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気づいた時には悪役令嬢になっていた! それでも幸せな恋愛を望みます!  作者: NALI


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「オリヴィア今いい?」

アーサーが部屋を訪ねてきた

「大丈夫よどうぞ」

私はティナにお茶の用意をお願いした



「アーサー疲れているのにキャロルの相手をしてくれてありがとう」

「嫌いいよ!あれぐらい」

アーサーはキャロルみたいな感じの子が好きなのかしら?

私とは正反対ね・・・・

私は少しだけ切ない気持ちになった


「殿下の手紙は書けてる?」

「ええ昨日書き上げたわ!ありがとうアーサーが今日来ると思ったから!」

私の言葉にアーサーが優しく微笑む

「オリヴィアの勘も凄いね!」


も?他にも勘がいい人がいるのかしら?



「今回も殿下からの手紙はないんだけど・・・・」


この1年間殿下からの手紙は1通だけ去年の私の誕生日にバースデーカードを頂いた

もし殿下が私と手紙の交換をしているとばれたらどこからかまた私が狙われたらいけないという配慮かららしい

書くにしても・・・・

他の候補者にも書かなくてはいけなくなるのは大変だからと・・・・・


基本アルバート様からの手紙はないけど・・・・・

その分 直接アーサーが口頭でアルバート様からの伝言を教えてくれる



「今日も殿下からの伝言はあるよ」


そういってアーサーは今回何だか顔が赤い・・・・


「オリヴィア目を閉じてもらっていいかな?」


「ええ・・・・」


「今から言うことする事は殿下に頼まれたから事だからな!」


アーサーはそういって私の右手を取ると

逆の手で私の髪を撫でる

私はアーサーに触れられビクッとなった

そして私の顔は真っ赤になっていった

「オリヴィア・・・・犯人はまだ見つかってはいないがもうすぐ解決しそうだよ!

早くオリヴィアに会えるのを楽しみにしている」


そう言うとアーサーは私からパッと離れた!

私は目をあけてアーサーを見た・・・・


アーサーの顔も真っ赤になっている!

「これは殿下からの行動と伝言だからな!」アーサーは顔の赤みが引かず後ろを向いた


「アーサー・・・・これ殿下にされたの?」




「・・・・ああ」



殿下とアーサーが?

私は想像したら可笑しくて笑ってしまった

アーサーは振り返って

「オリヴィア笑わないでくれ!殿下は本気でオレをオリヴィアのつもりでささやいたんだぞ!」


ますます可笑しくなって笑いが止まらない!


笑いずぎて涙がでた目を押さえながら

「アーサーありがとう!そして嫌な事させてしまってごめんなさい・・・・」



「嫌・・・・殿下にされた時はさすがに鳥肌がたったけどオリヴィアに伝言するのは嫌ではないんだ・・・・むしろ・・・・」

(オレがオリヴィアに触れたかったから嬉しいんだ・・・・言えないが・・・)



殿下も罪づくりだな・・・・



「アーサーありがとう!これ手紙を先に渡しておくわね!」

私はアーサーに微笑んだ!

アーサーはその笑顔にまた赤くなりそうな顔を腕で隠して手紙を受け取った!

「今回は明後日にここを出ようと思っている!」

「そう!じゃあ今日もしまだ疲れてないならお昼から町に買い物について来て欲しいのだけど・・・・いいかな?」とアーサーにお願いした



・・・・・


(オリヴィア・・・・・オレを殺すつもりなのか!その笑顔は反則だおねだりがかわいすぎる!)

アーサーの心の声が叫ぶ!




「アーサー?」

「あぁ!大丈夫大丈夫!昼からついていく!」




昼食が済んだあと

母様が急に外出すると言い出した・・・・・


私も外出するのだけど・・・・・

「キャロルも行くの?」

私が尋ねると

「アーサー様がいるから行かないわ母様も今日は1人でいいって」

え?

何で?今までそんな事一度もなかった!

私は動揺してしまう・・・・・

大丈夫!きっと大丈夫!


でも心配でたまらない


顔色が悪い私に気づいたブラッドが

「大丈夫?具合悪そうだよ?オリヴィア?」


「いえ大丈夫よ!キャロル!今日はアーサーに外出について来てもらうのだけどキャロルも行く?」

キャロルは絶対に私とは行かないからこの質問をするといつも行かないと答える!そうなれば母様の買い物について行くはず・・・・・が今回は



「嫌よ!姉様ばっかりアーサー様を独り占めしてずるい!しかもアーサー様は明日はブラッドと剣の練習でしょ?私もアーサー様といたい!」

珍しくキャロルがアーサーをしつこく離さない・・・・・

どうしようこれでは本当に母様1人で行ってしまう

私がついて行ければいいけど・・・・・母様は嫌がるから・・・・・


ブラッドが

「キャロル!じゃあ僕といようよ!アーサー様はオリヴィアのお客様なんだから」

「いーや!今日は絶対アーサー様から離れない!

アーサー様もいいでしょ」甘えた感じでアーサーにお願いする・・・・・

アーサーは凄く困った顔をしている

12歳のキャロルはアーサーから見たら自分の妹とそんなに変わらない無下にできない・・・・・



「いいわ!ブラッド!今日はブラッドが外出について来てくれない?」


「僕はかまわないけど・・・・・」



アーサーは焦った顔をしていたがブラッドが一緒なら問題ないだろうと了承してくれた


「アーサーごめんね!キャロルをお願いするわね!」

アーサーは少し考えて

「あぁでもオリヴィアの買い物は明日じゃダメなのか?」

母様から目を離せないからそれは無理・・・・・

もう自分の買い物どころではないのだから




「そうね・・・・・今日どうしても行きたいところが出来たの・・・・・」






私の表情にアーサーは心配になる・・・・・





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