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気づいた時には悪役令嬢になっていた! それでも幸せな恋愛を望みます!  作者: NALI


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まだ夕食には早い・・・・

村にいた時間も少しだった・・・・

母様はそのままどこにもよらずに邸に帰って来た



最後まで私達がつけていたことを母様にはばれなかったみたいだ・・・・



少し時間をあけてから邸に入ろうと邸の近くの木陰でブラッドと2人で待っていた・・・・



「ブラッド!母様大丈夫だよね?中毒って・・・・」

ブラッドは私の手を握って

「まだ何もわかっていない!だから解るまでは悪い方に考えないようにしよう!きっと大丈夫だから!」

ブラッドは私が落ち込まないように励ましてくれる

「それでも・・・・あの男の子が心配だわ・・・・ちゃんと治療してもらえたかしら・・・・やっぱり無理やり連れて出るべきだったんじゃ」

私がいい終える前にブラッドが

「違うよ!あの時僕達があの子を連れ出してもあの子の家族の安全が保障されていない

多分まずはあの子の家族が人質になっている可能性があるなら家族の方を助けないと!」


凄い!ブラッドは全体を見ようとしてる

私は目先の事しか見えていないのに・・・・



その時邸の門が開いた!






・・・・アーサーだ!






アーサーが周りを伺うように1人で門から出てきた!




二人でアーサーに気付き二人とも走ってアーサーのところに駆け寄った!

「アーサー!アーサー!アーサー!!」

私はアーサーに抱きついた!横にいたブラッドも泣きそうな顔をしている!ブラッドに気付きアーサーはブラッドに「おいで」といってブラッドを左手で自分の方に抱き寄せた!

二人でアーサーに抱きついて

先程までの緊張が溶けるように二人とも泣いていた!




「怖かったんだね・・・・二人が無事戻ってくれて良かった」



アーサーは私達を抱き締める腕にぎゅうっと力が入る





「アーサー・・・・?どうして門にいるの?夕食までにはまだ時間があるのに・・・・」


ティナには夕食までに間に合いそうになかったらアーサーに伝言をってお願いしてた・・・・



「あー君が外出してから君の侍女の様子が変だったからキャロル嬢が席を外した隙に君の侍女に問い詰めたんだ!」


ティナ・・・・心配させてしまったわ



「彼女は凄く心配しているよ!いつものオリヴィアと違うからって助けて欲しいと」


「時間の事も聞いていたが早く戻って来るかわからなかったけど君の母上が戻って来たからそろそろだろうと思って門の外で待っていようと思ったんだ!どこに行ったかわからないから探しようがないからな!」


アーサー・・・・

心配してくれてありがとう!ブラッドと二人でアーサーに抱きつく腕に力が入る


「アーサー様・・・・聞いてもらいたい事が・・・・」

私達は門から見えない木陰へと移動した


「ここで大丈夫なのか?」

「はい・・・・邸では話しづらく・・・・」

ブラッドは立ち話が申し訳ないと思いながらも今私達が見てきた事をアーサーに話した・・・・



・・・・





「そうか・・・・」


アーサーは何か考えている!

そして

「オレは今から一旦王都に戻る!気になる事があるんだ!そしてこの事を必ずブランジュ伯爵に話しておいて!」

「え?父様に?」

「あぁ!中毒の意味も気になるが・・・・明日の夕方までにオレがこっちに戻って来れないかもしれない・・・・」


え?片道1日かかるのに半日で帰るつもりなの?


「アーサー頑張っても明日にはこっちに戻れないと思うけど?」


「大丈夫!オレの馬は早馬で多分半日で帰れる!愛馬には少し無理をさせてしまうが・・・・」

アーサーは優しく微笑んだ



「だから明日夫人が店に行く時間にはオレは間に合わないから伯爵とブラッドで夫人の後をつけてお店を見つけて欲しい!」

「できれば夫人を引き留めてお店には明後日行ってもらえると助かる」

「私が尾行する!父様に言うのがつらい・・・・」

「オリヴィア!これは夫婦だけの話じゃすまないかもしれない・・・・ブランジュ伯爵の領地で犯罪が行われているかもしれないのに伯爵に報告しない選択肢はないんだ!」強めにアーサーに指摘され体がビクッとなった!

アーサーは優しく私の手を握って

「オリヴィア!わかって欲しい・・・・オリヴィアを危険にはさらせないんだ!」

アーサーはつらそうな表情になる・・・・・



「アーサーごめんなさい・・・・・父様にちゃんと話すわ」

「ブラッドも一緒に同席して話すんだ!いいね?」

アーサーはブラッドの肩に手を置いてブラッドの顔をのぞき込む

ブラッドはもう泣いていない!次期伯爵位を継ぐ大人の顔になっていた!

「はい!」力強く返事した

「さっきも言ったけどオリヴィア明日は絶対について行ってはダメだ!わかったね?そしてなるべく夫人の外出を明後日に持って行けるように頑張ってくれ」


「でもっ男の子が気になるの!様子だけでも見に行きたい・・・・・」

私がそう言うと・・・・・アーサーは困った顔になったが

「明日オレが戻ってから一緒に行こう!夜になっても朝方になっても必ず一緒に連れて行ってあげる!いいか?」

「うん・・・・・ありがとう」


「カミューって名前にブラッドは心当たりはあるかい?」

私はその名前にまた鼓動が早くなる


「なんとなく聞いた記憶があるのですが・・・・・父様に確認しておきます!」


「じゃあオレはもう行くけど・・・・・オリヴィアごめん!!キャロル嬢を放置してきたんだ・・・・・上手に誤魔化して!」とアーサーは苦笑いをしてすぐ邸の中に戻り自分の馬で王都へと帰って行った・・・・・




あーキャロルの怒った顔が想像できるわ・・・・・





「ブラッドまずは父様のところに行こう!」


「あぁ!そうだね!」




二人は足早に邸へと入って行った!










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