似てる物がたくさんあると気持ち悪い
二日後、ノーチラスは巨大重力震があった宙域に着いた。『この宙域か。』『そのようです。』『この宙域を捜索、調査隊を編隊後、160秒後に捜索開始。』『了解。』
『・・・で、俺達が駆り出されたって訳か。』『そういう事だな、シンジ、何か見つかったか?』『何も、あるのは岩ぐらいかな。』『あっちもまだ見つけてないようだな。』『ん?』『どうした?シンジ。』『5秒後にワープアウトする物がある!』『何!?』『距離は!?』『ここから5キロ先だ!』5キロ先の空間が歪み巨大な物体がワープアウトしてきた。艦長、『なんでしょうあれは。』『分からん、ただ。』『ただ?』『あれは人類が創った物ではないのは確かだ。』それは巨大な卵の形をしていた。『調査隊は直ちに帰還させてそのまま待機。』『了解。』
10分後、その巨大な卵はワープして消えた。
『あれ一体なんだったんだ?』『さぁ?』『メタルエッグに似てたね。』『同じ物か?』『っと言うより、同じ文明の物だな。』『じゃあメタルエッグもワープしてきたって言うのか?』『そこまでは分からんよ。』
ブリッジ
『あの時のワープで消えてしまったか。』『はい、半径約2キロ四方の漂流物が超空間に引きづられました。・・・これは推測ですがあれはそのために来たのではないのでしょうか。』『・・・証拠隠滅っと言う事か。』『あくまで推測ですが。』『・・・連合本部には恒星の寿命による超新星と伝えてくれ、これは我々だけで調べておくとしょう。』『了解。』
展望室 ドリンクバー
『ッつうかさぁ、仕事あれだけ?』『あれだけだな。』『本当に暇だなぁ。』調査から帰還して1時間、あれ以外とくにやる事無くぶらぶらとしていた。
『じゃああたしに付き合って。』『へ?』後ろを振り向くとルル・ベルがいた。『『あっ ケンゴの彼女。』』カツミとシンジ棒読みでハモって言った。『!!!なっ何よ!』『で、何に付き合ってだって?』『ちょっ、ちょっと買い物に付き合って。』『あいよッ。』ケンゴは先に入り口に向かったがルルはカツミ達に質問された。
『あいつのどこが好きになったんだ?』『え!あっ・・・そっ・・・あっ、あの、優しいところ、かな。』『ほほう。』『なるほどなるほど。』カツミ、シンジの二人は悪い顔していた。『おいおい、あんまりいじめんなよ、さぁ、いくぞ。』『えっあっうん。』ケンゴはルルの手握って走った。っと言うよりカツミ達から逃げた。『逃げやがったな。』『ッチ。』今だ悪い顔。