星空を進む大海の剣
なんか「トップをねらえ!」に似てるけど全然関係ありません。
10年前、太陽系から30光年離れた宙域。
『隊長!早く行って下さい!ここは自分が残ります!』『そう言う訳には行かない!』その隊長の機体は部下の機体を掴むと脱出船に向けて投げ付け自分はそこに残った。『隊長ー!』脱出船はその部下の機体を収納すると緊急ワープをしてその宙域から消えた、そしてそこに残っていた隊長機は敵に向かって行ったが無惨に散って行った。そこで夢は終わり、アルス・カバラは起きた。『ッはぁぁぁ!・・・ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、・・・あれから10年か・・・』時刻は深夜3時、窓を開けると夜空を見上げると満天の星空だった。『・・・待っていろよ、破壊獣どもめ!』そう言うと窓を閉め静かに眠りに着いた。
一週間後、ブルンス基地、『必要な物だけ持って来たかッ!』『はいッ!』教官の大声に対し新米軍人達も大声で返事をした。『ではこれよりシャトルに乗り衛星軌道にある戦艦に搭乗する。シャトルは約30分後に発進する。それまでに乗っておけ。以上。』それから30分後、
シャトルは打ち上げられた。『お前何持って来た?』『俺は歯ブラシとかそんな物かな、シンジは?』『僕はMPとカメラと後いろいろかな、ケンゴは?』『俺はマンガにゲーム、後お菓子だろ、それから・・・』『もうわかったよ。』『つまりは修学旅行セットな。』まるで修学旅行でする会話である。他の奴らもそんなとこである。『よーし、お前ら左側を見ろ!』『なんだ?』『隊員全員が左側の窓を見た。『うおーでけー!』そこには巨大な戦艦があった。『あれがお前達が約三ヶ月乗る戦艦、ノーチラスだ。』 第一世代型超光速航法巨大戦艦 ノーチラス 全長約7000メートル、幅500メートル、高さ300メートル、形状、流線形雫型、現在軍が所有する戦艦の中で一番大型の艦である。艦内には長期間の航宙中でも疲労感を出さない為に飲食店等が設けられてる。
他にも研究所、温泉、畑、ジム兼トレーニングルーム、等がある。
また、元素転換システムによりゴミを資源物に変えたり畑で採れた野菜を肉類や魚類などのタンパク質資源に変える事ができる。エンジンは縮退炉という物であり、プレゼンターからの技術である。教官が艦の説明している内にシャトルは戦艦の中に入り隊員は降りて、艦内にある体育館(?)に集合させられた。『なぁ。』『なんだ?』『なんで戦艦の中に体育館があるんだよ。』『しらねぇよ』やはり疑問に思ってしまった。その疑問をシンジが答えた。『なんでもこの艦の艦長がいつまでも青春を忘れないように作ったらしいよ。』『意味がわからん。』『なんだその理由。』事実、艦を造る時一番苦労した場所である。『こらーッ!私語は慎め!』『『『はーい。』』』そこに白髭を生やしたこの艦の艦長である三船 康介がまるで校長のように体育館のステージを上り、演説をするように隊員に敬礼をした。『みなさん、おはようございます。』『おはようございます。』まさに朝の朝礼である。『これから君達は太陽系を出て遠征を行う。君達に必要なのは・・・』まさに校長の長話しである。 20分後、『君達の健闘を祈る!』敬礼をして艦長は体育館を出て行き、隊員達は三人グループに分けられそれぞれの部屋に行った。当然あの三人は一緒だった。『俺達の部屋はここか。』中に入ると旅館のように畳が敷かれありその上に机がありその上にせんべいの入った皿があった。『・・・ここ本当に戦艦の中?』『こっちには布団があるよ。』『これもあの艦長の仕業か?』三人が艦長の事を疑っていた頃ブリッジでは、『ヘックション!』『風邪ですか?』『誰か噂でもしているんだろ。』『そうですか。』『予定通りに事が進んでるようだな。』『はい。このままですと予定通りに午前10時にはワープができると思います。』『そうか。・・・はっはっはっ、ハクション!』『やはり風邪では?』『ズズー・・・かもしれん。』