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アーサーからの手の甲へのキスにドキドキしてきた!
キャロルの
「姉様なんてただの山猿じゃない」という衝撃な言葉も忘れそう・・・・
こんな騒動があっても母様は私には何も言わない
ここまでの無視もさすがにすごい!私は空気なのだろうか?
「キャロル!あまりはしたない言葉に気をつけてね!」
と母様はキャロルに めっ!! という姿はそんなに怒ってはいない
ブラッドが私の手を掴んで心配そうに私を見る
「オリヴィアは小さい時から剣をしていたの?」
またブラッドは泣きそうになる
「オリヴィアの剣術はすごいと思うけど ケガをしないか心配だよ・・・今日だって僕をかばって・・・・」
私はブラッドの両手を握って
「大丈夫よ私は丈夫だし ブラッドがケガした方が嫌なの!」
私にブラッドを取られると思ったのかキャロルが慌ててブラッドの腕にしがみつく!
「ブラッドにさわらないで!」
さっきまで王子様にメロメロだったのにどの口が言う!キャロルの身勝手さに若干引き気味になる
ブラッドと目が合ったがブラッドも少し困った顔をしていた・・・・
馬車で父様を待っていたがそんなに時間かからず
父様が戻ってきた
父様の様子が明らかにおかしい
放心状態といった言葉が正しいかも知れない
「あなた!何かありましたの?大丈夫ですか?」
母様が駆け寄って心配する
父様はフラッとしたが「帰ろうか」と一言だけ言い馬車に乗り込んだ
馬車の中では誰1人しゃべる事はなかった・・・・
・・・・父様のあの感じ
もう悪い事しか想像できない
夕食の席で父様が大事な話しがあると切り出した
父様の表情は読めない
感情が表情に出ていないから・・・
でも次の瞬間予感は確信変わった・・・・
「第一王子様より まだ正式ではないのだが オリヴィアを婚約者候補にと言われたよ」
あぁーーーー!やっぱりゲーム通りになってしまうの?私は顔が青ざめていくのがわかった
キャロルは納得いかないようで
「何で姉様なの?姉様なんて全然女性らしくないし王子様の婚約者なんて無理よ!それなら私の方がよっぽどいいわ!」
父様にすごい剣幕で話す! 隣にいる母様は複雑な顔をしている
母様はブラッドとキャロルが結婚してキャロルとずっと一緒にいたいと思っているのだから
しかし相手が王子様となると母様も可愛い娘が王族の一員になる事を想像して心が揺れているのだろう・・・・・・・・「そうね・キャロルの方が外に出しても恥ずかしくない」とボソボソ呟いている
譲れるなら譲りたい!
あれ?候補?婚約者じゃなくて?
「嫌・・・・オリヴィア指名なんだ・・・・さすがに王族からの申し入れを私が断れない・・・・オリヴィアはどう思う?」
父様は私が普通が良いって言ってた事を覚えてくれてたのね・・・・
「どうって・・・・」
そんなの絶対いやーーーー!
暗い未来しかないじゃない!!
どうみても喜んでいない私を見てブラッドが
「婚約者候補って事は他にも候補がいるって事でしょうか?」
そう!それ!ゲームでは婚約者だったのに婚約者候補・・・・内容は少し変わってきているのかも知れない!
「そうだな・・・・どこの令嬢かは極秘らしいが」
「オリヴィアが前向きではないなら他の候補が選ばれればいいんじゃないですか?」
それならこちらが断るわけじゃないからいいかもしれない知れない
「そうだな・・・・しかし定期的にオリヴィアは王宮に行って王子様との交流と妃教育を受けなければならないが・・・・」
「わかりました!父様それぐらいなら大丈夫よ!結局優秀じゃなければ良いってことなら自信あるわ!」
変なところに自信を持っている自分がはずかしいが・・・・
まー普通の令嬢よりは令嬢らしくない自覚はあるのだからしかたない
「何で姉様なの?」キャロルはずっと不服そうだ!
今日1日キャロルは怒っている気がする
さすがに疲れた・・・・・
1日でいろいろありすぎ!!
婚約者候補・・・・
やっぱり怖い・・・・
ゲームと違うようでゲーム通りに進んでいる気がする




