登場人物紹介/霧の国シャドーマ編
コリシュマルド・ベツレヘム 19歳 女
ジョブ能力『占い師』を持つ美女。大人びているが実はまだ19歳。
リクトのハーレムメンバーの一人。本来なら、序盤でリクトに出会い、行く先々でリクトに助言を与えるお姉さんポジションだったが、海斗が序盤も序盤でリクトを追放したので出番がなく、デラルテ王国のスラム街で待機している状態だった。
霧の国に行くにあたり、海斗の記憶があやふやだったため、『記憶活性』の力を借りるために接触することになる。
かつて兄を殺され、復讐に燃えている。
海斗と取引をすることで、執政官討伐に協力することになる。
戦闘では水晶玉を使い、『占い』に使うスキルを駆使して戦う。その実力はハーレムメンバーの中でも上位。海斗の『影』としてヨルハと行動することになる。
カグツチ 13歳 女
イザナミの妹。妹だがイザナミは存在を知らず、カグツチも姉の存在を知らなかった。
顔立ちはイザナミを幼くした容姿。カグツチは肩にかかるほどのショートヘア。遺伝なのか十三歳のわりに巨乳で、ナヴィアが嫉妬するほど大きい。
本来は、ザンニの実験で『変異体』となり、リクトやハーレムメンバーと戦い、最終的にはイザナミに倒されその生涯を終えるはずだった。だが、海斗が救ったことで生き残り、海斗の仲間となる。
三種混合の異種人。で、ジョブは『舞姫』。武器は二刀流の小太刀。
カグツチのあとに四種、五種と異種人が生まれるようになり、さらに六種混合の異種人が生まれた。なので、三種で血の薄いカグツチは『失敗作』の烙印を押され、近く処分される予定だった。
だが、六種混合の異種人すら超える身体能力、ジョブ『舞姫』の力を利用した小太刀二刀流に加え、天才的な戦闘の才能を有していることから、海斗の次に有能な『器』である。そのことにザンニが気付くのが終盤なので、そのことを知られる前に海斗の仲間になれた。現時点の強さはイザナミより上。
異種人の特異能力である『竜鬼』をフル解放できる天賦の才能を持つ。
海斗が一番気に入っているところは『リクトのハーレムメンバーではない』ところ。
ツクヨミ 18歳 男
六種混合の異種人。ジョブ能力『格闘士』で、異種人としての身体能力を駆使した格闘を得意とする。
竜鬼形態の三段階目である『スリークォーター』の解放が可能。再生能力に特化しており、解放状態ならば心臓を破壊されない限り不死身。四肢が切れてもくっつく。
戦うことしか考えておらず、面白ければ主のザンニすら普通に裏切る。海斗に『面白さ』を見て仲間になった。現時点でイザナミよりも強い。
海斗の仲間となり、トラビア王国で過ごすことになる。ハインツと仲がいい。
コノハナ 15歳 女
ザンニの『護衛』であり、ジョブ能力『軽業師』を持つ少女。
ザンニに心酔しているが、洗脳状態でありコリシュマルドに解呪される。
軽業師としての身の軽さを利用したトリッキーな戦法を得意とする。
五種混合の異種人だが、才能はイマイチでイザナミよりも弱い。
戦闘終了後、海斗の『影』となる。
サクヤ 17歳 女
ザンニの『秘書』であり、ジョブ能力『薙刀士』を持つ少女。コノハナの実の姉で、強烈な洗脳を受けておりザンニに心酔している。
頭脳明晰な四種混合の異種人。戦闘はもちろん、家事なども得意。
心臓に巻き付いた蛇を除去後、海斗に忠誠を誓い仲間となる。
海斗の『影』となり、コノハナと共に裏で活躍する。
ザンニ 年齢不明 女
十二執政官序列六位『悪童』ザンニ。
魔族で一番の『科学者』であり、魔族に復讐するために異種人たちが生み出した『混血精製』の技術を根こそぎ奪い取り、昇華させて混合異種人を作り出していた。
魔族以外の生物は全て実験対象であり、序列三位ドットーレと協力し、いずれ復活する『魔神』の肉体を作るべく、十二種混合の異種人を作る研究をしていた。
『魔王の背骨』を海斗よりも先に見つけており、実験に使用していた。
コノハナをけしかけ、海斗がコノハナを殺さずに手元に置き利用すると考えていた。だが、海斗に作戦を読まれており、コノハナではなくコノハナに化けたヨルハによって不意打ちを喰らいダメージを負う。
最終的には自身で戦うことになるが、海斗との一騎打ちに敗北。
海斗の身体を調べたいがために海斗に協力関係を提案する。核を損傷するダメージを受けたが、寿命の半分を犠牲にし修復。力の半分を失いスカラマシュと同程度の強さに落ちるが全く気にしていない。
実は女。少年であるよう振舞っていたが、自分でも自分が女ということを忘れていた。