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気づいた時には悪役令嬢になっていた! それでも幸せな恋愛を望みます!  作者: NALI


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20


領地に戻る前日


王宮から呼び出しがあった・・・・



これから1年半は会わないのだから挨拶に行かないわけにはいかない




「ティナ・・・・・今日は何だか王宮に行くのが気が重いわ・・・・」


「一生のお別れではないのですから!それともやっぱり第一王子様との少しのお別れがおつらいのですか?」

ティナはいたずらっぽく笑った!


「ティナ!違うって言ってるでしょ!」

ティナに本心を言えたおかげでこんな風に冗談も言えるようになった事が嬉しい!



コンコンコン



ブラッドが部屋を訪ねて来た


「ブラッドどうしたの?」


「オリヴィア・・・・

今日は王宮に伺うそうですね・・・・

僕も同行してはいけませんか?」


「必ず1人では来ないようにとの事で引率は誰でもいいとは思うのだけど・・・・」



ティナと一緒に行こうと思っていたけど・・・・

先日の事もあるしブラッド連れて行くのもいいかも知れない



私には言わないけど・・・・ブラッドは昨日アーサーが屋敷に様子を見に来た時に剣の指南を受けているようだった!

ブラッドはブラッドなりに強くなりたいんだと思うけど・・・・

私に言ってくれたらいいのに〰️!

私も基本なら教えてあげれるし・・・・

何だかさみしい・・・・


「じゃあ3人で行きましょ!」






馬車で王宮につくとすぐに庭園に案内された


王宮の四阿で軽くお茶会をするらしい!



アルバートが先に待っていてくれた


「オリヴィアようこそ!疲れていないかい?」


「アルバート様!今回は異例の対応をして頂き心から感謝申し上げます!」

私は深々とお辞儀した


隣にいるブラッドを見て

「その子は・・・・ブランジュ家の次期当主かな?」


「ご挨拶遅れまして申し訳ございません

ブラッド・ブランジュと申します3年程前に養子に入りました」

前回の騎士団の大会で会ってはいるがキャロルの方がインパクトが凄くしっかりと挨拶は出来ていなかった


「そうか君が・・・・」

アルバート様は何か言いたそうだったが

まずは席ついてお茶を飲む事にした



ティナは横で侍女として王宮の侍女に習いお茶のセットをしてくれている



アルバート様は私の手をそっと握った

それはとても自然に握られ なすがままだった

私は恥ずかしく顔が熱くなるのがわかった


「オリヴィア・・・・先日はとても怖い思いをしたと聞いている!もう大丈夫か?」


「はい!あの時は騎士様に助けて頂きどこもケガをしておりません もう大丈夫です」


「君とこれから1年半をかけてゆっくりとお互いを知って行ければと思っていたが・・・・」


「申し訳ありません・・・・」


「嫌・・・・オリヴィアを責めているわけではないよ?ただ今回の犯人には凄く怒ってはいるよ

明日から君に会えないのだから・・・・・」


何か口説かれてる感じなんだけど!

ブラッドも隣にいるし恥ずかしいー!


「君に会わせたい者がいるんだ!」



「アーサー!」

アルバート様はアーサーの名前を呼んだ!



アーサー?



どこから来たのかアーサーがアルバート様の後ろに現れた!


ブラッドも驚いている


「オリヴィアはアーサーを知っているよね?」


「はい先日助けて頂いた騎士様ですし幼い頃にお会いしております!」



そうか と何だかニコニコしてアルバート様はアーサーと小さい声で話し出した


『オリヴィアが今身に付けている髪飾りが君がプレゼントしたものなのかい?』

『はい』アーサーは見るからに顔を赤らめている

『でも抜け駆けではありません!』

アルバート様は何だか楽しそうにみえるが何を話してるんだろう





「アーサーはこれから王都とブランジュ家とを往き来してもらうことにしたんだ」


「え?」


「良かったら君からの手紙が欲しい!内容は近況報告な感じでかまわない!それをアーサーに渡して欲しいんだ!でも他に信頼する者がいない君の事は公にはできないからね!

それに君の領地にアーサーが行ったら2・3日は君のところで滞在させてもらえないか?」


「それは大丈夫ですが・・・・」


定期的に手紙?

アーサーが毎回来るの?



「そのお詫びとしてアーサーが滞在する度に君の弟のブラッド子息にアーサーより剣を指南させましょう」


ブラッドは領地に帰ると決まった時にアーサーからの指南を受けれなくなると思っていたようで

「殿下よろしいのですか?」

ブラッドは興奮気味にアルバート様に尋ねた!


「あーもちろん

アーサーからは君の事も聞いていたからね!

その代わりアーサーの滞在中は頼む」


「もちろんです!」

ブラッドの瞳は期待でキラキラしている




あ・・・・よくよく考えたらここにゲーム攻略対象者が3人もいるわ・・・・



通りでまぶしいと思った・・・・


このやり取りを見ながらのんきな事を私は考えていた・・・・





「それと・・・・これを」

アルバートは箱を取り出した


「君が使ってくれたら嬉しい」


「私にですか?」

私は箱を開けた・・・・その中には


銀色の万年筆が入っていた!しかもペンの頭のところには金が装飾されていた!


すぐに気づいて私は顔が赤くなる!


これ・・・・アルバート様と同じ色・・・・

銀色の髪に金に輝く瞳・・・・



アルバート様が私の髪飾りに触れる

「これはアーサーからのプレゼントだよね

よかったらこの髪飾りと同じくらい私からのプレゼントも大切にしてくれたら嬉しい」


アルバート様は優しく微笑む

横ではアーサーの顔が赤くなってる!


え?これどういう状況?


私口説かれてる?


「あの・・・・これは確かにアーサーからのプレゼントですが命の恩人でアーサーの感謝の証なのですが・・・・」



というとアルバート様はアーサーを見てクスクス笑った

『君の気持ちは伝わっていないんだね』

また私に聞こえない小さい声でアーサーと話してる



アルバート様とアーサーってこんなに仲が良かったかしら?




「君に会うたびに私はもっとオリヴィアが知りたくて興味がわくよ」


え?私何もしてないけど?



「早く王都に戻って来てね!君と学園に通えるのも楽しみにしてるよ」







「はい・・・・」




ゲームのスタートが近づいているのね・・・・






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