い!恥ずかしい!

私の顔はアーサーのせいで真っ赤になる


さっきまでのモヤモヤした気持ちがなくなっていった




アーサーと校門まで話しながら歩くことにした


「今日ローラ様に声をかけられたの!でも初めて会うのに私を知ってたし私に婚約者いるか?とか候補とか色々聞いてきて・・・・・・・・・」

私が話し出すとアーサーの顔色は変わっていった


「アルバート殿下の婚約者候補って言ったのか?」

「ううん言ってない・・・婚約者もいないって答えたけど!なんだか怖くて・・・・入学式もアルバート様を見る目が怖かったし やっぱりローラ様は怪しいの」


「そうか」


「朝校門での騒ぎってアルバート様だったの?アーサー知ってる?」


「あれは校門でアルバート殿下が登校してきたところをわざとローラ嬢がぶつかって来そうになったんだサイラス様がかばってローラ嬢がサイラス様にぶつかって転んだらしいサイラス様が医務室に連れて行こうとしたらしいが『あなたじゃない!』とか言ってスタスタその場から離れたみたいだよ」


え?アルバート様にわざとぶつかろうとしたの?そんな事しなくてもゲーム通りなら普通にぶつかれたと思うけど・・・・・きっとローラもここがゲームだけど現実の世界ってわかっているのかも本当にどうなるかわからない世界・・・・・・・・・



だからブツブツ気持ち悪くつぶやいてるのね!『こんなんじゃなーい』みたいな?



だとしたらやっぱり怖い


私が候補って絶対わかってて行動してるんだわ!

本当は婚約者であるはずなのに婚約者じゃないから

ローラをいじめる人がいなくて困ってるとか?


私いじめないから!

それにしてもさすがサイラス様だわ!


「これからなんかあったらどうしよう!ローラ様を見てたらアルバート様に近づくのはいけない気がするしエドガー殿下はいつも人だかりよ?・・・・・・・・・アーサーよかったら帰りこんな風に門まで送ってくれたら報告出来るケド?どうかな?」

私は首をかしげてアーサーを見た!

アーサーは赤くなった顔を隠すように口元腕で隠して

『オリヴィア・・・・・そのおねだりは可愛すぎるから』

アーサーの声が小さくて聞こえない

「アーサー?」

「あーいいよ!もともとオレはオリヴィアの護衛だから!帰りは教室で待ってろよ?」

アーサーは私の方は見ないけど頭をポンポンしてくれた!

頭ポンポンって気持ちいいんだよね!いっつもアーサーはしてくれる!幸せな気持ちにさせてくれるさっきまでの不安が嘘のようになくなる!




門のところにはブラッドが約束通りに待っていてくれた!

「もうひとりのナイトがお迎えだな」

アーサーに言われ「そうね」と2人でクスっと笑った!







そんな幸せな空気を一瞬にして壊された!


「オリヴィア様ー!」





ローラの声がした・・・・・・・・・


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