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気づいた時には悪役令嬢になっていた! それでも幸せな恋愛を望みます!  作者: NALI


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村の入り口に行くと

まだアーサー達は戻っていなかった

・・・・黒髪の男達を追っているの?


殿下は入り口で待っていた騎士に

「君達はここで待て!アーサーが戻って来たらアーサーの指示に従え!」

「かしこまりました!」


「オリヴィア!アーサーを待ちたいがまずい!デュークの治療を急がないと!この村では治療は出来ないブランジュ伯爵邸に行くよ!」

「うん・・・・」


馬車で来ているわけじゃないのでルーカス様がデュークを前に抱え馬に乗る


私もエドガー殿下の馬に乗せてもらう・・・・私の瞳から涙は止まっていない

どうして!こんな小さな子供に

殴る蹴るの暴行をし精神的にも痛め付け・・・・

もう痛みの感覚もわからないほどに・・・・



エドガー殿下は何も言わずに

そっとハンカチで私の涙を拭ってくれた






邸についてからは慌ただしかった・・・・


デュークのケガは思った以上に酷かったらしい肋骨も折れていて内臓に刺さる寸前だったとか

左足は筋をやられているので切断まではないがまた歩けるようになるかはまだわからないらしい

治療用に部屋を一つ開けたけど私は中には入れてもらえない・・・・



そんな中ブラッドが帰って来た!

「オリヴィアー!」

「ブラッド?・・・・・」ブラッドの横にはアレクセイ様が女性をおんぶしていた・・・・

「デュークのお母様ですか?」

その女性は泣きながら・・・・・

「はい!はい!・・・・」と手で顔を覆いながら返事した・・・・


アレクセイ様が女性をソファーに下ろして気づいた・・・・

「え? もしかして足が・・・・」

「はい私が逃げないようにと両足の筋は切られています」

その言葉にめまいがおきそうになった・・・・嘘でしょう?だから店から出られなかったの?

この親子はどうしてこんなに・・・・

「デュークはデュークは・・・・・」

「今治療しておりますお母様がいれば本人も頑張れるでしょう!」ルーカス様が治療している部屋に抱き抱え連れて行ってくれた・・・・


「オリヴィア遅くなってごめん!昼間の1人と会ってしまってアレクセイ様達が格闘して捕まえてくれたんだ!でも・・・・・・・・・・・・

そいつ自害したんだ」


え?そこまで?


そんなに過激な人達なの?


もとは乙女ゲームじゃないの?ゲームだから過激な描写もあるの?

もうゲームじゃないのかも・・・・・私はこの世界という現実に生きているんだわ

父様は生きている

もう未来はわからない・・・・・


でも確実にゲームと違う道を歩けている!



みんなが幸せである未来に向かってると信じる!





だって思い出してしまった・・・・

最後の隠れ攻略対象者・・・・『デューク』

ゲームの中でローラがデュークを選べば私は死罪になる

デュークのお母様は私の母様に父様を殺す薬を売った事に後悔する!まさか人殺しの薬を売っているとは知らなかった・・・・しかもその薬を自分の息子が作っていたことにも気づいてしまい・・・・デュークと一緒に無理心中をしようとするが・・・・デュークだけが生き残った・・・・ブランジュ家のせいでお母様が死んだのに平和に暮らす家族が妬ましくなったがローラが心の傷を癒してくれる!しかしオリヴィアが大事なローラを理不尽にいじめる事が許せなくなって!

またブランジュ家を恨みだす!最後はローラに思いを寄せるアルバートを薬付けにして幻覚を見させてオリヴィアに死罪を言い渡させる!

ローラはデュークがしたことなんて知らず

二人は幸せを手にする・・・・




それは本当の幸せなんかじゃない!



実際の年齢は13歳・・・・ブラッドと同じ年なのに栄養が足らず体は小さい

ゲームスタート時には登場せず14歳からの編入だった

その時には普通の14歳の大きさだったし顔も本当は綺麗な顔をしている貴族の養子になれたことで栄養がまわり急激に成長したのかも知れない

名前は・・・・デューク・ローレンス



そう!母様に薬を勧めたローレンス伯爵家の養子だった


ゲームでは自分の領地で無理心中で死にかけたデュークを助けたのがローレンス伯爵


身の上をかわいそうに思い養子に迎える



ローレンス伯爵家・・・・・

母様に詳しく話しを聞かないと!!


なぜ母様に薬を勧めたのか・・・・・


いろいろ知るのが怖いけど・・・・


一つずつ解決できているのかな?

私は自分でも気づかないぐらい震えていた

震える手をブラッドがそっと握ってくれた・・・・





それに・・・・

アーサーが帰って来ない・・・・もう2日間は寝てないと思うと心配・・・・アーサー早く帰って来て!






その夜はとても長く感じた・・・・







アーサーが帰って来たときには翌朝になっていた・・・・







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