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気づいた時には悪役令嬢になっていた! それでも幸せな恋愛を望みます!  作者: NALI


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親愛なるアルバート様




領地に来てから1年が過ぎようとしています

最近では剣の鍛練を再開しました

外出もあまりしないので運動不足を心配して

剣の鍛練の許可を父様に頂きました



ブラッドは13歳になり背はまだまだ高くなりそうです

キャロルはより一層可愛らしさが出て来ました

来月で私も15歳になりますがキャロルのような可愛らしさは微塵もありません


剣の魅力にとらわれています


ブラッドはたまに来てくれるアーサーに剣の指南を受けておりますが・・・・アーサーは私の相手はしてくれません

ブラッドがアーサーのおかげでますます腕が上がっています!私と手合わせをお願いしたのですがブラッドにも断れてしまいました


誕生日のお祝いとして手合わせをお願いしてみようかと思います

アルバート様からもアーサーとブラッドにお願いしてくれると嬉しいです それではまた・・・・



アルバート様お体にはご自愛くださいませ



オリヴィア・ブランジュ









「お嬢様お手紙書けました?」


「ええ!明日当たりにアーサーが来るんじゃないかしら」

アーサーは月に2回は領地に来てくれる

領地に来たら2日か3日滞在してまた王都に戻るを繰り返してくれている・・・・

片道1日かかるが馬で来るのでそこまで時間はかからないと言うが大変なことにかわりない・・・・



アルバート様の手紙にいつも失礼じゃないか不安になるがアーサーに聞いたら

アルバート様は私の手紙をニコニコして読んでいるらしい・・・・

アルバート様が喜びそうな内容は書いたことないんだけど・・・・





私の心配の元である母様は

特に問題はないんだけど・・・・

外に出る時はキャロルか父様と一緒だし

買い物は行商の人が家に来ている・・・・

父様とブラッドが王都に仕事で戻った時は凄く不安だったけど特に問題はなかった・・・





もう妊娠している時期だけど・・・・そんな感じもない


父様はちゃんと生きている!




ゲームと内容が変わって来てるのかな?

これなら半年後の学園入学も大丈夫かな?



アルバート様の婚約者選びもまだ決まってはいないけど・・・・


1年前の私を襲った犯人が捕まった話しは聞かない・・・・結局なんだったんだろう・・・・

たまたま襲われたのかな?






「ティナ!明日アーサーが来たら町にお手紙セット買いに連れてってもらいましょ?」


そう私はアーサーかブラッドが一緒じゃないと買い物に行かせてもらえない

アーサーが来るなら着いて来てもらおうかな!


「そうですね!今 町にお香とか取り扱っている薬剤店がオープンしたらしいですよ!気になりませんか?ついでに行きませんか?」



「いいわね!香りで心落ち着くものね」


香水は苦手だけどアロマは前世の時から好きだったなー!





翌日・・・・

やっぱりアーサーが来た!



「アーサーいらっしゃい!」

私とブラッドでお出迎えしたら



遅れてキャロルが

「アーサー様~!」と甘い感じで邸から出て来た!

凄い!遅れて出て来ることで自分アピールが完璧だ!


そういうところ本気で感心してしまう!

アーサーの腕に自分の腕を絡め甘えて来るアーサーからしてみたら妹みたいな感じらしい!

キャロルの頭ポンポンと撫でてあげると

キャロルはご機嫌でアーサーを中へ案内する

・・・・いつも思うけど

アーサーは私のお客様でブラッドの先生なんだけど!

って思うけど

もめるのがめんどくさいので何も言わないが

いつもブラッドとこの光景を見て二人で「ねー」と呆れて目を合わせて笑う


そもそもキャロルは誰でもいいのか?とか思ってしまう

ブラッドがこんな感じのままのキャロルと結婚するのは心が痛む・・・・

ブラッドにはちゃんと好きになった人と結婚して欲しい・・・・

この家がブラッドの重荷にならないといいけど・・・・




「あ!ブラッドこの後アーサー連れて町にいきたいのだけどブラッドも行く?」

「それは無理かな?キャロルがついて来てしまうよ?オリヴィアはゆっくり買い物したいでしょ?僕がキャロルの相手しておくからアーサー様と行っておいで」


確かにアーサーと出かけるとなるとキャロルがうるさい・・・・

ブラッドはいつも私が喜ぶ事を知っている

私は私より背が高くなったブラッドを子供をあやすように首に抱きついて頭を撫でてあげる


「ブラッドいつもありがとう!」


ブラッドは私に見られないように真っ赤になった顔を横に向け私の背中に腕を回す

私の背中をポンポン叩いて


「オリヴィア僕子供じゃないよ・・・・」


「13歳はまだまだ子供よ!でもいつも家の為に頑張ってるのを知っているわ」


「いつもありがとう」


とブラッドから離れてブラッドの顔をのぞき込む・・・・



ブラッドは赤くなった顔を手で隠して


「あんまり人前ではやめてね」と言われてしまった・・・・・


もう思春期なのかな?



私はまだブラッドに甘えたいのだけど・・・・




ブラッドは赤くなった顔を隠したまま私の手を取って邸の中へと歩き出した

なんだかんだブラッドは優しい・・・・








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