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小説=試作品1号  作者: ルヌブ
プロローグ
3/16

もう少しで始まるかもしれない。

次から頑張る

私はこの何も無い空間から出ようとは思わない。


思い出してみると、私は姿が見えない。

いや、目が無いのだ。


なら何故、私の今居る空間は白い6面の部屋だと分かるのだろうか?

さっきまで見えていた気がした。


私は生物なのだろうか?

大声で誰かを呼んでみる。6面の部屋に虚しく木霊し

響き渡るがそこには自分ひとりしかいないのだろうか?


私は歩いた。壁に向かって。

何か脱出できるのだろうか?


思い出すと私には足がない

動けないのだ

まだまだ、まだ、プロローグ

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