friends
あれはまだ、こんな事になるなど思ってもみなかった高校2年生の春。
「僕の名前は俺ヶ谷拓。自分で言うのもなんだが、凡人の中の凡人。特技も個性もない、ただの高校生だ。しかし、1つだけ、人とは違うものを持っている。それは…」
「おーいそこで何をしてるんだ?」
「よー、俊。お前こそ何してるんだ?」
「今から家帰るんだよ。」
「そうか。待ってくれ。僕も帰る。」
こいつは中学から同じの松浦俊。春になって、はじめて同じクラスになった。
「ちょっと、下校時間過ぎてるんだけど!」
この女子は、幼馴染の大林明里。普段はおとなしいのに僕たちに対してだけ厳しい。正直めんどくさい。
そう、この日までいつもと変わらない平凡な日常だった。
次の日、僕はふと目を覚ました。いつも通りに学校に行くと、先生たちは1人としていなかった。僕は、驚き教室まで全力で走った。
そこには普段とは、さほど変わっていない光景があった。教卓にはテレビが置かれていた。
テレビには文字が書いてあった。
「出席番号1〜10までがこの教室2-E、11〜20までが1階にある2-D、21〜30までが別館の教室2-N」と…。
読んでくれた人ありがとうございました。
麻呂すけです。ちなみに、主人公の出席番号は8番です。
この後の展開も楽しみにしてて下さい。
今日の言葉!
肉食べたい!