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修学旅行で泊まる夜の旅館でよくある感じ

巨大な卵型物体の出現から一週間後の深夜12時。

移住ブロック男性用『暇だなぁ。

』『全くだ。

』『と言っても夜の12時だけどね。』『『『・・・寝るか。』』』やる事もなくこのトリオは寝た。しかし今だ寝る事も無く起きていた姉妹がいた。電脳世界、そこは様々なAI達が人間のように生活している世界。こちらも設定的には夜12時。この世界の街のマンションに静達姉妹は住んでいる。『ただいま〜』『おかえり。遅かったね。』『いや〜書類が山になっててさぁ、やぁっと終わってきたのよ』『そう、何か食べる?』『いや、寝るわ。』そう言うとレオナは寝室に向かった。『おやすみなさい。姉さん。』『おやすみなさい。レオナ。』この姉妹も寝てしまった。

再び現実世界。艦内25ブロック

『少佐、機体はほぼ完成しました。』『ほぼ・・・か。』『はい。後はパイロットととのオーラシンクロチェックだけです。』『パイロットは見つかったか?』『いえ、まだ捜索中です。』『そうか・・・一体誰なんだ、勝手に登録したのは。』『困ったもんですね。』パイロット名は登録したパイロットが機体に入って初めて出るものだから未だ名前が特定されてなかった。

12ブロック 艦内バー

『しかし艦長、見事に焼けてますな〜』副長と艦長が中で酒を飲んでいた。『そうだろ、これからは

「ブラックパール」と呼んでくれないか?』艦長はかなり酔っていた。『(黒い真珠?)そ・・・そうですか。』早く艦長を部屋に送ろうと副長は思った。

移住ブロック 女性用

『ねぇ、ルル。』『何?』『好きな人できた?』『!!!な なんで!?』顔を真っ赤にしてルルは聞いた。『だって最近化粧とかするようになったじゃん。』『そー言えばそうだよね。』『いや・・・あ・・・べ 別に。』『誰なの?ねぇ。』『誰誰?』二人に迫られてルルは顔を隠しながら言った。『ケ・・・ケンゴ。』『ケンゴってあのケンゴ!?』『うん』『あの三馬鹿トリオのケンゴ!?』『・・・うん。』『どこが好きになったの!?』『あの・・・えっと・・・』高校生の修学旅行中の旅館でする会話をしていた。(ちなみに名前はルル・ベル、最初に茶化したのがラン・ファン、二番目に聞いたのがレベッカ・リンクス。)

深夜2時。10ブロック トレーニングルーム

『フンッ! ハッ! オリャッ!』一人ケンゴが自主トレをしていた。理由は自分だけ眠れずにいたから。『相変わらず頑張るね、ケンゴ。』後ろを振り向くとルルがいた。『ルル・・・どうしたのこんな夜中に。』『ちょっと眠れなくてね。ケンゴは?』『俺も同じかな。』『ふぅん、はいこれ。』手に持っていたジュースをケンゴに渡した。『お、サンキュー』二人は廊下に出てベンチに座った。『あのね、ケンゴ。』『ん?』『私たち付き合ってるのばれちゃった。』『え?』一応二人は周り(カツミ、シンジ以外)付き合ってる事を隠していた『ごめんね、あんまりにも迫ってきたから、つい・・・』『いや 俺は別にいいけど。

』『本当?』ルルは涙目になっていた。

『本当だよ。』ルルは泣きながらケンゴに抱き着いた。『ウェェェェェェェンッ!!!』『おーよしよし(何故泣く?)』その光景を廊下の曲がり角からランとレベッカが覗いて見ていた。『ねぇねぇ。』『何?』『なんでルル泣いてるの?』『さぁ?もしかしてあいつが泣かしたのか?』』『えー!マジで!?』『そりゃないだろ。』『ケンゴはそんな事しないよ。』ラン達の横にカツミとシンジが同じように覗いていた。『あんた達何やってるの?』『お前らと同じ事だよ。』『やっぱり気になるの?』『そりゃなるよ。』4人の強い視線がケンゴとルルに当たっていた。『(なんだ?この気配は!?)』ケンゴは熱苦しい視線を感じたが泣いているルルを慰める事で精一杯だった。『と とりあえず温泉にでも行くか?』『うん・・・』『よし行こう。』ルルの両肩を持って温泉浴場に向かった。『あいつ今どこに行くって言ってた?』『わかんない。』『温泉に行くと言っていたぞ。』四人が後ろを振り向くとそこには副長が艦長を担いでいた。『『『『ふっ副長!』』』』ビシッと敬礼をした。『こんな時間に何をしているのだ?』『いや・・・あの・・・その・・・』『まぁだいたい予想がつくが余り関心せんなぁ。』『『『『スイマセンでしたぁー!!!』』』』四人は猛ダッシュでその場から逃げ出した。『全く、さぁ艦長帰りますよ。』『うぅむ・・・ウッ!?』『・・・吐かないで下さいよ。』

温泉浴場(深夜1時から4時まで混浴時間)

『落ち着いたか?』『うん・・・』浴場はケンゴとルル以外いなく貸し切り状態になっていた。『背中洗ってやるからこっちに来いよ。』『え!あっえっうっ いっいいよ!自分でやるから!』『いいから、ほら。』ケンゴには下心はないがルルはかなり緊張して顔を真っ赤に染めていた。

それから1時間後、二人が浴場から出て来るとそこには副長がいた。二人はビシッと敬礼をした。『君達付き合ってるのかね?』『『はっはいッ!!』』『そうか、まぁ、友達には気をつけてる事だよ。』ケンゴの肩をポンッと叩いて浴場に入って行った。『どういう事だ?』『さぁ。』二人は別れて自分達の部屋に戻った。『ふぁ〜、さてと寝るか。』『『Zzz〜』』他の二人はダッシュで戻って来てやる事ないのですぐに寝た。

艦内は静まり返りしばしの間、静寂だけが艦内を支配した。

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