女官バァン
✑【女官突入】
頒布物の制作、締切間に合はず、絵房に騒ぎ起こる。
絵師三名、重臣も慌て、口をつぐむ。
そこに、女官三十五人、勢ひ勇みて扉を開き、声高らかに参上す。
「我ら、制作に参与せん!」
一瞬にして宮中、混乱と希望に満ちたり。
✒【第十一段 女官軍団の天媛熱烈告白】
宮中にて、女官三十五人、声を揃へて天媛に告ぐ。
「天媛、生涯お慕ひ申すなり♡」
宗女、胸打たれ、涙ぐみて曰く、
「尊きこと限りなし……」
宗女微笑み、指止めず描き続けたり。
女官の心意気、絵巻に映じ、宮中の空気は温かに満たさる。
✒【第十二段 夜比古? 誰それ?】
女官、問いけるに、「夜比古、如何せむ」
宗女、軽く笑ひて曰く、「此段においては、誰それ也と消去すべし」
宗女、手を滑らせ、夜比古の姿を絵巻より消す。
女官、尊さのみを描き込み、静かなる美を守る。
✒【第十三段 三十五名温泉ディナーショー(天媛熱唱)】
秘湯にて、天媛、女官らと湯に浸かり宴の準備せり。
天媛、声高く歌詠ひ、湯気をも圧する。
女官、指運び、湯煙に煌めきを散らす。
宗女、見守り、神業と称す。
✒【第十四段 天媛専用ハーレム花見(男は長上のみ)】
宮中の庭に桜吹雪舞ふ。
女官たち、天媛を囲み愛を誓ふ。
ただ長上一人、天媛を見守るのみ。
絵師、布吹雪と金粉を振り、絵巻は華麗に彩られ、眩き限りなり。
✒【第十五段 パラダイスみてぇな日常】
宮中の日常、女官、天媛と笑み交はす。
陽光に照らされ、絵巻の頁は光と彩に満ちたり。
宗女、手を拭いて曰く、
「これぞ、我らの愛と努力の結晶也」
完成の絵巻、宮中を越え、五感に響く至宝とならん。




